2008年12月 Archives

Happy New Year
Photo by Joi Ito, Design by Matsuichi

旧年は、世界的にも厳しい一年でしたが、同時にたくさんの人とのつながり やサプライズの年でもありました。
中でも一番にご報告させて頂きたいことは、私と瑞佳が10年の交際を経 て、結婚したことです。
(ご覧下さい-> http://joi.ito.com/jp/archives/2008/12/03/005336.html
また、旧年に始まりました中東での活動を更に深めるために、今年はドバイ に 移住致します。
2009年が皆さんにとってエキサイティングで"Change"の年でありますよ うに。
また、この私の旅路が、皆さんや、世界中に拡がる友人たちの幸せにつな がっていくことを願っています。

写真集「Freesouls」の豪華ボックス版50部と、限定版1024部の印刷が完了した。これらの限定版は通し番号付きで、Christopherがウェブサイト上で直接販売する。Christopherとしては様子を見てけっこう需要があるらしいことがわかったら普及版の印刷も考えているようで、そうなれば広く入手が可能になる。

この一件を進めているChristopherとウェブサイト担当のBorisに感謝。

実際のところ、本書に登場している人の数を、買いたい人の数が上回ってくれるかどうかというところからしてわかんないけどね。 ;-)

The HUB

WITNESSでは16年前から、人権の向上のために、動画の効果を利用しています。この度、12月10日の世界人権宣言60周年を記念し、短い動画を作成しました。この動画ではWITNESSのスタッフが各々、世界中で起こっている人権侵害に対して自分の目を開かせるきっかけとなった画像について話しをしています。この動画で言及されている画像に関する詳細は、こちらからお読みいただけます。そして今度は、あなたの声を聞かせてください。

WITNESSスタッフによる世界人権宣言に関する動画だ。是非ご覧いただき、皆さんからもご意見をいただきたい!



Jesse Dylan(will.i.amのビデオクリップ「Yes We Can」の監督)による動画CC-BY-NC-ND-3.0ライセンス下で提供)


ウェブの利点を科学に応用する

サイエンス・コモンズ

サイエンス・コモンズでは、ウェブに対応した、より迅速で効率的な科学研究のための戦略やツールを企画しています。研究に不要な阻害要因を特定し、それらを軽減するための法律的ガイドラインや法的協定を作成し、研究・データ・素材の入手および利用をより容易にするための技術を開発しています。

サイエンス・コモンズの目標は、データから発見への移行を加速させること、すなわち、研究の価値を引き出し、科学者の皆さんが従事する研究の恩恵をより多くの人々が受けられるようにすることです。


サイエンス・コモンズは、クリエイティブ・コモンズの新しい重要な一側面だ。クリエイティブ・コモンズをベースとしてはいるものの、「科学者向けのクリエイティブ・コモンズ」と言えるほど単純なものじゃない。実際は他の要素もたくさんあって、この過度の要約を正して説明するのにはこれまでも苦労してきた。サイエンス・コモンズについての理解を容易にしてくれるこの素晴らしい動画を作ってくれたJesse Dylanに感謝したい。


House of Light from Joichi Ito on Vimeo.

House of Light(光の館):Joichi ItoによるVimeo投稿

JoshuaがPingMagでJames Turrell(現代美術家ジェームズ・タレル)がデザインした「光の館」について読んだことで、グループで泊まりに行ってみようということになった。しかし結局、いつものことだけど、お互い多忙になってしまい、僕ら2人だけで行くことになった。

住居兼アート施設である「光の館」は、日本の中でも比較的人里離れた地方である新潟県十日町市にある。「越後妻有アートトリエンナーレ」で有名なところだ。7人まで宿泊可能の美しい家屋で、日本式の風呂、寝室、台所を備えている。一番の見どころは部屋の一つが日の出と日の入り時にうまくディスプレイと化し、天井が開き、天井周りの照明の中に空が見える。

家屋全体に非常に日本的といえる細部へのこだわりがあり、実用的で暮らしやすいレイアウトになっていて、よくデザインされたインスタレーションアートといった風情だった。

きれいで落ち着ける場所に集い週末を過ごしたいという最大7人までのグループなら、誰にでもおすすめできる。

上の動画に加え、写真もいくつか撮った。

Downloadable MP4

 今年は、デジタルガレージのNew Context Conferenceと、Ellen Levyが主催する「Silicon Valley Connect」が共同で、シリコン・バレーから東京への訪問者のためのプログラムを企画した。Silicon Valley ConnectはEllenが運営しているプログラムで、シリコン・バレーの企業の幹部や業界のリーダーたちを世界の様々な場所へと連れていくというものだ。そして今年は、我々は訪日を企画したというわけだ。

