分断されず、誰もが自由にアクセス・参加できるオープンなウェブ空間を守るという思想のこと。ティム・バーナーズ=リーがWorld Wide Web Foundation設立時に掲げた「One Webの推進」という理念で、複数の小さなウェブに分断されるのではなく、ハイパーテキストリンクが潜在的に何でもリンクできる統一されたウェブこそが、はるかに興味深く価値のあるものだという考えに基づいている。
Internet Engineering Task Forceの略。1986年に創設された、インターネットの技術仕様や標準(プロトコルなど)を策定・維持している国際的なオープン標準化組織。TCP/IPをはじめとするインターネットプロトコルスイートの標準化を担当し、「インターネットをより良く機能させる」ことをミッションとしている。誰でもワーキンググループのメーリングリストに参加したり会議に登録したりすることで参加可能な開放的な組織で、インターネットソサエティの支援を受けて運営されている。ポッドキャストでは、インターネットのアーキテクチャーをポリシメーカー(政策立案者)にきちんと理解してもらう必要性について言及される文脈で登場します。
Broadband Integrated Services Digital Networkの略で、従来のISDNを拡張し、音声・データ・映像などの多様なブロードバンドサービスを統合的に提供することを目指したネットワーク規格。ATM(非同期転送モード)技術に基づき高い帯域幅と柔軟なサービス提供を特徴としましたが、ADSLや光ファイバーがより安価かつ高速に普及したため、商用サービスとして広く導入されることなく「日の目を見ずに亡くなった」技術となりました。
Programmed Data Processor。DECが開発したミニコンピュータシリーズ。特にPDP-11(1970年発売)は多くの大学で使われ、初期のUNIXが動作したマシンとしても有名です。現在のような「パソコン」が存在しなかった時代に、比較的手頃な価格で高性能なコンピューティングを提供しました。
ソフトウェア開発者であり自由ソフトウェア運動の創始者として知られるRichard Matthew Stallman氏のこと。1983年にUnixライクな完全自由ソフトウェアを目指すGNUオペレーティング・システムプロジェクトを発表し、1985年にフリーソフトウェア財団を設立することで、フリーソフトウェア・ムーブメントを立ち上げ。技術面では、オリジナルのEmacs、GNUコンパイラコレクション、GNUデバッガなど数多くの重要なソフトウェアを開発し、法的な面ではコピーレフトの概念を開拓して、現在最も広く使われている自由ソフトウェアライセンスであるGNU一般公衆利用許諾書の主要著者となりました。1990年代半ば以降は政治的活動に重点を移し、世界各国で自由ソフトウェアの理念を広める講演を行い、ソフトウェア特許や著作権法の拡張に反対するキャンペーンを展開するなど、現代のソフトウェア自由化運動における最も重要な理論家・実践家の一人として活動を続けています。
Project Management Body Of Knowledgeの頭文字をとったもので、1987年にアメリカの非営利団体がまとめたプロジェクト管理に関する国際的な基準のこと。主にシステム開発などで導入されているものなんですが、これをデザインの分野に持ち込んだのが、林千晶さん率いるロフトワークでした。
このイベントは、茶の湯文化の伝統継承に取り組む伊住禮次朗さんが主催する「茶美会(さびえ)」とシアスター・ゲイツさんのコラボ企画。「Beauty and Generosity between us, not division(私たちの間にあるのは分断ではなく、美と寛容である)」というステキなコンセプトが掲げられていたらしい。
フルネームはArthur Lindsay Sadler。シドニー大学の東洋学教授を26年間務め、オーストラリア王立陸軍士官学校の日本語教授でもあった方だそう。著書「Cha-no-yu: The Japanese Tea Ceremony」では茶の湯の起源と、その儀式化における豊かで複雑な構成要素を解説しているとか。
Joiさんが最後に話していた利休と教え子の話。
サドラーの著書「Cha-no-yu: The Japanese Tea Ceremony」に記載されていた一説なんだとか。
"On another occasion the same critic (Tachibana Sogen) observed that the judgment of Enshu might perhaps be superior to that of Rikyu, since everyone agreed that the things that Enshu praised were good, whereas opinions differed about the things that Rikyu favored. "That may seem a compliment to me," replied Enshu, "but in fact it is only an ignorant view. Rikyu decided that certain vessels were interesting and beautiful and satisfying on his own initiative and authority, and used them for Cha-no-yu and gave names to them, and his judgment was not only accepted in his day but is still praised as a criterion. This is because of Rikyu's great merit as a Tea Master, and not because of the age or value of the vessels. Articles that are so transformed by virtue of the Master's praise are famous and precious indeed. But as for me, I don't possess the capacity of giving a real value to anything on the authority of my own taste. When noblemen bring things to me and ask for an opinion I don't care to offend them and so am inclined to say what they like to hear. But this kind of consideration of people's feelings is not in accordance with the best traditions of Tea. There is a difference of Heaven and Earth between Rikyu's lofty principles and mine."
