# 第３シーズン第60回目のポッドキャスト配信：茶道の記憶をオープンソースに：デジタル時代の文化継承の形とは｜伊藤穰一 x 伊住禮次郎

- Date: 2025-04-15T01:00:00Z


茶道にはいろいろなモジュールがあるわけですが、どの部分をデジタル化すべきで、どの部分をすべきでないのか、まだはっきりとは分かっていません。ですが、まずは自分自身が開催している茶事や茶会の茶会記や道具のデータベースから始めてみました。禮次郎さんやその他の多くの方々と一緒に、文化的に適切なかたちでデジタル技術を活用し、このような情報を共有・整理する方法を探っていけることを楽しみにしています。

茶会記の記録と研究は茶道の重要な側面であり、私はまだ学ぶことがたくさんありますが、禮次郎さんのような方々がいてくれることを心強く思っています。


\- Joi 
 
## 番組は各種ポッドキャストプラットフォームからお聞きいただけます

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## 茶会記のオープンデータ化、私も参加したい
ここからはシナダがお届けします。
茶会記の話、めちゃめちゃ面白かったですね。データがまとまって学習されれば、きっとAIが当時の話含め、読み取ってくれたりするんでしょうね。
しかしデータをデジタルにまとめるって、なかなか大変そう...。

中でも私が興味があるのは、お茶菓子のデータベース作り。日本って全国津々浦々さまざまな和菓子、お茶菓子があり、そしてそれぞれに込められた物語がある。食いしん坊の私、ぜひ参加したいと思ってます。

Joiさん、伊住さん！プロジェクトに混ぜてください！





## 今回のエピソードをもっと理解するための８つのキーワード

### [The Great Wave](https://www.amazon.co.jp/%E3%82%B0%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%A4%E3%83%B4%E2%80%95%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%A8%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%81%AE%E6%B1%82%E3%82%81%E3%81%9F%E3%82%82%E3%81%AE-%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%BC-%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%BC/dp/409356681X)
クリストファー・ベンフィーという英米文学の教授による本で、日本とアメリカのスピリチュアルな交流の歴史が記されているそうです。


### Completion Bond
日本語では、完成保証証券と呼ぶものだそうで、映画制作の現場で投資家の負う完成リスクを保証会社にヘッジするシステムなんだとか。欧米ではもう当たり前の仕組みなんだそう。

制作側にとっては投資を集めやすく、投資家にとっては安心して出資できる仕組みになっっているそう。予算オーバーや遅延が起きても、保証会社が不足分を補填したりスケジュール管理をしてくれるから安心して進められるんですね。この仕組みを支える現場監視の制作経験者や予算管理のプロたち。映画界の縁の下の力持ち的存在です。

### 茶会記

茶会の詳細な記録のこと。開催日時、主催者、使用道具、提供料理。すべてを克明に記したもの。過去からずらーーーっと残っていて、これらは日本史を知る貴重な一次資料なんだとか。品書きからその時代の食文化が読み取れたり、参加者の記録から歴史上の人物の存在証明になることも。1533年の「松屋会記」から現代の記録まで。茶の湯の歴史を紐解く重要資料とのこと。データベース化してほしい！！！

### [中村利則先生](https://nrid.nii.ac.jp/ja/nrid/1000050330048/)

京都造形芸術大学の元教授。歴史遺産学や茶の湯の歴史研究における第一人者。文化財保存や茶室復元の監修など、業績多数です。「お茶の郷」建設時の茶室と庭園の復元監修をはじめ、各地の茶室復元プロジェクトに携わってきた実績があるそうです。中村先生のもとで学んだ伊住さんは茶の湯釜の研究で博士号を取得しています。

### [藤田美術館](https://fujita-museum.or.jp/)

大阪にある藤田伝三郎のコレクションを展示している美術館。藤田伝三郎氏は茶道に深い造詣をお持ちの近代数寄者。はい、ポッドキャストでもやりましたね。




美術品展示だけでなく、日本の茶文化の一端に触れられる貴重な場所です。茶道愛好家には垂涎の訪問先。一度は足を運ぶ価値があります。

### 暦本純一

情報技術分野の先駆者。東京大学大学院情報学環教授兼ソニーコンピュータサイエンス研究所フェロー・チーフサイエンスオフィサー。この方にもポッドキャストにご出演いただきましたね！




世界初のモバイルARシステム「NaviCam」やマーカー型ARシステム「CyberCode」、マルチタッチシステム「SmartSkin」の発明者として有名。著書『妄想する頭 思考する手』も評価高しです。次世代技術の創出に貢献し続ける研究者。テクノロジー界の重鎮的存在です。



### [裏千家今日庵の茶室建築](https://amzn.asia/d/aGNxveK)

重要文化財「裏千家住宅」の茶室群を詳細に紹介する専門書。2020年完了の保存修理工事後の最新姿を独自視点で撮影した写真満載です。

各茶室の歴史背景、建築特徴、意匠解説に加え、最新研究成果や保存修理工事の詳細も掲載されています。裏千家宗家の茶室群から茶道会館、平成茶室まで網羅。茶室建築研究の重要文献なんだとか。茶道ファン必携の一冊です。

### [樂直入氏が考案した茶室](https://www.sagawa-artmuseum.or.jp/plan/tearoom.html)

滋賀県の佐川美術館に設けられた独創的な茶室。樂直入氏自らの設計創案です。「水没する小間」と「水に浮かぶ広間」という対照的な二つの空間構成。

広間の床は水面と同じ高さに設計されています。「人は自然と同じ目線で生きるべき」という哲学の表現なんだとか。古民家の煤竹、バリの古材、越前和紙など多様な素材の調和が生み出す非日常空間。現代茶室建築の傑作と言われています。




## 今週のおさらいクイズの申請先  
「おさらいクイズ」の申請先は以下の通りとなります。   


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ヒント：スペースなし、大文字半角英数字で入力ください。




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