2022年6月 Archives

茂木さんは昔からの友人で、話し出すと止まらなくなるほどの間柄です。ですが、今回はかなり久しぶりの再会となりました。ニューロダイバーシティを体現し、理解している彼との会話はタイムリーでとても楽しいものでした。

AIと神経科学は今、web3と並んで社会を変える重要なトピックとなりつつあるように思います。その両方の専門家である彼は、まさにうってつけの人物だと思います。

- Joi

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定型にハマることの美しさと恐ろしさ

ここからは、制作スタッフのシナダがお届けして参ります。

さて、私のライフワークになろうとしているニューロダイバーシティに関する話題。番組で大きく取り上げるのは3回目となります。

茂木健一郎さんとインタビューしよう!という話になったときに、真っ先に思い浮かんだのがこのテーマによるものでした。一体脳の中や外で何が起きているのか?茂木さんに聞いてみたいと思ったのです。

一方の茂木さんも普段からこの番組を聞いていただいているようで、web3に関する質問がたくさんあったよう。

インタビューでは、脳の多様性 X web3というなんともユニークな内容となりました。お二人の話は行ったり来たりしながらどんどんと深い世界に入っていくのが特徴的でしたが、全部聴いてみて思ったのは「定型にハマることを美とする時代は終わり。そこにハマることにばかり執着していると、きっとネガティブな結果になる」ということかと。

今は多様性な時代が始まろうとしているのですから、ぎゅーーーっと押し込めるような教育は合ってないのかもなと思ったりしました。

お二人のスーパーインテリジェントな会話、是非お楽しみいただければと思います。

それでは今週もこのコーナーに参りましょう。

変革の道への基礎知識

今回の基礎知識は、今週から新たに制作スタッフに加わったLuluが中心となってまとめました。

ディスラプション

 一般的に、分裂や混乱を意味します。podcast中では破壊的イノベーションとも言い換えられていました。

アラブ・スプリング(アラブの春)

2010年末から2011年頃にかけて北アフリカ、中東諸国で起こった反政府デモによる民主化運動です。急激な政治体制の変化による治安の悪化などの副作用もあるようです。ちなみに、アラブの春というネーミングは1968年に起こった「プラハの春」にちなんで名付けられたそう。

ポンジ・スキーム(Ponzi scheme)

投資詐欺の一種です。出資したお金を運用し、利益を配当すると言いつつも運用しないで他の出資者のお金を配当として渡す詐欺です。最近では暗号通貨関連でも被害が増えているようです。

ピラミッド・スキーム(Pyramid scheme)

ねずみ講とも呼ばれる詐欺の一種です。簡単にお金が手に入る話を広げて勧誘し、騙す方法です。組織の一番上に立つもののみが恩恵を受けられることからピラミッド・スキームと呼ばれるようです。

ミネルヴァのフクロウ

ギリシャ神話で知恵をつかさどる神のミネルヴァの使いがフクロウでした。フクロウは夜行性なので、一日の終わりを一時代の終わりと表現することでその時代の意味を俯瞰するものとして比喩されていたようです。

DBA

経営学博士課程、Doctor of Business Administrationの略です。一般的に博士課程は取得後学術界に進む人が多いですが、この博士号を取得した人は学術会に限らず、幅広いキャリア築くために取得する人が多いようです。

ロックドイン・シンドローム

意識はあるが、体が動かせない状態のこと。

キース・ジャレット(Keith Jarrett)

有名なジャズやクラッシック音楽のピアニストです。podcast中ではキース・ジャレットの名盤の中でも、コンディションの悪い中1975年に開催されたことで有名な「ザ・ケルンコンサート」について言及されていましたね。こちらに当時の状況が詳しくレポートされていました。

スノウ・クラッシュ

作家のニール・スティーブンソンが1992年に発表したSF小説で、この小説の中で初めてメタバースという言葉が使われたと言われています。スティーブンソンによれば、メタバースとは、現実世界と並行して存在する、すべてを包含するデジタル世界なんだそうな。メタバースは、拡張現実、仮想現実、ビデオゲームなどの技術を使って作られるもの。現在メタバースの開発に取り組んでいる企業としてば、Epic Games、Microsoft、Metaなどなど。メタバースに対する考え方も、それぞれ異り、Epicはコンサートを見る場所と考えて、Metaは友人と遊べる場であると考えているようです。

コリイ・ドクトロイ(Cory Doctorow)

カナダのSF作家であり、ジャーナリストであり、アクティビストでもある方で、「Walkaway」など、多数の作品を執筆しているようです。

グレゴリー・ベイトソン(Gregory Bateson)

アメリカの文化人類学者です。「情報」を「difference that makes difference」と定義したことでも有名です。これは、情報システム上で、フィードバックが何度も行われるうちに「違い」がどんどん新たな差異を生み続け、最終的には個性や特性を生む、という言葉だそうで、つまり「違いということそのものが情報なのだ」ということなんだそうです。

テネシー大学の研究

テネシー大学のプリスクールに行った子供とそうでない子供の成績との関連性がないことを示す論文に関する記事です。

GNH

国民総幸福量(Gross National Happiness)の略です。幸せの国ブータンではGDPよりも重要だと考える人もいるそうです。

アニマルスピリッツ

経済学者のケインズが1936年、「雇用・利子および貨幣の一般論」の中で使用した、合理的に決定されることの多い経済活動において、非合理的な意思決定をすることを示すようです。

数学の解き方の話

Joiさんがインタビュー中に言及していた、一晩寝ている間に脳みそが効率的な方法を探ったり、別のやり方を探ったりするグループが出る、という論文はこちらの「To sleep, perchance to gain creative insight?」になります。

Indistinguishability

見分けがつかないこと、という意味を持つ英単語。長らく療育の世界では「いかに定型児と見分けがつかないようになるまで成長させるか」というのがテーマになってきたそうです。しかし、昨今そういった療育を受けてきた子どもたちが大人になって「当時のあの療育は本当に嫌だった」と発言をする人が増えてきたんだとか。まあ、そりゃそうですよね。無理して「普通になれ」なんて、そりゃ負荷がかかるのは当然なこと。もちろんルールを守ることは大前提ではありますが、その範囲の中であれば「変わってる」というのはむしろ尊重されるべきものだと思います。ま、そうは言っても「変わってる人」を目の前にすると面食らいますけどね。人間だから...。でも、多様性を重んじる社会が今後求められているのであれば「あいつ、ちょっと変だから」という理由だけで排除するのもおかしな話ですし、「この子は変だから普通なフリをしてほしい」と親の願いを押し付けるのも違うはず。私たち全員が意識の変革を起こすことが求められているように思います。