pp 87-88 Sadler, A. L., & Martin, L. C. (2019). The Japanese Tea Ceremony: Cha-no-Yu and the Zen Art of Mindfulness (Illustrated edition). Tuttle Publishing.
茶の本
岡倉天心が1906年にアメリカで出版した本。もともとは英語で書かれており、The Book of Teaと呼ばれていました。茶道を通じて日本人の精神文化や生活観を解説しています。
特に、戸田さんのお話の中で「お道具がどれだけ愛されるか」ということを中心に考えているのが印象的でした。つまり売買される商品やモノ自体に魂が宿ってるわけです。これって、JoiさんがよくいうFirst Order CyberneticsがSecond Order Cyberneticsに進化したぐらい新しい考え方じゃないですか!?売買されるコモディティ自体が意識を持つという考え方が経済学に組み込まれるとしたら、経済システム全体が根本から大きく変わるのでは...なんてちょっと想像してしまいました。
SF作家アーサー・C・クラークが定義したクラークの三法則のうちの一つ挙げられているもの。「高名で年配の科学者が「これは可能だ」と言えば、その主張はほとんど正しい。しかし「これは不可能だ」と言えば、その主張は大抵間違っている。」原文は"When a distinguished but elderly scientist says something is possible, they are almost certainly right."
フルネームはメルビン・クランツバーグ。ジョージア工科大学の技術史教授であり、Technology and Cultureの創刊編集者としても知られているそうです。クランツバーグはテクノロジーの6つの法則を掲げていて、そのうちの第二の法則として挙げているのが、「すべての技術革新は、それを完全に有効にするために、さらなる技術的進歩を必要とするようである。=発明は必要の母」というものになります。
バーチャルリアリティのゴッドファーザーと呼ばれる人物。コンピュータ科学者、作家、作曲家、アーティストであり、バーチャルリアリティの先駆者として知られています。彼はテクノロジーが社会や人間に与える影響に関心を持ち、ヒューマニズムの視点から技術批評を行っています。代表作「You Are Not a Gadget」や「Who Owns the Future?」で高い評価を受け、複数の国際的ベストセラーを著しています。また、彼はマイクロソフトの科学者としても活躍し、多くの革新的プロジェクトを牽引しています。
フルネームはArthur Lindsay Sadler。シドニー大学の東洋学教授を26年間務め、オーストラリア王立陸軍士官学校の日本語教授でもあった方だそう。著書「Cha-no-yu: The Japanese Tea Ceremony」では茶の湯の起源と、その儀式化における豊かで複雑な構成要素を解説しているとか。
2011年に設立された商品のレビューサイト。2016年にNew York Timesに買収されたそう。徹底的な独自テストと公平な評価を通じて、価値ある製品を推奨し続けています。2015年までに1億5,000万米ドルのeコマース売上を記録し、アフィリエイトリンクを利用して売上高の何分の一かを得るという影響力のあるビジネスモデルで注目を集めたそうな。MONOQLOの本家、みたいな感じでしょうか。
1960年代半ばに、イタリア人建築家のAdolfo NataliniとCristiano Taraldo di Franciaが創設した建築グループ。大規模な都市計画から日用品のデザインまで、多岐にわたる分野で活動を展開したそう。彼らの特筆すべき点は、実際の建築物をほとんど残さなかったにもかかわらず、その斬新で大胆なイラストレーションによって注目を集めたことです。彼らのデザイン領域は、都市や建築物だけでなく、家具や照明器具などの日常的なオブジェにまで及び、そのスタイルは当時のポップカルチャーの影響を強く受けていました。
コンテンポラリーなデザインに重点を置き、ハーグの国会議事堂の増築、アムステルダムの住宅街のマスタープラン開発などを手掛けたほか、NDT(ネザーランド・ダンス・シアター)の設計で知られているそうです。元は作家で、『Delirious New York(邦題:錯乱のニューヨーク)』という建築にまつわる小説が有名なんだそう。
いろいろな要素が複雑に絡み合い、生き物のように物事が進み出すことを言うそうです。隈研吾さんの回で登場した2nd order cyberneticsなんかがまさにこの複雑系自己適応型システムのことらしく、サイバネティクス自体を観察している観察者が含まれ進んでいく。こうすることで、観察者自身が舵を取り、システムの変化に関与することになり、システム自身が自己決定をするようになる。というまるで生き物のように動き出すシステムを指すことだとシナダは理解しました。間違ってたらだれか教えてください。
