# 第11回目のポッドキャスト配信：「NFTは、アート業界に革命を起こすのか？」森美術館特別顧問の南條史生さんと考える

- Date: 2021-12-27T02:30:00Z




森美術館特別顧問で美術キュレータの南條史生さんとのクロストークの様子南條さんとは20年以上の付き合いになります。南條さんは素晴らしいネットワークと膨大な経験をお持ちで、さらに新しいものや新しい人に対する適切な「初心者の目線」を忘れず、好奇心と積極性を原動力に最先端を走り続ける最高のキュレーターだと思っています。

私は長年にわたって南條さんからアートについて多くのことを学んできましたが、NFTへの長い旅路も南條さんとご一緒できるということでとてもワクワクしています。

今回のクロストークはこれまで南條さんと交わしてきた多くの会話と同様に、刺激的で、面白く、心地良いものに仕上がりました。皆さんと共有できることをとても嬉しく思います。

今回は、ポッドキャストに加えて、ビデオも用意しました。ビデオの方が編集されておらず、会話をほぼ全てお楽しみいただけると思いますので、お時間のある方はそちらをご覧ください。

\- Joi

## NFTアートの新しい教科書としてオススメしたい！

こんにちは。番組スタッフのシナダです。今週のポッドキャストは、年末スペシャル！N&A代表、森美術館特別顧問で、美術キュレータの南條史生さんが運営するYoutubeチャンネル「[N＆A アートトーク](https://www.youtube.com/channel/UCf6DSjCcjcDpYxuE-HWE3nQ)」との特別コラボ企画になります。いつもはインタビュワーとして、質問を投げかける立場のJoiさんですが、今回はインタビューを受ける立場となりました。南條さんが投げる質問はキレッキレで、かつJoiさんの回答もキレッキレ（語彙がなく申し訳ない）で、テックに全く疎いシナダでもすっと情報が頭に入ってきました。

NFTアートと現代アートの関係とか、イーサリアムとビットコインの違いとか、イーサリアムとNFTの関係とか、なんだか分かってるつもりでいて、分かっていなかったことがクリアになった気になりました。ま、まだ全然理解してないんですけどね...。NFTアートの新しい教科書をお探しの方！ぜひ、#11をお聴きください！そして、NFTの教科書的な出版や番組をお考えの方！ぜひ一緒にやりましょう！



## 変革の道への基礎知識

さて、今週は数多くの美術作品や人物名、そして固有名詞などが登場しました。可能な限り羅列していきたいと思いますので、番組本編とともにお楽しみくださいませ。


### デジタルキャッシュという本
正しくは、[「デジタル・キャッシュ―「eコマース」時代の新・貨幣論」](https://www.amazon.co.jp/gp/product/4478371881/ref=dbs_a_def_rwt_hsch_vapi_taft_p1_i0)になります。中村隆夫さん（後述）との共著です。1996年の時点で既に本が書けるほどデジタル通貨について考えてたんですねえ。ちなみにamazonでは現在110円で取引されています。これから値上がりするかな...。

### 日銀の中村隆夫さん
96年当時は日銀で主に決済リスクの軽減システム作りに携わってらっしゃったようですが、その後退職。Joiさんが創業したデジタルガレージの副社長を務め、その後Joiさんが会長だったインフォシークの初代社長を務め、そしてその後弁護士先生になられたようです。最近だと、[あの会社に関する調査](https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC10CFT0Q1A610C2000000/)なども行っているみたいです。

### [Digital Currency Initiative](https://dci.mit.edu/)

MITのメディアラボ内に立ち上げられたプロジェクトで、ブロックチェーンとデジタル通貨に関する研究をおこなっているそうです。2020年には、米連邦準備理事会（FRB）傘下のボストン連邦準備銀行と共同で仮想デジタル通貨の構築に関する研究プロジェクトが発足しています。[Youtubeチャンネル](https://www.youtube.com/c/MITDigitalCurrencyInitiative)や[Twitter](https://twitter.com/mitDCI)もあります。

### スマートコントラクト
買い手と売り手の間の契約条件がプラグラミングされた自己実行型の契約のこと。プログラムとその契約内容は、分散された非中央集権型のブロックチェーンネットワーク上に保存されています。取引は後から追跡可能で、かつ不可逆的。ま、簡単にいうと、ほぼ自動で締結でき、半永久的に保存が可能な契約書のようなものだと理解してます。


### [Animoca](https://www.animocabrands.com/)
ブロックチェーンを使ったデジタルエンターテインメントやゲーミフィケーションを実現している香港を拠点とする会社です。ディズニーやドラえもんなどのキャラを使ったプロダクトを開発しています。また、さまざまな企業にも投資していて、NFTアートの取引アプリ[OpenSea](https://opensea.io/)なんかにも投資しているそうな。

