今月はニューロダイバーシティにフォーカスしてみました。楽しんでいただけたでしょうか?このムーブメントはまだスタートしたばかりではありますが、番組でご紹介したトピックスを学びや思考に役立ててもらえたら嬉しいです。この番組を聞いてくださったあなたが、このムーブメントに何らかの形で参加し、より多くのことに気づいてくださることを願っています。
ニューロダイバーシティ月間は今週で終了となりますが、ポッドキャストでは引き続きこのトピックを取り上げていきます。どうぞお楽しみに。
- Joi
Celebratory Technologyが目指す道を皆で考える
ここからは制作シナダがお届けです。
ニューロダイバーシティという言葉はここ数年で日本でもようやく使われるようになってきた新しい概念ですよね。新しいだけに、提示されている方向性も様々だったりします。
今回のシンポジウムでは様々なフィールドから研究者が集結しました。ある人はAIやコンピューターサイエンス。ある人は医療。ある人は社会学など。みんなそれぞれ別々の研究をしています。今回、様々なことを話し合いました。自分の研究の話はもちろん、日本の当事者や家族などとも話をしました。その中から導きだされたもの、それはCelebratory Technologyという新しい概念をみんなで作り上げることだったのかなと思います。
ニューロダイバーシティという比較的新しい概念と、テクノロジーを組み合わせる。その上で何を大切にするのか、何が一番の問題なのか。これを共有するというのがすごく重要だったのではないかな、と思います。テクノロジーの開発には数年を要するものもあるわけで、その間に間違った方向性をベースに技術を開発されてしまったら後からいろいろ修正したり変更するのは大変。だからこそ、AIやweb3など新しいテクノロジーが伸びてる今こそコンセプトや考え方などを深め、それぞれの領域でそれを適用させていくのがとっても重要、というわけですね。
参加された研究者さんと今でも連絡をとることがあるのですが、みなさんこのシンポジウムは「考えるきっかけを作ってくれた」と話していました。数年後にこの領域がもっともっと成長して、「異なる」ということが普通である世界が広がっているといいなと思いました。
ダイジェスト版 Weekly News Roundup
さて今週ご紹介したニュースは以下の通りとなります。
変革の道への基礎知識
ETF
Exchange Traded Fundの略で、日本語では上場投資信託。日経平均とかS&P500などの指数に連動を目指すもので、取引所で売買される投資信託を指します。
LouAnne Boyd助教授
チャップマン大学の助教授で、ニューロダイバースな人々を支援するための技術の設計、開発、評価を実施している研究者。現在は感覚情報処理障害に対応するためのインタラクションデザインを研究中で、自閉症、ADHD、不安障害、失読症のアクセシビリティを向上させる技術の開発も行なっているそうです。
今週のおさらいクイズの申請先
「おさらいクイズ」の申請先は以下の通りとなります。
KAMONホルダーはHENKAKU COMMUNITYのこちらのQuestサイトから申請してください。正解した方には100HENKAKUをプレゼントします。こちらのサイトは新バージョンのポッドキャスト会員証を持っている人のみが対象となります。Kamonをゲットしたい方は、頑張ってコミュニティに入るか、おたよりを採用されるまで送り続けましょう。
KAMONをまだお持ちでない方は、こちらのMintRallyのJoi Ito's Podcast特設イベントページでゲットしてください。正解された方には、NFTをプレゼントします。NFTは無料です。
NFT受け取りのひみつの「あいことば」と書かれた部分に今日の問題に対する答えを記入してください。
ヒント:半角英数字で入力ください。今週は最初の文字だけ大文字、残りは小文字です。
コミュニティ醸成実験の概要
番組という枠を飛び出して、リスナーの方々同士が交流できるコミュニティを醸成する実験を行っています。私シナダももちろん参加しております。詳しくは、こちらをご覧ください。
結構いろんな方が参加されていて、あんな方やこんな方もコミュニティにいらっしゃって、濃ーーい会話が展開されています。
この実験に参加をご希望の方はこちらから参加メンバーの登録をお願いします。メンバーのダイバーシティを考慮しながら、徐々にメンバーを拡大していく予定です。参加時期がきましたら、スタッフから個別に連絡をさせていただきます。興味のある方、まずは登録だけでもしてみてはいかがでしょうか。
ETHアドレスの取得方法
ETH取得には、ウォレット(お財布)をインストールする必要があります。このウォレットはブラウザに拡張機能として導入したり、スマホにインストールすることで、仮想通貨やNFTの管理や送金、受け取りなどが可能になります。
代表的なウォレットはmetamaskと呼ばれるもので、使用料は無料です。もちろんこれ以外のウォレットを使用する場合も、もちろんOKです。
ここではmetamaskを例に登録方法を説明します。
1)まずは、metamaskにアクセスしてみましょう。
https://metamask.io/
2)サイト内に記載してあるdownloadをクリックし、インストールします。
downloadボタンをクリックした後は、インストール先を選択します。ios、andoroidへのインストールのほか、google chromeに拡張機能として導入することも可能です。
任意のInstallボタンを押して、必要事項を記入しインストールを進めてください。
また、登録の段階でパスワードとシークレットリカバリーフレーズをきちんとメモするのをお忘れなく!!
3)パブリックアドレスを確認
インストールが無事済むと、アカウントのホーム画面が表示されます。
赤枠で囲まれた暗号のような数字とアルファベットをクリックしてください。この暗号みたいなものが、あなたのパブリックアドレスとなります。銀行預金でいうところの、預金番号のようなものですね。
4)パブリックアドレスをコピーし、メールフォームにペーストしてください
ウォレットを登録したら、ETH アドレスをコピーし、メールフォームにペーストしたら完了です。
イーサリアムアドレスを扱う際の注意点
詐欺には気をつけましょう。怪しいリンクや、知らない人からのリンクはクリックしないでください。セキュリティの観点から、詐欺のリンクをクリックしたり、ウォレットを悪意のあるサイトに同期させたりすると、悪意のある人にトークンやNFT、またはアカウントそのものを盗まれる可能性があります。
お送りした番組オリジナルNFTの確認方法
walletは、日本語にするとお財布なので、送られてきたNFTが見れる...、と思いきやそうではありません。NFTを見るには、OpenSeaなどのプラットフォームをwalletと連携させる必要があります。
ここではOpenSeaでwalletをリンクさせ、送られてきたNFTを確認する方法をお伝えいたします。
1)OpenSeaとWalletをリンクさせる
OpenSeaにアクセスいただき、一番右のお財布マークをクリック。 お使いのウォレットを選択し、同期させます。
2)コレクションを表示させる
お財布の隣にある丸いマークを押すことで、現在お持ちのNFTを確認することができます。
3)Hidden に入っているNFTをコレクションに移す
「Hidden」と記載された欄をクリックいただくと、送られてきたNFTが表示されます。ここで、3つ点が表示されているエリアをクリック。すると、Unhideという項目がでてくるので、これを選択してください。
デジタルガレージ/次世代戦略事業とweb3のコア人材を探しています
Joiさんが取締役を務めるデジタルガレージでは、web3時代を牽引する新しい人材を募集しています。ここ最近ではChief ArchitectにJoiさんが就任するなど、web3周りでなにやら動きがある様子。新しいことに挑戦したい方、こちらから問い合わせしてみてはいかがでしょうか。