Reid Hoffman氏は、LinkedInの共同創設者であり、投資家、起業家としても知られています。「Masters of Scale」というポッドキャストシリーズを配信していて、様々な成功したビジネスリーダーや起業家がゲストとして登場し、自身の経験や考え方などを語っています。Joiさんとお友達なんですって。
10年以上前、異能vation の審査員として落合さんの作品を見たことを今でも覚えています。私は長年、Prix Ars Electronicaの審査員として、またその後はMITのメディアラボで、メディアアートに深く関わってきました。日本にも注目すべきメディアアートはありますが、かなりレアな存在だったので、新しい才能の出現を目の当たりにしているような感覚を覚えました。
テクノロジー界におけるシリコンバレーの重鎮。ペイパルの創業に関わったほか、2002年にはビジネス系SNSのLinkedInを創業。投資家としても、FacebookやAirbnbといった象徴的な企業の成功に貢献し、AuroraやConvoyといった急成長中の新企業の規模拡大を支援しています。2009年にはベンチャーキャピタルのグレイロックのパートナーに。人気ポッドキャストの「Masters of Scale」のナビゲーターとしても活躍中です。
Real World Assetの略で日本語では現実資産。不動産とか金とかのこと。最近はこれをトークン化することが話題となっています。現実の資産をブロックチェーンネットワークで取引可能なデジタルトークンに変換することで流動性が高まるというわけですね。不動産の証券化って昔からありましたが、これを分散的に実現してしまうことが可能ということ。つまり、これまで入っていた仲介業者をすべてスマートコントラクトに任せてしまって手数料とかほとんどとられることなく、売買が可能に。なんて世の中なんでしょう。
1769年にハンガリー生まれの発明家であるWolfgang von Kempelenによって作られたチェス対戦ロボット。タークとはトルコ人のことだそうです。このメカニカルタークは高度なチェスができる自動人形とされ、同時代の知識人や著名人のほとんどを倒したそう。このロボットは、登場から長らく無敵を誇っていたが、じつはこのマシンには、中にチェスの名人が隠れていたそう。いや、これNetflixドラマにできますよね。
イギリスの経済学者チャールズ・グッドハートにちなんで名づけられたもので、日本語ではグッドハートの法則というそう。1975年の "Rules of Thumb for Monetary Policy "という論文で紹介されました。「計測結果が目標になると、その計測自体が役に立たなくなる」ということだそう。
植民地時代のインドでイギリス政府がコブラの生息数を減らすためにコブラの皮に懸賞金をかけたところ、起業家の市民が皮のためにコブラを繁殖させ、その不正が発覚するとコブラを放してしまい、コブラの生息数を減らすどころか増やしてしまったというのが実例として挙げられるそうです。
Oh my gosh neural fad by Emi Kusano. 100 pieces are officially sold out within 24 hours ..!!!!! Thank you everyone and Bright Moments @brtmomentspic.twitter.com/rcz0r0kiO8
AIの発展は革命的な一方で、進化しすぎるといつか人間を凌駕してしまうのではと心配になったことはありませんか?それはあなただけでなく、世界も同じ。今回の公開書簡はまさしく未来のAIを考える。AIの安全性を研究する非営利団体Future of Life Institution (FLI)が今年3月28日にGPT-4よりも強力なAI開発は少なくとも6か月間停止するように書簡で公開し、その懸念を呼びかけました。
1983年に設立されたSilicon Valley Bank(以下SVB)は、今ではシリコンバレーの中核的な金融機関としてグローバル展開も進めてきました。2022年末時点の総資産は約2,090億ドルでなんと全米16位!しかしそんなSVBが今年3月に米連邦預金保険公社(FDIC)によって経営破綻が宣告されます。経営不安から破綻に至るまでの期間が短かったこともあり、世界中に衝撃を与えました。これからの影響に要チェックです。
Mimiさんの教え子で、研究者。現在はカリフォルニア大学サンタクルーズ校のComputational Media Departmentに所属しているそうです。主に障がいを持つ人々のためのプレイフルでコミュニティ志向のテクノロジーの研究と設計を研究されています。自閉症を持つ子供たちのためのオンラインコミュニティであるAutcraftを活用した学びを研究されているようです。