 我々は「文化プログラム」として、あらゆるオタク、アニメ、電気関連のメッカである秋葉原のツアーを行うことにした。僕はツアーの先導を、大親友、Danny Choo(ダニー・チュウ。有名なシューズデザイナーJimmy Choo=ジミー・チュウの子息)にお願いした。僕はDannyのことを「プリンス・オブ・秋葉原」と呼んでいる。彼は日本のオタク文化の世界的権威の1人であり、日本に関する屈指の人気の英語ウェブサイトを運営している。

Dannyは秋葉原で、スター・ウォーズのストーム・トルーパーに扮し、愛と幸せをふりまいて歩くのが大好きだ。相棒のダース・ベイダーがしばしばこれに同道するわけなのだが、着ぐるみの中はというと、同じく、日本に関する大人気ブログをもつHector Garcia氏だ。(DannyがCNNに自分のこの趣味について話している動画

 僕がこの話しをXeni Jardinにしたら、Boing Boing TVの番組にしたら面白いんじゃないかということになったんだけど、どうやらその見込みは正しかったみたいだ。

 参加者、協力者の皆さんに感謝します。

 シリコン・バレーからは、Ellen Levy(LinkedIn)、Ken Glidewell、Loic Le Meur(Seesmic)、Geraldine Le Meur(Le Web)、bunnie Huang(Chumby)、Jean-Marie Hullot(Fotonauts)、Matt Flannery(Kiva)、Julie Hanna Farris(SocialText)、Chamath Palihapitiya(Facebook)ら、諸氏が参加してくれた。

 楽しい動画なので是非。


Six Apart Japan 5th Anniversary Party from Joichi Ito on Vimeo.

今日はSix Apartの日本法人(シックス・アパート株式会社)の5周年で、僕は設立のいきさつやNob(代表取締役の関信浩氏)についての面白い話などを話すことになった。

今日の動画用に人々の姿を撮ってみることにした。画面切り替えのタイミングは音楽に合わせるようにしてみた。「曲」はGarage Bandを使って作成している。

この安っぽいランダムループはひとまずプレイスホルダーとして入れておいて、まともなトラックを作るつもりだったんだけど、一日分の気力を使いきってしまった......。

それにところどころ色が飛んでいたり、ホワイトバランスが少しずれている感じがする。カメラ上でもっときちんとホワイトバランスをとるか、でなければ色を後処理することを考えた方がいいかもしれない。

それにしてもこの動画一日一本という試み、はたしていつまで続けられるだろうか......。

この動画は、85ミリf/1.2レンズつきのCanon5D Mark IIを使用して1080iで撮影し、Final Cut Expressで編集、720pにエクスポートした。曲はGarage Bandで作成した。

再生は「HD」モードにしていただくのをお忘れなく。


Mizuka and Joi's Wedding from Joichi Ito on Vimeo.

Mizukaと僕は今日結婚した。僕たちは印旛村の役場に行って婚姻届けを提出し、それから近くにある宗像神社に参拝した。

結婚は2度目なので、今回はできるだけ質素にすることにしたんだ。

一つだけ質素とはいえないことがあったとすれば、それは機材をセットして自分たちを撮影したことかな...

皆さんのほとんどが知っているだろうけど、ヨルダンのラーニア王妃が YouTubeの本人公式のチャンネルで YouTube Visionary Award を受賞した。下の動画は王妃による、デイヴィッド・レターマン風の受賞スピーチだ。かなり笑えるものになっている。

ヨルダン王家にはユーモアのセンスがとても優れた方々が多くていい。僕が以前出席した会議では、アブドゥッラー王子が、講話のひとことめに、「We find ourselves between Iraq and a hard place」(「between a rock and a hard place」で「どうしようもない状況」の意。Iraqとa rockの発音が酷似)などとジョークをとばしていた。 ;-)

ヨルダンは僕にとって、急速に大好きな国の一つになりつつあり、再び訪れる機会が待ち遠しい。以前行った時にはリム王女にお会いし、強い感銘を受けた。彼女が行っているジャーナリズムと映画を振興する取り組みは影響力があり、感銘深いものだった。ヨルダンの指導者たちによる、世界の他の国々とのオープンで巧みなコミュニケーションは、西側世界がアラブ世界に対して抱いている不当なステレオタイプのいくつかを打ち消すのに大きく貢献しているように思える。

ラーニア王妃、ヨルダンの皆さん、おめでとうございます!

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