今回は、ニューロダイバーシティと文化について話します。新しいムーブメントの始まりであり、新たな学問分野の発展でもあると感じています。お二人と一緒に取り組めることを、とても楽しみにしています!
- Joi
番組は各種ポッドキャストプラットフォームからお聞きいただけます
日本ならではのニューロダイバーシティが広まったらうれしいな
ここからはシナダがお届けしてまいります。
こと発達障害に関する扱いでは国連から非難されるほど、すばらしいとはいえない国内の現実。ニューロダイバシティみあふれる娘を持つ親として、なんだか毎日悲しいなと思いながら社会を見つめています。もう少しだけこの個性的な彼らが生きやすい社会になってもらえないかな...と。 ですが、今回の対談を聞いてすごく希望をもらえたような気がしました。日本が誇るオタク文化やサブカル文化、これがもしかしたらニューロダイバーシティ実現の鍵を握るのかも、というお話。いいですよねえ。私自身も小学生や中学生のときにものすごく夢中になったあの世界が彼らを救う手立てとなるのだとしたら。私自身もすごーく嬉しいし、もしかしたらこどもと一緒になって楽しめるのかもしれない。カルチャーを介しながら人と人がつながるってとっても想像しやすいし、気軽に実現できるよなと思いました。
今回のエピソードを理解するための5つのキーワード
触力検査
石戸さんが所長をつとめる情報経営イノベーション専門職大学の研究所B Labが主導で研究を進めている触覚の感度を測定するための検査のこと。
感覚過敏
発達障害と呼ばれる人々の中には、聴覚や触覚などの感覚が人より敏感な部分があったりします。逆にとっても鈍感な部分も。たとえば我が家のニューロダイバーシティみ溢れる女子は、口の周りが過敏すぎて離乳食を一切受け入れませんでした。一方、痛覚は鈍麻ぎみなようで、ジャングルジムなどで頭をゴンと打っても普通にしています。ふしぎな子だわあと思って見ています。
Positive Deviance
コミュニティベースのアプローチのことで、うまくいった行動や戦略を特定し、問題解決のために共有することを指すそうです 。同じリソースを持ち、同じような課題に直面しているにもかかわらず、一部のの個人やグループだけがうまく問題を解決できることがありますよね。彼らをPositive Devianceとして学びに生かしていくというアプローチのことだそうです。
岡部先生
東京都市大学の教授、岡部大介先生のこと。2008年のに出された論文「腐女子のアイデンティティ・ゲーム : アイデンティティの可視/不可視をめぐって」が広く注目されたことでも知られています。
加藤先生
東京学芸大学 研究員で非常勤講師の加藤浩平先生のこと。自閉スペクトラムの10代~20代を対象にTRPGや自分たちの「推し」のアニメ・漫画・ゲームについて語り合うHobbyTalkなどを開催しています。
今週のおさらいクイズの申請先
「おさらいクイズ」の申請先は以下の通りとなります。
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NFT受け取りのひみつの「あいことば」と書かれた部分に今日の問題に対する答えを記入してください。
ヒント:大文字半角英数字で入力ください。スペースはいりません。最後のUはいりません。
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