Joiさんの特製ドリンク

おたよりのコーナーでJoiさんが言及していた特製ドリンク。Joiさんのトレーナー松田 干城さんのHPに大体のレシピが掲載されていました。ちなみにJoiさんが言っていたミネラルのサプリはこちらのDrink LMNT, INCで、アミノ酸は、Thorne Research。あと睡眠アプリは、Whoopというものだそうです。ちなみに、Whoopは日本ではnot available。ですが、代わりにOuraなんかもオススメ、とのことでした。

松田 干城さん

ボストンを拠点に活動するプロ格闘家であり、Joiさんのトレーナー。日本人バイオハッカーの第一人者として知られていて、HENKAKU COMMUNITYにもファン多し。ポッドキャストもやられていて、今回のドリンクに関する回もあったようです。

イケてる求人リストをつくりました

番組にご出演いただいた方々と聞いている方々を結ぶプラットフォームとして、ジョブマーケットを作ってみました。今、実は仕事を探している、なんてあなた!ぜひこちらを確認してみてください。ぴったりの仕事がみつかるかもしれませんよ。

兄弟番組がBS放送で放送中です

Joiさんがナビゲーターを務めるテレビ番組が放送中です。その名も「Earthshot 世界を変えるテクノロジー」。毎週月曜日の夜10時30分からBSテレビ東京で放送となります。毎週月曜日にポッドキャストを聴いた後は、テレビをチェックを習慣づけましょう。

NFT会員証が新しくなりました。

kamonNFT_427@2x.png

番組に貢献してくださったリスナーの方々や、出演者、そしてコミュニティメンバーにお渡ししているNFT会員証が新しくなりました。番組コンテンツを「ちゃんと聞いた人」にHENKAKUトークンをプレゼントしています。どうやって「ちゃんと聞いた」かどうかを判断するのかって?詳しくは番組をお聴きください。

今週のシークレットキーワードの申請先

もう今週のシークレットキーワードはゲットしましたでしょうか?申請先は、HENKAKU COMMUNITYのこちらのQuestサイトになります。新バージョンのNFT会員証をゲットした皆さん、頑張って聴いて、HENKAKUを稼ぎましょう。ちなみに!シークレットキーワードを申請できるのは新バージョンを持っている人のみとなります。まだお持ちでない方は、頑張ってコミュニティに入るか、おたよりを採用されるまで送り続けましょう。

おたよりを募集しています

番組では、リスナーの皆様からお便りを募集しています。番組に対する意見はもちろん、Joiさんへの質問があればぜひ投函ください。来週の番組から、採用されたお便りをお寄せいただいた方にはオリジナルのNFTの会員証の取得方法をお送りしています。メッセージはこちらよりお寄せください。また、お便りが採用されると500HENKAKUがもらえます。ぜひお便りをどんどんお寄せくださいね。 会員証発行にはイーサリアムアドレスが必要になります。会員証をご希望の方はお便りをお寄せになる際に明記するようにしてくださいね。

コミュニティ醸成実験の概要

番組という枠を飛び出して、リスナーの方々同士が交流できるコミュニティを醸成する実験を行っています。私シナダももちろん参加しております。詳しくは、こちらをご覧ください。

結構いろんな方が参加されていて、あんな方やこんな方もコミュニティにいらっしゃって、濃ーーい会話が展開されています。

この実験に参加をご希望の方はこちらから参加メンバーの登録をお願いします。メンバーのダイバーシティを考慮しながら、徐々にメンバーを拡大していく予定です。参加時期がきましたら、スタッフから個別に連絡をさせていただきます。興味のある方、まずは登録だけでもしてみてはいかがでしょうか。

ETHアドレスの取得方法

ETH取得には、ウォレット(お財布)をインストールする必要があります。このウォレットはブラウザに拡張機能として導入したり、スマホにインストールすることで、仮想通貨やNFTの管理や送金、受け取りなどが可能になります。

代表的なウォレットはmetamaskと呼ばれるもので、使用料は無料です。もちろんこれ以外のウォレットを使用する場合も、もちろんOKです。

ここではmetamaskを例に登録方法を説明します。

1)まずは、metamaskにアクセスしてみましょう。

https://metamask.io/

2)サイト内に記載してあるdownloadをクリックし、インストールします。

downloadボタンをクリックした後は、インストール先を選択します。ios、andoroidへのインストールのほか、google chromeに拡張機能として導入することも可能です。

任意のInstallボタンを押して、必要事項を記入しインストールを進めてください。

また、登録の段階でパスワードとシークレットリカバリーフレーズをきちんとメモするのをお忘れなく!!

3)パブリックアドレスを確認

インストールが無事済むと、アカウントのホーム画面が表示されます。

Chrome拡張機能版の表示内容

スマートフォン版アプリの表示内容

赤枠で囲まれた暗号のような数字とアルファベットをクリックしてください。この暗号みたいなものが、あなたのパブリックアドレスとなります。銀行預金でいうところの、預金番号のようなものですね。

4)パブリックアドレスをコピーし、メールフォームにペーストしてください

ウォレットを登録したら、ETH アドレスをコピーし、メールフォームにペーストしたら完了です。

イーサリアムアドレスを扱う際の注意点

詐欺には気をつけましょう。怪しいリンクや、知らない人からのリンクはクリックしないでください。セキュリティの観点から、詐欺のリンクをクリックしたり、ウォレットを悪意のあるサイトに同期させたりすると、悪意のある人にトークンやNFT、またはアカウントそのものを盗まれる可能性があります。

お送りした番組オリジナルNFTの確認方法

walletは、日本語にするとお財布なので、送られてきたNFTが見れる...、と思いきやそうではありません。NFTを見るには、OpenSeaなどのプラットフォームをwalletと連携させる必要があります。

ここではOpenSeaでwalletをリンクさせ、送られてきたNFTを確認する方法をお伝えいたします。

1)OpenSeaとWalletをリンクさせる

OpenSeaにアクセスいただき、一番右のお財布マークをクリック。 お使いのウォレットを選択し、同期させます。

2)コレクションを表示させる

お財布の隣にある丸いマークを押すことで、現在お持ちのNFTを確認することができます。

3)Hidden に入っているNFTをコレクションに移す

「Hidden」と記載された欄をクリックいただくと、送られてきたNFTが表示されます。ここで、3つ点が表示されているエリアをクリック。すると、Unhideという項目がでてくるので、これを選択してください。

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デジタルガレージ/次世代戦略事業とweb3のコア人材を探しています

Joiさんが取締役を務めるデジタルガレージでは、web3時代を牽引する新しい人材を募集しています。ここ最近ではChief ArchitectにJoiさんが就任するなど、web3周りでなにやら動きがある様子。新しいことに挑戦したい方、こちらから問い合わせしてみてはいかがでしょうか。