Large Language Modelの略で、日本語では大規模言語モデル。LLMは、大量のテキストデータセットに基づいてトレーニングされた人工知能モデルの一種。AIによって学習させるデータが違うようですね。ちなみに、ほら半年ぐらい前にGoogleのAI開発者が「AIは人間の心を持ってる!」と訴えて解雇されたニュース覚えていませんか。あれも、LLMだったようです。当時Joiさんが番組内でLLMが人間の心を持つのはあり得ない、という内容について解説しています。是非こちらもご参照ください。
Joi: I want you to act as an Japanese translator, spelling corrector and improver. I will write in English and you will translate it and answer in the corrected and improved version of my text, in Japanese. I want you to replace my simple words and sentences with more beautiful and elegant, upper level Japanese words and sentences. Keep the meaning same, but make them more literary. I want you to only reply the correction, the improvements and nothing else, do not write explanations.
This week's podcast is about AI and more specifically about ChatGPT. As the application takes the world by storm, we are just figuring out all of the interesting ways of using it. Today we explore how we can use it on the Podcast and talk about the future of AI through this lens.
Sam Altmanは、アメリカのテクノロジーベンチャー家、投資家、起業家であり、OpenAIのCo-Founder兼Presidentです。彼はY CombinatorのCo-Founderとしても知られており、スタートアップのアクセラレーションプログラムを運営しています。また、ロイヤル・サイエンス・アカデミーのFellowでもあります。
Y Combinatorは、スタートアップを支援するアクセラレーションプログラムであり、サンフランシスコに本拠を置く孵化器です。Y Combinatorは、新しい事業を立ち上げるための資金とアドバイスを提供し、スタートアップ企業にとっての成功を促進することを目的としています。Y Combinatorは、毎年2回、3か月間のプログラムを開催し、参加企業には資金とアドバイスを提供し、投資家とのネットワーキングを支援します。Y Combinatorに参加したスタートアップの中には、Airbnb、Dropbox、Redditなどの大成功事例があります。
excited to share my latest work, one of the first movie posters as an NFT- for none other than the first feature-length, crowdfunded (@viamirror) documentary on Ethereum. @EthereumFilm
Accounting Standards Board of Japanの略で、日本語では企業会計基準委員会。日本の会計基準の設定を行う民間組織で2001年に設立されました。それまでは、金融庁の企業会計審議会が策定していたそうです。でも同年、「やっぱり会計基準は民間組織で決めましょう!」というお達しが世界的にあり、民間組織として生まれ変わったとか。
web 3.0、NFT、暗号資産、DAO、慈善事業などの多分野に重点を置くアーティスト。彼女の作品は、投資グループPleasrDAOの構築に影響を与え、分散型金融運動のスタイルを形成した。FortuneやVogueの表紙を飾り、Steve AokiやSotheby'sとのコラボレーションも行っている。今年のForbes 30 Under 30に選ばれ、FortuneのNFTy50(NFT分野で最も影響力のある人物リスト)のトップ5にランクインした。また、NFTの売上から150万ドル以上をチャリティーに寄付している。
Sputuniko!
