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イノベーションというものは、普段多くの人が軽視している分野から始まるのかもしれない

今週はシナダがお伝えしてまいります。 今週のゲストは近藤麻理恵さん! 実は、私、近藤さんとお仕事するのはこれで4回目ぐらいになります。一番最初にお仕事をしたのは、まだ人生がときめく片づけの魔法が出版された直後ぐらいのこと。あの頃からめちゃくちゃ冴え渡るコメントにモニターブースで大爆笑したのを覚えています。

そして、3回目にお会いしたのは、アメリカに進出される直前ぐらいのことでした。そこから全米で本がベストセラーとなり、Netflixが始まり。世界のKonMariとなり、「ときめき」は「Spark Joy」として知られるようになりましたよね。

こんまりさんのメソッドを改めて勉強し直してみたんですが、やはり随所にイノベーションが隠されてるんですよね。「場所ごとではなく、カテゴリー別に分けて片付けを始める」「モノには物体としての価値のほかに、「機能」「情報」「感情」の三つの価値がある」などなど。

Joiさんのお話にも出てきた、会計のイノベーションの話もそうですが、きっとイノベーションというのはもしかしたら多くの人が「こんな分野にイノベーションなぞ起こりはしない」と軽視されているところから始まるものなのかもしれないと思うようになりました。イノベーションの余地というのはきっとどこにでも転がっていて、あらゆるものが進化する可能性があり、それを見つけるのは内在的動機を強く持った個人の探究心によるところが大きいのではないかと。

きっとそのためには、ぐんとハマる動機づけが必要なんでしょうね。いろんなものに好奇心を持って食らいつく情動を、おばちゃんになっても忘れないようにしなくてはと、今回のディスカッションを聞いて思いました。

「ときめき x 日本固有の精神」を考えるための4つのキーワード

人生がときめく片づけの魔法

一度片づけたら、絶対に元に戻らない方法を伝授するまさに魔法の書。この本が特にイノベーティブだったのは、モノの片付け方そのものを説いたのではなく、モノと人間との関わりを問い直した点にあります。片づけではなく「ときめき」という感情を用いることで、モノとの付き合い方を問い直すきっかけを与えた点でもかなりエポックメイキングな書であったように思います。この本が日本で発売されてから今年は14年目にあたるそうです。

Bradley Horowitz

Googleの製品担当副社長。JoiさんがいたMITメディアラボの出身でもあるそうです。実は、元々はYahooで働いていて、ヤフーデスクトップサーチとヤフーツールバーなんかを開発した人物だったそうですが、2008年にGoogleに電撃移籍しています。

利休百首

千利休が茶道の精神や作法を歌にしてまとめたとされる百首の和歌。「利休道歌」とも呼ばれているそうです。利休が詠んだ説と、弟子が詠んで利休が詠んだことにした説があるそうで、後者が濃厚なんだそう。

nature or nurture

人間は遺伝子によって決まるのかそれとも育った環境で決まるのか?という問いのこと。

捨てる技術

2000年に辰巳 渚氏が出版した「捨てる技術」は捨てるための考え方やテクニックを伝授した本。130万部のベストセラーとなったそうです。

今週のおさらいクイズの申請先

「おさらいクイズ」の申請先は以下の通りとなります。

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