今週も引き続きAIとビジネスについて取り上げました。塩崎彰久さんの基調講演を是非聞いていただければと思います。日本の政界には塩崎さんのような人がいるのは幸運なことだと思います。塩崎さんや自民党のAI プロジェクトチーム、それにweb3プロジェクトチームは、IT政策における国際的なリーダーシップを担っているように思います。彼や彼のチームのおかげで我々のタスクが非常に後押しされているように思います。
- Joi
AIって、ビジネスのあり方を変えてくれる、かも!
ここからは制作スタッフのシナダがお届けして参ります。 今回は番組をお聴きいただいているリスナーのお便りを中心に、奥井さんと、Joiさんとでビジネスでの活用の仕方をあれやこれやと議論いただきました。正直、AIって優秀なアシスタントという感じで、なかなか私の人生に関係ないなーと思ってた自分がいたんですが、はっと気付かされました。AIが進化したことで、今までいろいろな制約があってできなかったことが「アイデア次第」で自分でなんとかできる環境が整ったということなんですね。アマゾンのレビューを全部分析して「あったらいいな」な商品を作って成功する、とか、もうなんか目から鱗でした。これは自分の手でヒット商品を作る可能性を秘めたツールをお手頃価格手に入れられるようになったということ。 考え方次第でなんでもできるってことなんですね。この番組を聞いて、ビジネスを始める人が一人でも増えますように。番組でも応援しますので、是非是非おたよりでその様子を教えてくださいね。
さて、続いてはこちらのコーナーです。
変革の道への基礎知識
AIによって運営されるファンド
膨大な過去の株式データや企業の財務情報、ニュースや市場の感情指標などを基にAIが運営するファンドなどはいくつか存在しています。たとえば、香港に拠点を置くヘッジファンドのAidyiaなど。また投資銘柄の選定やポートフォリオの管理を行うEquBotなどもありますね。
計算資源
計算資源は、計算複雑性理論や情報工学における概念であり、計算機やプロセス、ジョブ、計算モデルなどが計算を行うために必要な「リソース」として使用されます。計算リソースや計算機リソースとも呼ばれ、単に資源やリソースとも表現されます。
エクサフロップス
コンピューターの処理速度を表す単位のこと。浮動小数点演算とよばれる計算を1秒間に何回こなせるかを表してるそうです。ちなみにコロナ禍でよく目にしたくしゃみの飛沫の離散具合を可視化映像でおなじみの富岳なんかは16PFLOPSだそうです。
産総研
産業技術総合研究所の略。経済産業省が管轄する国内最大の公的研究機関で、産業技術の開発と実用化に取り組んでいるそうです。産業スパイ関連でちょっとしたニュースになってたのも記憶に新しいですね。
アマゾンのレビューからアイデア商品を作る会社
これ、Google検索してもGPTに聞いても回答が返ってこなかったのですが、Joiさんは教えてくれましたよ。C&A Marketingという会社だそうです。ここにその当時の記事が出てました。
おたよりを募集しています
Joi Ito's Podcastではシーズン2からマンスリーテーマを掲げ、お便りをたくさん紹介していくことにしました。 7月は「日本人らしさって何だろう?」をテーマにお届けしていきます。 AI時代に入り、「生きがい」や「なごみ」など日本独特のスピリットが世界中で注目されています。 グローバルに受け入れられる日本人らしさってどんなものがあると思いますか? 「世界に広めたいポジティブな日本人らしさ」を是非教えてください。
もちろんJoiさん、奥井さんへの質問も引き続き募集中です。 おたよりを採用した方にはHENKAKU COMMUNITYへご招待いたします。是非あなたのメッセージをお寄せください。おまちしています!
コミュニティ醸成実験の概要
番組という枠を飛び出して、リスナーの方々同士が交流できるコミュニティを醸成する実験を行っています。私シナダももちろん参加しております。詳しくは、こちらをご覧ください。
結構いろんな方が参加されていて、あんな方やこんな方もコミュニティにいらっしゃって、濃ーーい会話が展開されています。
この実験に参加をご希望の方はこちらから参加メンバーの登録をお願いします。メンバーのダイバーシティを考慮しながら、徐々にメンバーを拡大していく予定です。参加時期がきましたら、スタッフから個別に連絡をさせていただきます。興味のある方、まずは登録だけでもしてみてはいかがでしょうか。
ETHアドレスの取得方法
ETH取得には、ウォレット(お財布)をインストールする必要があります。このウォレットはブラウザに拡張機能として導入したり、スマホにインストールすることで、仮想通貨やNFTの管理や送金、受け取りなどが可能になります。
代表的なウォレットはmetamaskと呼ばれるもので、使用料は無料です。もちろんこれ以外のウォレットを使用する場合も、もちろんOKです。
ここではmetamaskを例に登録方法を説明します。
1)まずは、metamaskにアクセスしてみましょう。
https://metamask.io/
2)サイト内に記載してあるdownloadをクリックし、インストールします。
downloadボタンをクリックした後は、インストール先を選択します。ios、andoroidへのインストールのほか、google chromeに拡張機能として導入することも可能です。
任意のInstallボタンを押して、必要事項を記入しインストールを進めてください。
また、登録の段階でパスワードとシークレットリカバリーフレーズをきちんとメモするのをお忘れなく!!
3)パブリックアドレスを確認
インストールが無事済むと、アカウントのホーム画面が表示されます。
赤枠で囲まれた暗号のような数字とアルファベットをクリックしてください。この暗号みたいなものが、あなたのパブリックアドレスとなります。銀行預金でいうところの、預金番号のようなものですね。
4)パブリックアドレスをコピーし、メールフォームにペーストしてください
ウォレットを登録したら、ETH アドレスをコピーし、メールフォームにペーストしたら完了です。
イーサリアムアドレスを扱う際の注意点
詐欺には気をつけましょう。怪しいリンクや、知らない人からのリンクはクリックしないでください。セキュリティの観点から、詐欺のリンクをクリックしたり、ウォレットを悪意のあるサイトに同期させたりすると、悪意のある人にトークンやNFT、またはアカウントそのものを盗まれる可能性があります。
お送りした番組オリジナルNFTの確認方法
walletは、日本語にするとお財布なので、送られてきたNFTが見れる...、と思いきやそうではありません。NFTを見るには、OpenSeaなどのプラットフォームをwalletと連携させる必要があります。
ここではOpenSeaでwalletをリンクさせ、送られてきたNFTを確認する方法をお伝えいたします。
1)OpenSeaとWalletをリンクさせる
OpenSeaにアクセスいただき、一番右のお財布マークをクリック。 お使いのウォレットを選択し、同期させます。
2)コレクションを表示させる
お財布の隣にある丸いマークを押すことで、現在お持ちのNFTを確認することができます。
3)Hidden に入っているNFTをコレクションに移す
「Hidden」と記載された欄をクリックいただくと、送られてきたNFTが表示されます。ここで、3つ点が表示されているエリアをクリック。すると、Unhideという項目がでてくるので、これを選択してください。
デジタルガレージ/次世代戦略事業とweb3のコア人材を探しています
Joiさんが取締役を務めるデジタルガレージでは、web3時代を牽引する新しい人材を募集しています。ここ最近ではChief ArchitectにJoiさんが就任するなど、web3周りでなにやら動きがある様子。新しいことに挑戦したい方、こちらから問い合わせしてみてはいかがでしょうか。