英国ロンドン大学インペリアル・カレッジ数学科および情報工学科を卒業後、英国王立芸術学院(RCA)デザイン・インタラクションズ専攻修士課程を修了。RCA在学中より、テクノロジーによって変化していく人間の在り方や社会を反映させた映像インスタレーション作品を制作。最近の主な展覧会に、2019年「未来と芸術展」(森美術館)「CooperHewitt デザイントリエンナーレ」(クーパーヒューイット、アメリカ)、「BROKEN NATURE」(第22回ミラノトリエンナーレ,伊)、2016年「第3回瀬戸内国際芸術祭」(ベネッセアートサイト直島)、「Collecting Future Japan - Neo Nipponica」(ビクトリア&アルバート博物館、イギリス)など。2013年よりマサチューセッツ工科大学(MIT) メディアラボ 助教に就任し Design Fiction Group を率いた。東京大学大学院特任准教授を経て、現在は東京藝術大学デザイン科准教授。VOGUE JAPAN ウーマンオブザイヤー2013受賞。2014年FORBES JAPAN 「未来を創る日本の女性10人」に選出。2016年、第11回「ロレアル‐ユネスコ女性科学者 日本特別賞」受賞。2017年、世界経済フォーラム「ヤンググローバルリーダー」、2019年TEDフェローに選出。著書に「はみだす力」。
Speechless at yesterday's sale of my first #NFT@withfoundation. The artist to artist support and the level of intention for a more diverse and equal industry is out of this world. The cultural wedge that this video created all these years ago is finally ready to level up! pic.twitter.com/GZyrm3QT9j
Transmission Control Protocol/Internet Protocolの略で、インターネット採用されている通信プロトコルのこと。このサイトの説明がわかりやすかったです。データを小さなブロックに分けてちょっとずつ送る行為を、IPさんとTCPさんが分業をしていて、IPさんは運搬係、TCPさんは整頓係みたいな感じのようです。
Internet Protocol Version 6の略。インターネットの普及に伴い、IPアドレスが全世界的に枯渇する問題が発生し、IPv6が登場しました。IPとはインターネット通信を行うためのルールで、IPv6は基本的に従来のPPPoE方式に加え、イーサネットを介して接続するIPoE方式が利用可能。
Securities and Exchange Commissionの略で、日本語だと米国証券取引委員会。大恐慌の真っ最中である1934年に当時の大統領フランクリン・ルーズベルトがニューディール政策の一環として、「こんなひどい恐慌が二度とおきないために」と設立されたもの。投資家を保護し、公正で秩序ある効率的な市場を維持し、資本形成を促進するという使命があるそうです。ま、その背景を聞けば、仮想通貨という新参者に対してちょっと慎重になってしまうのも分からなくもないですね。
The Sandboxは最も古いNFT/メタバースプロジェクトの1つで、「web3のメタバースは一体どんなものなのか」を常に提示し続けてきたように思います。これまで、技術的な問題や規制をクリアにしてきたため、当初の想定よりもローンチにやや時間はかかっているものの、業界をリードし続けるその牽引力は目を見張るものがあります。先駆者や先発者にとってリーダーとしての役割を担うことは本当に重要なことだと思います。