先週は忙しい一週間でしたが、とても充実していたように思います。NCCことNew Context Conferenceが開催され、新旧のweb3仲間が東京に集まり、いろいろな話をすることができました。

昨今の仮想通貨の暴落によってCrypto Winterの気配を感じ、世間では多くの人々がトーンダウンしていましたが、NCCに集まった人たちは、全く様子が違いました。

成長スパイクの合間に訪れた冬の期間にこそ、最高の企業やリレーションシップというものは築かれていくものです。

カンファレンスが終わり、凍てつくような評価と経済環境が目の前にある今こそ、web3の構築に集中する時だと思います。 今週のポッドキャストでは、重要なトピックを多数取り上げました。みなさんとこれらを共有できることを嬉しく思います。

- Joi

冬の時代の熱い会話

ここからは、制作スタッフのシナダがお届けします。 仮想通貨の暴落で寒ーい冬が到来していると言われるweb3業界ですが、渋谷では熱い議論が繰り広げられていました。来場者も熱心な方々ばかり!かなり熱気に包まれていて、後ろの席で拝見していた私はとても圧倒されてしまいました。

今回の配信では、Jaeson MaさんとJoiさんの会話、そして渋谷区長の長谷部健さん、平井卓也初代デジタル大臣、そしてJoiさんとの対談をお届けしました。

まだまだ録音した素材は残っていますので、今後も何回かにわけてお届けしようと思っています。お楽しみに。

変革の道への基礎知識!

NCC

Joiさんが創業したデジタルガレージが主催するカンファレンス。2005年からずーっと続けてるイベントでJoiさんがホストを務めているそう。

Jaeson Ma

西海岸のアンダーグラウンド・ヒップホップ・サーキットでラッパーとして活動し、あのMCハマーの右腕として活躍された方だそうです。最近では宇多田ヒカルも出演したCoachellaのHead in the Clouds Foreverを主催したレーベルも運営しています。最近ではアジア圏で連携してNFTのパワーを集結させようとしているそうです。

88rising

Jaeson Maが共同創業者を務める音楽レーベル。JOJI、リッチ・ブライアン、ハイヤー・ブラザーズなどが所属しているそうです。

ジャック・ドーシー

ツイッターの創業者で、決済会社Squareの創業者。のちに企業名はBlockに改名しています。Joiさんがジャックさんに会った時の写真はこちら。なんと、Tシャツが!インサイド! Jack Dorsey

アンドリーセンホロヴィッツ

アンドリーセン・ホロウィッツは2009年にマーク・アンドリーセンとベン・ホロウィッツが設立したアメリカのベンチャー・キャピタル会社。a16zという略称でも知られています。彼らが投資先は、Facebook、Skype、Pinterest、Airbnb、Slackなど名の知られた会社ばかり!最近は暗号資産のファンドを運営しているようです。

Brave

クリプト・ネイティブなブラウザーと言われています。HENKAKU Communityのメンバーの中でも使ってる人、結構いるようです。

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兄弟番組がBS放送で放送中です

Joiさんがナビゲーターを務めるテレビ番組が放送中です。その名も「Earthshot 世界を変えるテクノロジー」。毎週月曜日の夜10時30分からBSテレビ東京で放送となります。毎週月曜日にポッドキャストを聴いた後は、テレビをチェックを習慣づけましょう。

NFT会員証が新しくなりました。

kamonNFT_427@2x.png 番組に貢献してくださったリスナーの方々や、出演者、そしてコミュニティメンバーにお渡ししているNFT会員証が新しくなりました。番組コンテンツを「ちゃんと聞いた人」にHENKAKUトークンをプレゼントしています。どうやって「ちゃんと聞いた」かどうかを判断するのかって?詳しくは番組をお聴きください。

今週のシークレットキーワードの申請先

もう今週のシークレットキーワードはゲットしましたでしょうか?申請先は、HENKAKU COMMUNITYのこちらのQuestサイトになります。新バージョンのNFT会員証をゲットした皆さん、頑張って聴いて、HENKAKUを稼ぎましょう。ちなみに!シークレットキーワードを申請できるのは新バージョンを持っている人のみとなります。まだお持ちでない方は、頑張ってコミュニティに入るか、おたよりを採用されるまで送り続けましょう。

おたよりを募集しています

番組では、リスナーの皆様からお便りを募集しています。番組に対する意見はもちろん、Joiさんへの質問があればぜひ投函ください。来週の番組から、採用されたお便りをお寄せいただいた方にはオリジナルのNFTの会員証の取得方法をお送りしています。メッセージはこちらよりお寄せください。また、お便りが採用されると500HENKAKUがもらえます。ぜひお便りをどんどんお寄せくださいね。 会員証発行にはイーサリアムアドレスが必要になります。会員証をご希望の方はお便りをお寄せになる際に明記するようにしてくださいね。

コミュニティ醸成実験の概要

番組という枠を飛び出して、リスナーの方々同士が交流できるコミュニティを醸成する実験を行っています。私シナダももちろん参加しております。詳しくは、こちらをご覧ください。

結構いろんな方が参加されていて、あんな方やこんな方もコミュニティにいらっしゃって、濃ーーい会話が展開されています。

この実験に参加をご希望の方はこちらから参加メンバーの登録をお願いします。メンバーのダイバーシティを考慮しながら、徐々にメンバーを拡大していく予定です。参加時期がきましたら、スタッフから個別に連絡をさせていただきます。興味のある方、まずは登録だけでもしてみてはいかがでしょうか。

ETHアドレスの取得方法

ETH取得には、ウォレット(お財布)をインストールする必要があります。このウォレットはブラウザに拡張機能として導入したり、スマホにインストールすることで、仮想通貨やNFTの管理や送金、受け取りなどが可能になります。

代表的なウォレットはmetamaskと呼ばれるもので、使用料は無料です。もちろんこれ以外のウォレットを使用する場合も、もちろんOKです。

ここではmetamaskを例に登録方法を説明します。

1)まずは、metamaskにアクセスしてみましょう。

https://metamask.io/

2)サイト内に記載してあるdownloadをクリックし、インストールします。

downloadボタンをクリックした後は、インストール先を選択します。ios、andoroidへのインストールのほか、google chromeに拡張機能として導入することも可能です。

任意のInstallボタンを押して、必要事項を記入しインストールを進めてください。

また、登録の段階でパスワードとシークレットリカバリーフレーズをきちんとメモするのをお忘れなく!!