### [CryptoPunks](https://www.larvalabs.com/cryptopunks#)
NFTの人気アートコレクションのひとつ。ピクセルで描かれた人物画で、その数１万種類。なんと最初は無料で配られたんだそうです。現在は、売買がどんどん行われ、これまでの取引総額は62.65万イーサリアム、日本円にして2940億円とか。取引される度にアーティストに還元されることを考えると、いやはや、すごい額です。

### [Bored Ape Yacht Club](https://boredapeyachtclub.com/)

「やることなくて飽き飽きしてる猿が所属するヨットクラブ」という不思議な名前のNFTアートコレクション。シナダ的には最初、このアートが何千万もするのがあんまり理解できなかったのですが、Joiさんからコミュニティやパーティの話を聞いたら俄然欲しくなってきました。ま、買えませんけどね。ヨットクラブということでちょっと上流階級な感じを彷彿とさせつつ、原宿のBathing Ape的な匂いも感じさせるあたりがニクいですね。Joiさん所有のエイプは[こちら](https://opensea.io/assets/0xbc4ca0eda7647a8ab7c2061c2e118a18a936f13d/8452)。ちなみに会話の途中で登場するMutant Bored Apeは[こちら](https://opensea.io/assets/0x60e4d786628fea6478f785a6d7e704777c86a7c6/27767)。


### ダミアン・ハーストの１万点のアート
イギリスを代表する現代アーティストの[ダミアン・ハースト](https://www.damienhirst.com/)が、今年７月に発表したNFTアートのコレクション。題して「The Currency（貨幣）」。ホログラムやサインなども入った実物版とNFT版の２種類があるそう。



### [Discord](https://discord.com/)
グループチャットのソフト。誰でもサーバーを無料で立ち上げることができ、密なコミュニティを作ることができます。また、いろんなプログラミングを実装できるので、NFTやトークンなどを活用しながら、コミュニティ形成が可能。ま、いわばカジュアル版slackみたいなものですね。

### MoonCat
2017年にローンチしたオリジナルのNFTコレクションで、世界で２番目に古いNFTアートとされています。（ちなみに１番目はCryptoPunks）しかし長い間、日の目を見ることはなくプロジェクトは終了。しかし、今年の３月[あるツイート](https://twitter.com/ETHoard/status/1370268082841604098?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1370268082841604098%7Ctwgr%5E%7Ctwcon%5Es1_c10&ref_url=https%3A%2F%2Fdecrypt.co%2F61316%2Fan-ancient-nft-project-called-mooncats-is-eating-up-ethereum)をきっかけに突然大ブームに。そこから、MoonCatを救い出せ！というプロジェクトMoonCatRescueが発足し、ブロックチェーンから救出させることに成功したのです。ちなみにJoiさんが持っているというMoonCatは[こちら](https://opensea.io/assets/0xc3f733ca98e0dad0386979eb96fb1722a1a05e69/17286)。


### クリエイティブ・コモンズ
クリエイティブ・コモンズとは、さまざまな作品の適正な利用を促進するために設立された団体。Joiさんはかつて、クリエイティブ・コモンズのCEOを務めていました。クリエイティブ・コモンズはシナダのようなコンテンツ制作者にとってはとっても有難い存在。このライセンスを著作者があらかじめ表示してくれていると、毎回連絡する手間が省けるので必ずチェックする項目の一つです。ちなみに、Joi Ito's PodcastのCCライセンスはCC-BY-4.0。原作者のクレジットを表示すれば、営利目的での二次利用や改変もOK！というものになります。

### ガス代
イーサリアム・ブロックチェーン上での取引手数料のこと。燃料と呼ばれることもあります。ガス代は、ネットワーク上のマイナーと、処理能力を求めるユーザーとの間の需給バランスによって決定しているそうで、価格は変動します。ま、簡単にいうと取引の承認や記録を行うマイナーに対して支払う報酬となります。

### [アルスエレクトロニカ](https://ars.electronica.art/)
1979年にオーストリア、リンツで設立された団体で、世界中のアーティスト、科学者、技術者、デザイナー、開発者、起業家、活動家などと共にデジタル革命についての分析や助言などをおこなっているそうです。新しいテクノロジーが私たちの生活や仕事をどう変えていくのか？を中心に考えているそう。同年には、芸術家や科学者などが集うスエレクトロニカフェスティバルを開催しているそう。

### シェパード・フェアリー
アメリカのストリート出身のアーティスト。OBEYと書かれたポスター[OBEY GIANT](https://obeygiant.com/)や、オバマ元大統領のHOPEのポスターなんかを作った方です。最近では、[NFT](https://nft.obeygiant.com/)を発売し瞬く間に完売したそうです。買えばよかった...。