最近、ブロックチェーンに対してお金儲けだけではない部分に惹かれて興味を持つ人に会うことが多くなってきました。あやさんが送ってくれたEthereum Foundationmのレポートには、「Ethereum is a protocol for human coordination=イーサリアムとは人と人とをつなぐプロトコル」と書いてありました。これはすごいことだと思います。私はこれまで、会計の進化について、human coordinationの視点から考察を重ねてきました。たとえば、2016年に書いたこの投稿を参照してください。
インタビューでは、脳の多様性 X web3というなんともユニークな内容となりました。お二人の話は行ったり来たりしながらどんどんと深い世界に入っていくのが特徴的でしたが、全部聴いてみて思ったのは「定型にハマることを美とする時代は終わり。そこにハマることにばかり執着していると、きっとネガティブな結果になる」ということかと。
アメリカの文化人類学者です。「情報」を「difference that makes difference」と定義したことでも有名です。これは、情報システム上で、フィードバックが何度も行われるうちに「違い」がどんどん新たな差異を生み続け、最終的には個性や特性を生む、という言葉だそうで、つまり「違いということそのものが情報なのだ」ということなんだそうです。
西海岸のアンダーグラウンド・ヒップホップ・サーキットでラッパーとして活動し、あのMCハマーの右腕として活躍された方だそうです。最近では宇多田ヒカルも出演したCoachellaのHead in the Clouds Foreverを主催したレーベルも運営しています。最近ではアジア圏で連携してNFTのパワーを集結させようとしているそうです。
Central Bank Digital Currencyの略で、中央銀行が発行する仮想通貨のこと。以前、北京オリンピックで外国人向けにお披露目されたデジタル人民元(詳しくは、#20 北京のデジタル人民元レポート/番組オリジナルのNFT会員証の登場/落合陽一さんと語るWeb3で取り上げています。)もCBDCになります。
CBDCとステーブルコインの違いがシナダの中でやや曖昧だったのですが、こちら発行元の違いなんですね。「ステーブルコインは銀行や取引所などが発行する暗号通貨」「CBDCは中央銀行」ということですね。はい、ここ重要!テストに出ます!
フィアット
クリプト業界では円とかドルとか、いわゆる仮想世界じゃない世界の経済のことを指すようですね。「いや、フィアットって、車のメーカーじゃん!なんか関係あるの!?」と思い調べてみました。車のフィアットはFabbrica Italiana Automobile Torino=トリノ・イタリア自動車工業という意味だそうで、全然関係なさそうでした。が、最近Fiat社はエコフレンドリーなドライバーに「KiriCoins」と呼ばれる仮想通貨を配っているそうです。どうやら、同じ名前ということで、車のフィアットはクリプトのフィアットを意識はしているっぽいですね。
2017年に設立された団体で、イーサリアムの創設者の一人、ギャヴィン・ウッドらによって設立されました。分散型 Web ソフトウェアプロトコルの分野、特に分散化を保護するための最新の暗号化手法を活用した技術やアプリケーションを育成し、Web3 エコシステムの利益と安定性のために管理することを目的としています。ポルカドットという異なるブロックチェーンをつなぐプロジェクトを推進しているそうです。
web3をテーマにした会合が開かれます
Joiさんが取締役を務めるデジタルガレージでは6月14日の火曜日に、「THE NEW CONTEXT CONFERENCE」を開催します。今年のテーマはなんと、「web3」になります。あんな方やこんな方のお話を間近で聴ける貴重なチャンスです。もしかしたらJoiさんとお話しもできるかも。リスナー限定のコード「WEB3JOIN」を使えば、入場チケットが30%オフになります。ぜひ奮ってご参加ください。
もう今週のシークレットキーワードはゲットしましたでしょうか?申請先は、HENKAKU COMMUNITYのこちらのQuestサイトになります。新バージョンのNFT会員証をゲットした皆さん、頑張って聴いて、HENKAKUを稼ぎましょう。今週分は、5月29日まで申請が可能です。LET'S LISTEN TO EARN!