3)パブリックアドレスを確認

インストールが無事済むと、アカウントのホーム画面が表示されます。

Chrome拡張機能版の表示内容

スマートフォン版アプリの表示内容

赤枠で囲まれた暗号のような数字とアルファベットをクリックしてください。この暗号みたいなものが、あなたのパブリックアドレスとなります。銀行預金でいうところの、預金番号のようなものですね。

4)パブリックアドレスをコピーし、メールフォームにペーストしてください

ウォレットを登録したら、ETH アドレスをコピーし、メールフォームにペーストしたら完了です。

イーサリアムアドレスを扱う際の注意点

詐欺には気をつけましょう。怪しいリンクや、知らない人からのリンクはクリックしないでください。セキュリティの観点から、詐欺のリンクをクリックしたり、ウォレットを悪意のあるサイトに同期させたりすると、悪意のある人にトークンやNFT、またはアカウントそのものを盗まれる可能性があります。

お送りした番組オリジナルNFTの確認方法

walletは、日本語にするとお財布なので、送られてきたNFTが見れる...、と思いきやそうではありません。NFTを見るには、OpenSeaなどのプラットフォームをwalletと連携させる必要があります。

ここではOpenSeaでwalletをリンクさせ、送られてきたNFTを確認する方法をお伝えいたします。

1)OpenSeaとWalletをリンクさせる

OpenSeaにアクセスいただき、一番右のお財布マークをクリック。 お使いのウォレットを選択し、同期させます。

2)コレクションを表示させる

お財布の隣にある丸いマークを押すことで、現在お持ちのNFTを確認することができます。

3)Hidden に入っているNFTをコレクションに移す

「Hidden」と記載された欄をクリックいただくと、送られてきたNFTが表示されます。ここで、3つ点が表示されているエリアをクリック。すると、Unhideという項目がでてくるので、これを選択してください。

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デジタルガレージ/次世代戦略事業とweb3のコア人材を探しています

Joiさんが取締役を務めるデジタルガレージでは、web3時代を牽引する新しい人材を募集しています。ここ最近ではChief ArchitectにJoiさんが就任するなど、web3周りでなにやら動きがある様子。新しいことに挑戦したい方、こちらから問い合わせしてみてはいかがでしょうか。

山古志村NFTのことは、もともと平井卓也さんに教えていただきました。日本の小さな村から生まれたブロックチェーン・プロジェクトを見て、とても興奮したのを覚えています。ブロックチェーンがデジタル田園都市国家構想の一助になればと願っていましたが、これはまさにそのロールモデルになるような事例だと思いました。

このチームで活躍されている高瀬さんが友人の友人だったこともあり、どういった経緯でこのプロジェクトが生まれたのかに興味が沸きました。このような地域プロジェクトが別の場所でも自然発生的に生まれていくための鍵がそこにあるような気がしたからです。

今となっては山古志村NFTの認知度はかなり上がってきているので、このプロジェクトチームとのインタビューをこうして共有できることをとても嬉しく思います。

- Joi

あれから18年。新しく動き始めた山古志村

インタビューの中で、山古志住民会議の代表竹内春華さんがおっしゃっていた言葉が印象的でした。「山古志はきっと何回も何回もアップデートされてきた土地なんだろうな」

たとえば、今では特産品とされる錦鯉も元はイランから食用として渡ってきた鯉を、棚田の水源を有効利用するために取り入れたものがそもそもの始まりだったとか。

さらには、震災後にアメリカコロラド州から「復興の役に立つなら」と寄贈されたアルパカが、今では繁殖に成功しアルパカ牧場は観光名所に。いまや新潟のアイコンのひとつにもなりつつあるそうな。

そして今回のNFT。なんだか新しいものをどんどん取り入れ新しく成長していく、そんなエネルギーに溢れた村なんだということを、今回の取材で学びました。

変革の道への基礎知識

番組中に登場した用語などを解説して参ります。

旧山古志村

新潟県の中越地方に位置する村で、現在は長岡市に吸収合併され自治体としては消滅しています。2004年に発生した中越大震災では、震源地に近かったこともあり大きな被害に見舞われました。

当時の状況、ニュース映像が残っていました。

闘牛や錦鯉、棚田など強い文化が残る地域としても知られています。

山古志住民会議

中越地震からの復興や市町村合併を契機に、住民自らが地域のより良い将来像を考え、その実現に向けて行動するために発足した団体。現在は、インタビューにも答えてくださった竹内さんが代表を務めています。

山古志NFT

山古志の特産品である錦鯉をNFTにして3月ごろまで販売していました。残念ながら現在は販売していません。 ミントされたNFTはOpenSeaで見ることができます。

デジタル村民

NFTを購入した方に与えられるロール。彼らがディスコード上で集うことで新しい村民の形が生まれているそうです。

ダボス会議

スイスのダボスに世界の政財界トップが集まり地球規模の経済、政治問題を討論する会議。別名「世界経済フォーラム年次総会」。2003年の会議にはJoiさんも参加したそうです。しかし、どんだけ検索しても出てこない。うーん。本当なのだろうか...。と思ったら出てきました!!!

あ、あれですよ。このドアップになってるのは、竹中平蔵氏ですね。はい。 そうではなくて、ヒキの映像の時だけ登場する、竹中氏の隣で座ってる人物に注目です。 この座り方。絶対Joiさんです。

ポッドキャスト的には、もっと右の人物をアップにせんかい!となんとももやもやする映像ではありますが。

発見したよ!と本人に報告すると、はずかしそうにしていました。

2020年への提言

この中で、若手起業家グループがソニーの出井さんとともに討論会に参加し、2020年の日本がどうあるべきかを語り合うパネルディスカッションがあったそうです。その時のJOIさんのブログはこちらの「Davos Blueprint for Japan 2020 panel」に残されています。

そして、Joiさんが番組中に話していた絵というのはこちらになります。

SOS-1.jpg

当時の記事は削除されていてもう残っていないのですが、この方がコピペで残されていました。

どうやら随分、当時の若手たちは行政の取り組みに不安を持っていて、相当非難していたようですね。Joiさんなんか「日本版ボストン茶会事件」の呼びかけまで行っていたようで...。過激だなあ。

イケてる求人リストをつくりました

番組にご出演いただいた方々と聞いている方々を結ぶプラットフォームとして、ジョブマーケットを作ってみました。今、実は仕事を探している、なんてあなた!ぜひこちらを確認してみてください。ぴったりの仕事がみつかるかもしれませんよ。

兄弟番組がBS放送で放送中です

Joiさんがナビゲーターを務めるテレビ番組が放送中です。その名も「Earthshot 世界を変えるテクノロジー」。毎週月曜日の夜10時30分からBSテレビ東京で放送となります。毎週月曜日にポッドキャストを聴いた後は、テレビをチェックを習慣づけましょう。

NFT会員証が新しくなりました。

kamonNFT_427@2x.png 番組に貢献してくださったリスナーの方々や、出演者、そしてコミュニティメンバーにお渡ししているNFT会員証が新しくなりました。番組コンテンツを「ちゃんと聞いた人」にHENKAKUトークンをプレゼントしています。どうやって「ちゃんと聞いた」かどうかを判断するのかって?詳しくは番組をお聴きください。

