昨夜、スティーブ・クロッカーとご飯を食べた。以前にもデビッド・アイゼンバーグを通して会ったことはあったんだけど、最近は彼がICANNのボードメンバーのセキュリティおよび安定性関連の渉外担当であることもあって、顔を合わせる機会がずいぶん増えた。なんといってもRFC 1の作者として有名な人だ。

彼の会社シンクロがつくったソフトウェアの話を聞いたので、今日試してみた。これは、僕が抱えていたいろんな悩みを解決してくれるソフトだ。基本的には「暗号化の面で非常に堅牢かつクロス・プラットフォームなコラボレーションツール」という説明ができるだろう。グループを作成してファイルを共有したり、IRCのような共有のチャット空間をつくったり、デスクトップのスクリーンをグループのメンバーと共有したり(そう、これも異なるプラットフォーム間で可能)といったことができるようになっている。共有ファイルはバックグラウンドで変換されてDIFF形式でユーザー間を行き来し、受取人によって復元される。よくある「友達リスト」が付いたインスタント・メッセンジャーも使える。すごいのは、すべてのデータ転送が256ビットのAES暗号鍵と2048ビットのRSA暗号鍵で暗号化されているということ。すべてのメッセージが固有の暗号鍵で暗号化されていて、その鍵がRSA暗号鍵で保護されている。いろんなコンファレンスや公共の場所で人のインスタント・メッセージやその他の通信に鼻を突っ込んで回る人がいることを現実に知っている僕としては、非常に重要な機能だ。

グループ内でのファイル共有用のフォルダは、実に気の利いた設計になっている。フォルダにファイルをドロップするだけでよくて、誰がそのファイルを受け取ったか、どんな変更がなされたかもわかる。ボードミーティングやらコンファレンスやらの前になると送られてくる山のような添付書類や情報のアップデートに比べると、はるかに使い勝手がよくて整理されている。

いろんな点でGrooveにも似ているけど、もっと軽くて、かつ重要なのはクロス・プラットフォームであるということ(Mac、Windows、Linux、Free BSDで使える)。

www.shinkuro.comでダウンロードできる。今のところフリー。登録すればすべての機能を使うことができる。僕を友達として登録したりあなたのグループに招きたいと思ってくださる方のために書いておくと、僕のIDは「jito!shinkuro.com」です。以前にも書いたけど、僕は「電子メールは死んだ」と思っているので、こういう、ポスト電子メール時代をサバイブするためのツールはとてもありがたい。

オリジナル:Shinkuro

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