Joi Ito's Podcast - 変革への道

テクノロジーに精通しているだけでなく、サブカルチャーやネットカルチャーにも詳しい伊藤穰一。 かつて、マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究所メディア・ラボの所長も務めた伊藤穰一がさまざまな人物を巻き込み、「これからのニッポン」を考え、どう変革していくべきなのかを議論する新しいポッドキャストがスタートします。 番組には、伊藤穰一のネットワークを通じて、世界中から様々なゲストが出演。 また、解説者として、メディア美学者である武邑光裕氏が登場し、デジタル社会の大局的な指針を伊藤穰一と共に掘り下げていきます。 議題となるテーマは毎回その時に注目されている話題や、伊藤穰一が気になっているテーマをピックアップ。 伊藤穰一の頭の中をそっくり丸ごとお届けしていきます。是非、お楽しみください。

ビットコインの生みの親とも言われるCypherpunk。今回は特別企画として、Joiさんが一人語りでその歴史を前後編でお届けします。 1991年、フィル・ジマーマンが開発したPGP(Pretty Good Privacy)。一般ユーザーでも使える暗号化ソフトウェアの誕生は、アメリカ政府の猛反発を招きました。強力な暗号技術は「武器」とみなされ、輸出が禁じられていたのです。 「匿名性がなければ、反体制的な動きができない。反体制的な動きがないと、国家は死ぬ」 アメリカの国家が暗号の規制を強めると、「これは民主主義じゃない」とCypherpunkたちは怒り狂いました。民主主義の根幹を支える匿名性を守るため、彼らは暗号化技術の普及に全力を注ぎます。RSA暗号をTシャツにプリントして販売したり、歌にしてCDとして発売したり、体に刺青として刻む人まで現れました。 なぜ政府はこれほどまでに暗号を恐れるのか? なぜCypherpunkたちは民主主義存続のために暗号が必要と訴えたのか? なぜスパムメール対策の技術がビットコインにつながったのか?

技術革新の裏に隠された、民主主義、暗号、そして経済を結ぶ深い謎。90年代シリコンバレーでJoiさんが実際に体験したCypherpunkコミュニティの熱気から、現代の暗号通貨ブームへとつながる物語など、ここだけでしか聞けない話を、ぜひ。

編集ノート

編集ノートには編集ノートには難しい用語や人物名などの詳しい解説をお伝えしています。

NFTを無料でプレゼントしています

番組をお聞きのみなさんに番組オリジナルのNFTをプレゼントしています。MintRallyのJoi Ito's Podcast特設イベントページでゲットしてください。 NFT受け取りのひみつの「あいことば」と書かれた部分に番組最後に登場した問題に対する答えを記入してください。

ヒント:スペースなし、大文字半角英数字で入力してください。

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