### [Cryptovoxels](https://www.cryptovoxels.com/)（クリプトボクセル）
イーサリアムのブロックチェーンを利用した仮想世界とメタバースです。プレイヤーは土地を購入し、店舗やアートギャラリーを建てることができるそうです。なにやらJoiさんは、この土地で近々「あること」を計画中なんだそうです。ああ、言いたい！でもまだ内緒です。情報解禁日まで少々お待ちください。


### ゲルハルト・リヒター
1932年にドイツで生まれた現代アーティスト。具象、抽象、写真、映像、ガラスや鏡などを用いた作品を数多く発表しています。来年90歳を迎えるそうで、それを記念した[展覧会](https://richter.exhibit.jp/)が来年、近代美術館や豊田市美術館で開催されます。

## お年賀NFTをお送りします！
番組を最後までお聞きになった皆さんは、もうご存知ですね。番組からみなさまにお年賀のNFTをお送りしようと準備を進めています。まだまだ間に合います！おたよりのコーナーかコミュニティ醸成実験のコーナーに応募してください。ETHアドレスの取得はマストです！大切なことなので二回言います。ETHアドレスは取得し、フォームに必ず明記してくださいね。ETHアドレスの取得方法が分からない、という方はぜひ下記「ETHアドレスの取得方法」を参考に取得してみてください。


## おたよりを募集しています

番組では、リスナーの皆様からお便りを募集しています。番組に対する意見はもちろん、Joiさんへの質問があればぜひ投函ください。番組に貢献してくださったリスナーには番組オリジナルのNFTをプレゼントしています。メッセージは[こちら](https://airtable.com/shrKKky5KwIGBoEP0)よりお寄せください。

## 番組コミュニティ醸成実験を行っています
番組では、リスナーの方々とコミュニティを作る実験をしています。この実験に参加をご希望の方は[こちら](https://airtable.com/shrbDbYUBoFgkg0tY)から参加メンバーの登録をお願いします。メンバーのダイバーシティを考慮しながら、徐々にメンバーを拡大していく予定です。参加時期がきましたら、スタッフから個別に連絡をさせていただきます。興味のある方、まずは登録だけでもしてみてはいかがでしょうか。


## ETHアドレスの取得方法

ETH取得には、ウォレット（お財布）をインストールする必要があります。このウォレットはブラウザに拡張機能として導入したり、スマホにインストールすることで、仮想通貨やNFTの管理や送金、受け取りなどが可能になります。

代表的なウォレットはmetamaskと呼ばれるもので、使用料は無料です。もちろんこれ以外のウォレットを使用する場合も、もちろんOKです。

ここではmetamaskを例に登録方法を説明します。

### １）まずは、metamaskにアクセスしてみましょう。

https://metamask.io/

### ２）サイト内に記載してあるdownloadをクリックし、インストールします。
downloadボタンをクリックした後は、インストール先を選択します。ios、andoroidへのインストールのほか、google chromeに拡張機能として導入することも可能です。

任意のInstallボタンを押して、必要事項を記入しインストールを進めてください。

また、登録の段階でパスワードとシークレットリカバリーフレーズをきちんとメモするのをお忘れなく！！

### ３）パブリックアドレスを確認

インストールが無事済むと、アカウントのホーム画面が表示されます。



Chrome拡張機能版の表示内容



スマートフォン版アプリの表示内容


赤枠で囲まれた暗号のような数字とアルファベットをクリックしてください。この暗号みたいなものが、あなたのパブリックアドレスとなります。銀行預金でいうところの、預金番号のようなものですね。

### 4）パブリックアドレスをコピーし、メールフォームにペーストしてください

ウォレットを登録したら、ETH アドレスをコピーし、メールフォームにペーストしたら完了です。




## お送りした番組オリジナルNFTの確認方法

walletは、日本語にするとお財布なので、送られてきたNFTが見れる...、と思いきやそうではありません。NFTを見るには、OpenSeaなどのプラットフォームをwalletと連携させる必要があります。

ここでは[OpenSea](https://opensea.io/)でwalletをリンクさせ、送られてきたNFTを確認する方法をお伝えいたします。

### １）OpenSeaとWalletをリンクさせる
[OpenSea](https://opensea.io/)にアクセスいただき、一番右のお財布マークをクリック。
お使いのウォレットを選択し、同期させます。


### ２）コレクションを表示させる
お財布の隣にある丸いマークを押すことで、現在お持ちのNFTを確認することができます。

### ３）Hidden に入っているNFTをコレクションに移す
「Hidden」と記載された欄をクリックいただくと、送られてきたNFTが表示されます。ここで、３つ点が表示されているエリアをクリック。すると、Unhideという項目がでてくるので、これを選択してください。





では今週は以上！新年は1月10日配信からスタートです！





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