web3をテーマにした会合が開かれます
Joiさんが取締役を務めるデジタルガレージでは6月14日の火曜日に、「THE NEW CONTEXT CONFERENCE」を開催します。今年のテーマはなんと、「web3」になります。あんな方やこんな方のお話を間近で聴ける貴重なチャンスです。もしかしたらJoiさんとお話しもできるかも。リスナー限定のコード「WEB3JOIN」を使えば、入場チケットが30%オフになります。ぜひ奮ってご参加ください。
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Stanley Greenspanが完成させたDIRという発達アプローチに基づいた療育メソッド。床に座って、こどもと大人が遊びながら発達を促すという側面があることから床=フロア、時間=タイムとその名が付けられているそうです。最近、欧米では自閉症時や発達遅滞児の療育メソッドとして採用される例が増えてきており、これまで主流とされたABAの代替療法やABAと併せて使用されることが多いそう。
正式名称は、Bored Ape Yacht Club。「やることなくて飽き飽きしてる猿が所属するヨットクラブ」という不思議な名前のNFTアートコレクション。シナダ的には最初、このアートが何千万もするのがあんまり理解できなかったのですが、Joiさんからコミュニティやパーティの話を聞いたら俄然欲しくなってきました。ま、買えませんけどね。ヨットクラブということでちょっと上流階級な感じを彷彿とさせつつ、原宿のBathing Ape的な匂いも感じさせるあたりがニクいですね。Joiさん所有のエイプはこちら。
テクノロジー界におけるシリコンバレーの重鎮。ペイパルの創業に関わったほか、2002年にはビジネス系SNSのLinkedInを創業。投資家としても、FacebookやAirbnbといった象徴的な企業の成功に貢献し、AuroraやConvoyといった急成長中の新企業の規模拡大を支援しています。2009年にはベンチャーキャピタルのグレイロックのパートナーに。人気ポッドキャストの「Masters of Scale」のナビゲーターとしても活躍中です。
ロー・カンナは、アメリカの弁護士で、2016年に日系アメリカ人のマイク・ホンダを破って当選した民主党の下院議員。シリコンバレーのテック出身のためテック事情がよくわかる議員として知られているそう。著書『Dignity In A Digital Age』では、テック業界が生み出す利益を公平に分配するためにどうすればよいか、またウソの情報やプライバシー侵害などの負の部分を最小化するためにはどうすればよいか論じているそうです。そして、これに対して、Reidさんが書いた記事はこちら。
しかし、リードさんが手がけた事業はもちろん知っていました。LinkedInは毎日のようにチェックしているし、Paypalだってもうかなり昔から使ってますし、ポッドキャスト「Master of Scale」ももちろん聞いたことがありました。さらに投資として手がけているAirBnBだって、Facebookだって使っています。
テクノロジー界におけるシリコンバレーの重鎮。ペイパルの創業に関わったほか、2002年にはビジネス系SNSのLinkedInを創業。投資家としても、FacebookやAirbnbといった象徴的な企業の成功に貢献し、AuroraやConvoyといった急成長中の新企業の規模拡大を支援しています。2009年にはベンチャーキャピタルのグレイロックのパートナーに。人気ポッドキャストの「Master of Scale(後述)」のナビゲーターとしても活躍中。
より環境負荷が低いとされるマイニングの方法。PoSと略されることが多いです。PoSでは暗号通貨をより多く持っているところがマイニングしやすくなるそうな。イーサリアムは今後このPoSに移行していくらしいですよ。ちなみに、現在ビットコインとイーサリアムが採用している手法は、Proof of Workというもの。こちらはめちゃめちゃ難しい問題を最初に解けたマイナーがゲットする手法だそうで、その問題を解くのにコンピューターが高速回転するので電気代がめちゃめちゃかかり、結果環境に悪い。ということのようです。
ポケモンにインスパイヤされたブロックチェーン上のPlay to Earnゲームで、イーサリアムネットワークに属しているそうです。フィリピンやインドネシアなどにユーザーが多く、その国の平均収入よりゲームで稼げるということで人気なんだとか。ポケモンのようなキャラを成長させ、戦わせて、賞金(トークン)を稼ぐというものなんだとか。最近では独自の取引所まで設立し、乗りに乗っているようです。