今週のシークレットキーワードの申請先

もう今週のシークレットキーワードはゲットしましたでしょうか?申請先は、HENKAKU COMMUNITYのこちらのQuestサイトになります。新バージョンのNFT会員証をゲットした皆さん、頑張って聴いて、HENKAKUを稼ぎましょう。ちなみに!シークレットキーワードを申請できるのは新バージョンを持っている人のみとなります。まだお持ちでない方は、頑張ってコミュニティに入るか、おたよりを採用されるまで送り続けましょう。

おたよりを募集しています

番組では、リスナーの皆様からお便りを募集しています。番組に対する意見はもちろん、Joiさんへの質問があればぜひ投函ください。来週の番組から、採用されたお便りをお寄せいただいた方にはオリジナルのNFTの会員証の取得方法をお送りしています。メッセージはこちらよりお寄せください。また、お便りが採用されると500HENKAKUがもらえます。ぜひお便りをどんどんお寄せくださいね。 会員証発行にはイーサリアムアドレスが必要になります。会員証をご希望の方はお便りをお寄せになる際に明記するようにしてくださいね。

コミュニティ醸成実験の概要

番組という枠を飛び出して、リスナーの方々同士が交流できるコミュニティを醸成する実験を行っています。私シナダももちろん参加しております。詳しくは、こちらをご覧ください。

結構いろんな方が参加されていて、あんな方やこんな方もコミュニティにいらっしゃって、濃ーーい会話が展開されています。

この実験に参加をご希望の方はこちらから参加メンバーの登録をお願いします。メンバーのダイバーシティを考慮しながら、徐々にメンバーを拡大していく予定です。参加時期がきましたら、スタッフから個別に連絡をさせていただきます。興味のある方、まずは登録だけでもしてみてはいかがでしょうか。

ETHアドレスの取得方法

ETH取得には、ウォレット(お財布)をインストールする必要があります。このウォレットはブラウザに拡張機能として導入したり、スマホにインストールすることで、仮想通貨やNFTの管理や送金、受け取りなどが可能になります。

代表的なウォレットはmetamaskと呼ばれるもので、使用料は無料です。もちろんこれ以外のウォレットを使用する場合も、もちろんOKです。

ここではmetamaskを例に登録方法を説明します。

1)まずは、metamaskにアクセスしてみましょう。

https://metamask.io/

2)サイト内に記載してあるdownloadをクリックし、インストールします。

downloadボタンをクリックした後は、インストール先を選択します。ios、andoroidへのインストールのほか、google chromeに拡張機能として導入することも可能です。

任意のInstallボタンを押して、必要事項を記入しインストールを進めてください。

また、登録の段階でパスワードとシークレットリカバリーフレーズをきちんとメモするのをお忘れなく!!

3)パブリックアドレスを確認

インストールが無事済むと、アカウントのホーム画面が表示されます。

Chrome拡張機能版の表示内容

スマートフォン版アプリの表示内容

赤枠で囲まれた暗号のような数字とアルファベットをクリックしてください。この暗号みたいなものが、あなたのパブリックアドレスとなります。銀行預金でいうところの、預金番号のようなものですね。

4)パブリックアドレスをコピーし、メールフォームにペーストしてください

ウォレットを登録したら、ETH アドレスをコピーし、メールフォームにペーストしたら完了です。

イーサリアムアドレスを扱う際の注意点

詐欺には気をつけましょう。怪しいリンクや、知らない人からのリンクはクリックしないでください。セキュリティの観点から、詐欺のリンクをクリックしたり、ウォレットを悪意のあるサイトに同期させたりすると、悪意のある人にトークンやNFT、またはアカウントそのものを盗まれる可能性があります。

お送りした番組オリジナルNFTの確認方法

walletは、日本語にするとお財布なので、送られてきたNFTが見れる...、と思いきやそうではありません。NFTを見るには、OpenSeaなどのプラットフォームをwalletと連携させる必要があります。

ここではOpenSeaでwalletをリンクさせ、送られてきたNFTを確認する方法をお伝えいたします。

1)OpenSeaとWalletをリンクさせる

OpenSeaにアクセスいただき、一番右のお財布マークをクリック。 お使いのウォレットを選択し、同期させます。

2)コレクションを表示させる

お財布の隣にある丸いマークを押すことで、現在お持ちのNFTを確認することができます。

3)Hidden に入っているNFTをコレクションに移す

「Hidden」と記載された欄をクリックいただくと、送られてきたNFTが表示されます。ここで、3つ点が表示されているエリアをクリック。すると、Unhideという項目がでてくるので、これを選択してください。

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デジタルガレージ/次世代戦略事業とweb3のコア人材を探しています

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「それはweb3じゃない」「こっちが本物のweb3だ」といったやり取りをSNSで見ることがあります。web3の定義はそれほど重要でしょうか?

僕は、web3はムーブメントなのだから、みんなに「Joinしようよ」「Buildしようよ」と呼びかけるほうが大切だと考えています。web3のイメージを参加するそれぞれが持っていればいい。

今回のブログでは、正しい定義ではなく、僕が思う「web3」について書きます。

なぜweb3は注目を集めるようになったのか?

先日「web3とは」という動画をUPしました。みなさんからたくさんの意見をいただくなど、web3が注目を集めていることを実感しています。

動画では"わかりやすさ"が必要なので、むずかしい話はしていません。なので、文章では少し詳しく書こうと思います。

web3が注目を集めるようになったのは、実はつい最近のことです。キーワードの検索数の推移がわかる「Googleトレンド」では、2021年10月頃から急上昇しているのがわかります。

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なぜ、この時期にweb3が注目を集めるのようになったのか?

一つのきっかけは、アメリカの有名なベンチャーキャピタルであるAndreessen Horowitz(アンドリーセン・ホロウィッツ、略称「a16z」)のパートナーであるChris Dixon(クリス・ディクソン)が書いたブログです。

彼らは、Web3を次のように表現しています。

Web3 is the internet owned by the builders and users, orchestrated with tokens.

Web3とは、(Web3の)ビルダーとユーザーが所有するトークンでつくられるインターネットである。

ここでいうトークンは、仮想通貨(暗号資産)やNFTなどのブロックチェーン上にあるトークンを指しています。2021年は、NFTが世界中でブレークして、トークンの時価総額が急上昇した年でした。

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NFTだけではなく、DeFi(Decentralized Finance:分散型金融)やDAOなど新たな仕組みが登場し、これまでの仮想通貨やクリプトなどの言葉では、とても表現できないようなことが次々と起こっていたタイミングでした。

そこに「web3」という"ちょうどいい言葉"があるじゃないか、となったのだと思います。一気に「web3」という言葉が世界へ広まりました。

イーロン・マスクとジャック・ドーシー

キーワード検索回数の推移を見ると、2021年12月にピークを迎えているのがわかります。そこで何が起こっていたかというと、著名な起業家であるイーロン・マスクとジャック・ドーシーがTwitter上で次のようなやり取りを行いました。

マスクが「誰かweb3を見たことある? 私は見つけられない」とツイートしたのに対して、ドーシーは「たぶん、aとzの間のどこかにあると思うよ」と返信しました。 これは、web3という言葉を流行らせたAndreessen Horowitzへの皮肉です。「a16z」と表記することから、ドーシーの「aとzの間」は明らかにAndreessen Horowitzに対する発言でした。 ドーシーは次のようにもツイートしています。

"web3"はみんなのものじゃない。VCとVCが出資する企業(LP)のものだ。web3も彼らのインセンティブで、結局は集中型エンティティに別のラベルを貼り直しただけのものになる。あなたが入ろうとしているものについて知ってください...

なぜドーシーがこんなことを言うかというと、「web3」という用語はそもそもブロックチェーン技術によって実現されるはずだった、新たな分散型のweb世界を表す言葉だったからです。

それがクリプト関連の企業に積極的に投資して、トークンを多く保有するAndreessen Horowitzによって、結局のところ中央集権的になっているじゃないか、という批判でした。

二人が意図していないことだと思いますが、結果的にこのマスクとドーシーのやり取りによって、web3が世界に知られる言葉となりました。

「Web3.0」と「web3」の違い

そもそも「Web3.0」なのか、「web3」なのか、迷う人も多いと思います。

「Web3.0」は、いわゆる「Web2.0」の延長線上にあるセマンティックWebを指すのが一般的です。semanticは「意味的な」という単語で、次のように説明されます。

セマンティックWebとは、Webページに記述された内容について、それが何を意味するかを表す「情報についての情報」(メタデータ)を一定の規則に従って付加し、コンピュータシステムによる自律的な情報の収集や加工を可能にする構想。1998年にWeb(WWW:World Wide Web)の創始者であるティム・バーナーズ・リー(Timothy J. Berners-Lee)氏が提唱し、同氏の主導するWeb関連技術規格の標準化団体W3C(World Wide Web Consortium)内のプロジェクトとして推進された。

「web3」は、もともとはEthereumの共同創業者だったギャビン・ウッド(現在はPolkadotの創設者)が2014年に提唱したアイデアで、「ブロックチェーンに基づく分散型オンラインエコシステム」を指していました。

Ethereumでは、次のようにWeb3を紹介しています。

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「Web3は分散化されている」「Web3はパーミッションレス(誰でもアクセス可能)」「Web3にはネイティブの支払い手段がある」「Web3はトラストレス(サードパーティに依存しない)」というのがコアとなるアイデアです。

そうした中、2021年NFTブームとともに登場した新たな定義が、先ほど紹介したような「Web3とは、(Web3の)ビルダーとユーザーが所有するトークンでつくられるインターネットである。」というものです。

「web3」を厳密に定義することはむずかしく、さまざまなアイデアと交わりながら、グローバルに新たなキーワードとして広まりました。

ちなみに一つだけ補足すると、日本政府が目指す自由なデータ流通を目指すWebアーキテクチャー「Trusted Web」というものがあります。

こちらの記事では、次のように説明されています。

Trusted Webとは、インターネットを使ってデータのやり取りなどをする際に、データや相手を検証しやすくしたり、相手に開示するデータをコントロールできるようにしたりといった、信頼の仕組みをあらかじめ埋め込んだデジタル基盤である。現在のインターネットでは、ブロックチェーン技術などを活用する特定のサービスを使えば実現することは可能だが、誰でも広く活用できるデジタル基盤は整備されていない。

そこで政府は2020年10月に内閣官房デジタル市場競争本部に「Trusted Web推進協議会」を設置しTrusted Webの実現に向けた議論を開始し、2021年3月にTrusted Webの機能などをまとめた「Trusted Web ホワイトペーパーVer1.0」を公開した。2021年度から開発を始め、2030年までにはインターネット全体での実装を目標としている。

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「web3」と同じブロックチェーン技術を使った試みではありますが、中央集権的なアプローチであり、トークンやNFTなどの金融的な意味合いはありません。「Trusted Web」と「web3」は、まったく別物であることを理解しておくとよいでしょう。

僕が思う「web3」

僕の「web3」は「w」が"小文字"です。なぜかというと、Web1.0やWeb2.0は誰かが決めた言葉だけど、web3は誰でもないクリプトコミュニティの中から出てきた言葉です。

それにコミュニティ内のスラングにGood Morning(おはよう)を意味する「gm」があったりと、小文字には謙虚で楽しくやろうよ、というweb3のスタイルやカルチャー的な意味が込められていると思うからです。

「web3」の最大の特徴は「Decentralized(分散)」です。さまざまにコンポーザビリティを持つプロジェクトが、レゴブロックのようにお互いを補完し合うことで構成される一つのエコシステムを形成しています。

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AIやブロックチェーンなどの"技術"を表す用語ではありません。「Web2.0」がGAFAMのような現在のビックテックを成長させたように、何か大きなものが生まれるだろう「ムーブメント」を指し示しているのだと思います。

ただし、今のweb3は、ブロックチェーン技術を含めて発展途上にあります。詐欺など多くのリスクが残されており、セキュリティを向上させるための人材がもっと必要です。たくさんのチャレンジが残されています。

一方で、インターネットの初期も同じでした。メールのスパムが防ぎきれないなど、不安定で使いにくい時代がありました。ゆえに、web3も同じです。Web1.0やWeb2.0から学んだことを活かし、悪事を防ぐ仕組みをBuildしなくてはなりません。web3が社会にとって有用なものにしていく責任が、私たちにはあります。

「web3」は社会のアーキテクチャを変える可能性があります。

DAO(分散型自律組織)は、私たちの「働き方」を変えます。

NFTは、私たちの「文化」をUpdateする表現になります。

メタバースは、私たちの「アイデンティティ」を再定義します。

譲渡不可能なNFTは、私たちの「教育」を解放します。

ガバナンストークンは、私たちの「民主主義」に新たな方法をもたらします。

社会のあらゆるレイヤーで非中央集権化が起こるweb3では、もはや富と権力を一箇所に集中させるというビジョンは古いものとなっていくでしょう。

社会の至るところで、個々が己の価値観や趣味嗜好、ライフスタイルにしたがって、思い思いのかたちで社会参加する。こうしたweb3のビジョンのもと、どういうゴール設定をして、社会を再構築していくか。

僕たちひとりひとりに委ねられています。

Ready to join web3?