NFTコレクションの「Bored Ape Yacht Club」に関連したトークンのこと。17日には同コレクションのNFT保有者を対象としたAirDrop(前述)が行われ、一時は248ドルもの高値をつけましたが、その後暴落しています。そら、BAYCのコイン無料で貰ったら、売りますよね。またエアドロップが行われたことで、イーサリアムの手数料であるガス代も高騰したそうです。
General Data Protection Regulation=一般データ保護規則。2016年4月に制定された欧州議会・欧州理事会および欧州委員会が地域内のデータ保護を強化し統合することを目的とする規則のこと。違反した場合には巨額の制裁金が課せられます。ヤフーが欧州で撤退したニュースはこれがベースとなってましたね。
TCP/IPとは、Transmission Control Protocol/Internet Protocolの略で、インターネット上でネットワーク機器を相互に接続するための通信プロトコル群です。TCP/IPは、プライベートコンピュータネットワーク(イントラネットまたはエクストラネット)の通信プロトコルとしても使用されています。
Dev ProtocolではDevトークンという暗号通貨を発行しています。このトークンは少しずつ供給量が増えている状態となります。つまり貨幣の供給量(マネーサプライ)が増えるということで、この結果インフレになります。
ステーキングとは、支援者がある一定の期間、この暗号資産をデポジットとして使えなくすることを指します。
ステーキングが増える→市場に出回るトークンが減る→インフレーション率が減る→Devトークンの価値が上がる
となります。この仕組みを利用してステーキングした支援者にデポジット期間終了後に利息をつけることができるようになっています。
暗号通貨をブロックチェーンで決済する際の仕組みになります。詳しくは、Joiさんが番組内で説明してくれていますが、簡単にいうと、Proof of Work(PoW)は電力を沢山消費するもの。Proof of Stake(PoS)はあまり消費しないもの。イーサリアムはPoSに移行を予定しているが、ビットコインは今のところPoWのままで行くことにしているということのようです。
Joiさんが所長を務めていたMITの研究室メディアラボの創設者。スーパープレゼンテーションでもお馴染みのTEDトークの常連としても知られています。特に1984年に行ったスピーチは、いまだに語り継がれているとか。1995年に出版された「Being Digital」はベストセラーとなり、現在では40カ国以上で出版されています。2005年には、非営利団体「One Laptop per Child」を設立し、開発途上国の初等教育のためにノートパソコンを提供しています。実のお兄様は米国の初代国家情報長官ジョン・ネグロポンテ氏とのこと。
Ross Mayfieldが2002年にカリフォルニア州パロアルトで創業した会社。企業用ウィキツールの開発・提供を行なっていました。Joiさんは、この会社に出資しており、オードリー・タンは同社の創業メンバーの一人として活躍していました。直接二人が関わることはなかったそうですが、いろいろとつながりはあるってことですね。狭い世界!
そうは言っても、オープンソースの道のりはやっぱり長い。今週は、そんなオープンソースの今後のあり方について、オープンソースの提唱者であり、Code for Japanの創設者でもある関さんにお話を伺った。
いわゆる公益のためのテックと呼ばれるパブリック・インタレスト・テクノロジーやCode for Japanのようなプロジェクトは、日本におけるオープンソースやデジタルDXを成功させるための鍵になると信じている。関さんのような多くの目的を推進するために素晴らしい仕事をしている人たちに新しく出会えることをとても嬉しく思っている。
ドネラ・メドウズは、アメリカの環境科学者。ベストセラーにまでなった「世界がもし100人の村だったら」の原案者としても知られています。メドウズの論文「世界はシステムで動く」(Thinking in Systems)では、自己適応型システムにどう介入したらいいかが論じられています。詳しい内容についてはJoiさんがここで解説しています。