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以上は、『テクノロジーが予測する未来 ~ web3、メタバース、NFTで世界はこうなる』にまとめたことをベースに、「web3とは」というテーマで書きました。web3に興味ある方は、ぜひ本も手にとってみてください。

Credits

編集協力:コムギ

ここ最近、NewsPicksの番組にゲストとして呼んでいただくことが多いのですが、NewsPicksの構成やスタッフさんたち、出演者の皆さんや視聴者の方々、どれをとっても素晴らしいなと思っています。直近で出演させていただいた番組はThe Update「Web3.0時代到来、NFTでどう稼ぐか?」で、生配信で視聴回数が75万回を超えていたのには驚きました。

この番組で司会を務めていた一人が奥井さんでした。奥井さんは、とても気さくで、レスポンスがとてもスピーディ。頭の回転が早く、アメリカの大学に留学していたのでバイリンガル!さらに楽屋で話をしているときに、実は僕のポッドキャストを聴いてくれていることまで判明したのです。彼女がポッドキャストに出演したらきっと楽しいだろうな、という話になり、家に帰ってからポッドキャストチームに提案し、そして現在に至るというわけです。

この実験的な形式を楽しんでいただき、感想ををお送りください。

日本でもweb3が注目され、岸田総理も話題にするようになったので、これを機会にweb3を再度基礎からおさらいしてみよう、と考え今回の内容になりました。お楽しみいただけるとうれしいです。

- Joi

今回から番組がリニューアルしました。

NewsPicksのThe Update「Web3.0時代到来、NFTでどう稼ぐか?」の出演が終わった5月24日の深夜、興奮冷めやらぬJoiさんから、1通のslackが入りました。「番組の出演者である奥井奈南さんどうかな?」

私シナダも奥井さんのことは以前から「Joiさんに合いそうだな...」とは思っていたところだったので、「是非!」と話はとんとん拍子に進み、今回実験的に奥井さんをお迎えすることができました。

今回は、より多くの方に楽しんでいただけるよう「web3入門編的」な内容にしてみました。web3ってなんだか最近よく聞くけど、ムズカシすぎてよくわからない...という方、この配信をまず聞いていただければと思います。さらに、web3については結構勉強してきた方にとっても、「あ、あれはそういうことだったのか」と復習いただけるような内容になるよう努めました。

また、今皆さんの率直なご感想をいただければと思います。お便りにお寄せくださいませ。

それでは続いていつものコーナーに参りましょう。

変革の道への基礎知識!!

Uncanny valley

日本語では、「不気味の谷現象」。1970年に日本のロボット工学の森政弘博士が命名した現象で、ロボットが人間に近づけば近づくほど、「あれ、なんか気持ち悪い」と思うことが多くなることを指すそうです。いや、私は意外に好きでしたけどね。AIボイス。

Joi さんの新しい本

新刊本「テクノロジーが予測する未来」は明日6月7日発売です。発売前にも関わらず、ビジネス書ランキングでもかなり上位に食い込む人気っぷり。この番組のこともチラリと登場します。是非書店でお手に取ってみてください。

自民党の出席証明NFT

Proof of Attendance Protocol、略してPOAPと呼ばれるもので、イベントに参加した時に発行するNFT化された参加証明バッジになります。いわゆる岸田トークンのことですね。HENKAKU COMMUNITYでも、毎週金曜日の集会に参加した方にはバッジを発行しています。

Stipulate

「条件として取り決める」とか「定める」みたいな意味を持つ英単語になります。

ステーブルコイン

円やドル、金などに紐づいた暗号通貨のこと。主に銀行や取引所、スタートアップなどが発行しています。暴落率の高いクリプトの中では、比較的安定しているものと言われているそうな。しかし今回暴落したテラUSDもステーブルコイン。全然安定してないじゃん!と思うかもしれないのですが、ステーブルコインの中にもいろいろ種類があるそうで。今回暴落したのは、ドルは実際には保有せず、いろんな暗号資産をアルゴリズムを使って組み合わせて、いい感じにドルの価値と合わせていく、みたいな特殊なものだったそうです。 詳しくは、前回の配信「#29 社会派クリエイティブ・ディレクターの辻愛沙子さんに伺う、広告の視点から見た女性の社会進出のカタチ 」の36:49ぐらいからJoiさんが解説してくれています。

CBDC

Central Bank Digital Currencyの略で、中央銀行が発行する仮想通貨のこと。以前、北京オリンピックで外国人向けにお披露目されたデジタル人民元(詳しくは、#20 北京のデジタル人民元レポート/番組オリジナルのNFT会員証の登場/落合陽一さんと語るWeb3で取り上げています。)もCBDCになります。 CBDCとステーブルコインの違いがシナダの中でやや曖昧だったのですが、こちら発行元の違いなんですね。「ステーブルコインは銀行や取引所などが発行する暗号通貨」「CBDCは中央銀行」ということですね。はい、ここ重要!テストに出ます!

フィアット

クリプト業界では円とかドルとか、いわゆる仮想世界じゃない世界の経済のことを指すようですね。「いや、フィアットって、車のメーカーじゃん!なんか関係あるの!?」と思い調べてみました。車のフィアットはFabbrica Italiana Automobile Torino=トリノ・イタリア自動車工業という意味だそうで、全然関係なさそうでした。が、最近Fiat社はエコフレンドリーなドライバーに「KiriCoins」と呼ばれる仮想通貨を配っているそうです。どうやら、同じ名前ということで、車のフィアットはクリプトのフィアットを意識はしているっぽいですね。

香港のお札

イギリスの元植民地である香港では、植民地なだけに中央銀行的な存在が遠かったためか古くから銀行がお札を発行しているそうです。現在も10ドル紙幣以外は銀行が政府からの許可を得て発行しているそうです。そういえば、香港のお札って「HSBC」「スタンダードチャータード銀行」とか銀行名が書かれていますよね。そういうことだったのか!!

ベアマーケット

弱気市場をベアマーケットというそうです。 このベアはクマさんのBearからきてるそうで、腕を上から振り下ろす動作、熊が背中を丸めてる動作、はたまた英語の諺からきてるらしいと諸説あるみたいです。でもクマってなんか獰猛なイメージ(=強気)ですけどね。あとはくまモンみたいにハッピーなイメージ...。ですが、まあ、そういうことらしいです。

Discord

元々はゲームユーザーの間で使われていることが多かったチャットソフトですが、最近はweb3の多くのプロジェクトやDAOで採用されています。HENKAKU COMMUNITYでも使用しています。仮想通貨を保存するお財布アプリMetamaskとの連携など、web3ツールとの組み合わせが自在にできることが愛されている理由のようです。

Smart Bar

JoiさんがシカゴでDJをやっていたクラブの名称。シカゴでは、それぞれのクラブのスタッフが着用するジャージがあり、それを着て別の市内のクラブに行くと無料で飲み食いができたそうです。当時の詳しい内容はJoiさんのブログのこの記事でご覧いただけます。 いやー、クラブのDJというとかなりパリピなイメージですが、Joiさんがパリピには見えないんですよね...。当時はどんなだったんでしょうね。

インドストリアルミュージック

ロックと電子音楽とパンクがごちゃ混ぜになった音楽とのことで、元は前衛的な電子音楽とパンクが融合したことで生まれたイギリス発のジャンルだったそう。シカゴにも有名なレーベル「Wax Trax Records」があり、クラフトワーク、ピンク・フロイドやフランク・ザッパなどの実験的ロック、ジミ・ヘンドリックスなどに影響を与えたそうです。

イケてる求人リストをつくりました

番組にご出演いただいた方々と聞いている方々を結ぶプラットフォームとして、ジョブマーケットを作ってみました。今、実は仕事を探している、なんてあなた!ぜひこちらを確認してみてください。ぴったりの仕事がみつかるかもしれませんよ。

兄弟番組がBS放送で放送中です

Joiさんがナビゲーターを務めるテレビ番組が放送中です。その名も「Earthshot 世界を変えるテクノロジー」。毎週月曜日の夜10時30分からBSテレビ東京で放送となります。毎週月曜日にポッドキャストを聴いた後は、テレビをチェックを習慣づけましょう。

NFT会員証が新しくなりました。

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番組に貢献してくださったリスナーの方々や、出演者、そしてコミュニティメンバーにお渡ししているNFT会員証が新しくなりました。番組コンテンツを「ちゃんと聞いた人」にHENKAKUトークンをプレゼントしています。どうやって「ちゃんと聞いた」かどうかを判断するのかって?詳しくは番組をお聴きください。

今週のシークレットキーワードの申請先

もう今週のシークレットキーワードはゲットしましたでしょうか?申請先は、HENKAKU COMMUNITYのこちらのQuestサイトになります。新バージョンのNFT会員証をゲットした皆さん、頑張って聴いて、HENKAKUを稼ぎましょう。ちなみに!シークレットキーワードを申請できるのは新バージョンを持っている人のみとなります。まだお持ちでない方は、頑張ってコミュニティに入るか、おたよりを採用されるまで送り続けましょう。

おたよりを募集しています

番組では、リスナーの皆様からお便りを募集しています。番組に対する意見はもちろん、Joiさんへの質問があればぜひ投函ください。来週の番組から、採用されたお便りをお寄せいただいた方にはオリジナルのNFTの会員証の取得方法をお送りしています。メッセージはこちらよりお寄せください。また、お便りが採用されると500HENKAKUがもらえます。ぜひお便りをどんどんお寄せくださいね。 会員証発行にはイーサリアムアドレスが必要になります。会員証をご希望の方はお便りをお寄せになる際に明記するようにしてくださいね。

コミュニティ醸成実験の概要

番組という枠を飛び出して、リスナーの方々同士が交流できるコミュニティを醸成する実験を行っています。私シナダももちろん参加しております。詳しくは、こちらをご覧ください。

結構いろんな方が参加されていて、あんな方やこんな方もコミュニティにいらっしゃって、濃ーーい会話が展開されています。

この実験に参加をご希望の方はこちらから参加メンバーの登録をお願いします。メンバーのダイバーシティを考慮しながら、徐々にメンバーを拡大していく予定です。参加時期がきましたら、スタッフから個別に連絡をさせていただきます。興味のある方、まずは登録だけでもしてみてはいかがでしょうか。

ETHアドレスの取得方法

ETH取得には、ウォレット(お財布)をインストールする必要があります。このウォレットはブラウザに拡張機能として導入したり、スマホにインストールすることで、仮想通貨やNFTの管理や送金、受け取りなどが可能になります。

代表的なウォレットはmetamaskと呼ばれるもので、使用料は無料です。もちろんこれ以外のウォレットを使用する場合も、もちろんOKです。

ここではmetamaskを例に登録方法を説明します。

1)まずは、metamaskにアクセスしてみましょう。

https://metamask.io/

2)サイト内に記載してあるdownloadをクリックし、インストールします。

downloadボタンをクリックした後は、インストール先を選択します。ios、andoroidへのインストールのほか、google chromeに拡張機能として導入することも可能です。

任意のInstallボタンを押して、必要事項を記入しインストールを進めてください。

また、登録の段階でパスワードとシークレットリカバリーフレーズをきちんとメモするのをお忘れなく!!

3)パブリックアドレスを確認

インストールが無事済むと、アカウントのホーム画面が表示されます。

Chrome拡張機能版の表示内容

スマートフォン版アプリの表示内容

赤枠で囲まれた暗号のような数字とアルファベットをクリックしてください。この暗号みたいなものが、あなたのパブリックアドレスとなります。銀行預金でいうところの、預金番号のようなものですね。

4)パブリックアドレスをコピーし、メールフォームにペーストしてください

ウォレットを登録したら、ETH アドレスをコピーし、メールフォームにペーストしたら完了です。

イーサリアムアドレスを扱う際の注意点

詐欺には気をつけましょう。怪しいリンクや、知らない人からのリンクはクリックしないでください。セキュリティの観点から、詐欺のリンクをクリックしたり、ウォレットを悪意のあるサイトに同期させたりすると、悪意のある人にトークンやNFT、またはアカウントそのものを盗まれる可能性があります。

お送りした番組オリジナルNFTの確認方法

walletは、日本語にするとお財布なので、送られてきたNFTが見れる...、と思いきやそうではありません。NFTを見るには、OpenSeaなどのプラットフォームをwalletと連携させる必要があります。

ここではOpenSeaでwalletをリンクさせ、送られてきたNFTを確認する方法をお伝えいたします。

1)OpenSeaとWalletをリンクさせる

OpenSeaにアクセスいただき、一番右のお財布マークをクリック。 お使いのウォレットを選択し、同期させます。

2)コレクションを表示させる

お財布の隣にある丸いマークを押すことで、現在お持ちのNFTを確認することができます。

3)Hidden に入っているNFTをコレクションに移す

「Hidden」と記載された欄をクリックいただくと、送られてきたNFTが表示されます。ここで、3つ点が表示されているエリアをクリック。すると、Unhideという項目がでてくるので、これを選択してください。

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デジタルガレージ/次世代戦略事業とweb3のコア人材を探しています

Joiさんが取締役を務めるデジタルガレージでは、web3時代を牽引する新しい人材を募集しています。ここ最近ではChief ArchitectにJoiさんが就任するなど、web3周りでなにやら動きがある様子。新しいことに挑戦したい方、こちらから問い合わせしてみてはいかがでしょうか。