RuaさんとKayさんは、先月行われたニューロダイバーシティのシンポジウムで出会った研究者で、出会ってすぐ打ち解けることができました。お二人のスピーチをこうして共有できるのをとても嬉しく思います。自閉症スペクトラム当事者の声を直接聞くということは、今後日本で取り組むべき重要なテーマだと思います。

- Joi

当事者の意見を入れることの重要性

ここからはシナダがお届けしてまいります。 ニューロダイバーシティ運動で重要なことは当事者の声を入れること。これ、頭ではわかっているものの実際に行動に起こすと結構抜け落ちる感覚だったりします。なぜなら自分は当事者ではないから。
ここで何度かお伝えしてるんですが、私はニューロダイバーシティな娘を持つ「親」なので、どうしても親の視点が強くなってしまいます。すると、どうしても抜け落ちるんですよね。当事者の目線が。 それよりもお医者さんとか研究者とかの意見を参考にしてしまうんです。
でも結局は「本人たち」の意見が大切なんですよね。 今回、RuaさんとKayさんの意見を聞いて思いました。「当事者の視点ってやっぱり大事!」と。
そして、親目線であれこれ先回りしてしまう自分も反省しました。

KayさんとRuaさんという2人の全く異なるアプローチ。日本だと、どちらのスタイルが響くのかな...と思ったりしました。皆さんの意見もお聞きできれば嬉しいです。

- しなだ

変革の道への基礎知識!

スクリーンタイム2時間制問題

米国小児科学会はこれまで、スクリーンタイムという携帯やipadなどスクリーンを見せる時間に制限を設けていました。これまでの規定は5歳以上には2時間未満を推奨していたようですが、この推奨を2016年に撤廃しています。実際多くのお子さんが2時間以上携帯やらipadやらを見てるのが現実だったそうで。それに、個々人によってスクリーンの見せ方も違う...ということもあるそうで。現在では、子供たちのスクリーンの習慣や家庭の状況を考慮し、家族にとって意味のある計画を立てることを勧めているとのこと。

Rua Williamsさん

ユーザー・エクスペリエンス・デザインの研究者で、社会科学も研究しています。医療団地などで、拡張技術を利用する障害者がテクノロジーによって身体の自律性にどういった影響を及ぼしているのかを調査しているそうです。

Kay Kendersさん

デザインによってコミュニティや個人への危害を軽減するという観点から、ソーシャルメディアのデザインを研究している研究者。自閉症テクノロジーと教育が専門で今学期はクリティカル・デザインを共同指導しているそうです。社会的弱者を対象とした一連のデザイン・ワークショップを現在準備中とか。

健常者スペクトラム

社会的、コミュニケーション的、認知的、行動的機能を損なう衰弱性神経疾患のことを指すそうです。英語ではAllism Spectrum Discorderとおっしゃっていました。前回のJoiさんの話したニューロティピカルシンドロームに近いですね。

Facesavr

Kayさんが開発した最新テクノロジーで、健常者スペクトラムの症状である「感情エコラリア」などを防ぐソリューション。どんなものか気になった方、こちらの動画をご覧あれ。

Joiさんとサメのダイビングの話

Joiさんは、中東に住んでいたころよくダイビングをしていたそうですね。この映像はJoiさんがサメに餌をあげているシーン。

そしてJoiさんのサメダイビングエピソードはこちらでも詳しく語られています。

今週のおさらいクイズの申請先

今週から始まりました新コーナー。「おさらいクイズ」の申請先は以下の通りとなります。

KAMONホルダーはHENKAKU COMMUNITYのこちらのQuestサイトから申請してください。正解した方には100HENKAKUをプレゼントします。こちらのサイトは新バージョンのポッドキャスト会員証を持っている人のみが対象となります。Kamonをゲットしたい方は、頑張ってコミュニティに入るか、おたよりを採用されるまで送り続けましょう。

KAMONをまだお持ちでない方はこちらのMintRallyのJoi Ito's Podcast特設イベントページでゲットしてください。正解された方には、NFTをプレゼントします。NFTは無料です。

NFT受け取りのひみつの「あいことば」と書かれた部分に今日の問題に対する答えを記入してください。

ヒント:半角英数字で大文字です。

コミュニティ醸成実験の概要

番組という枠を飛び出して、リスナーの方々同士が交流できるコミュニティを醸成する実験を行っています。私シナダももちろん参加しております。詳しくは、こちらをご覧ください。

結構いろんな方が参加されていて、あんな方やこんな方もコミュニティにいらっしゃって、濃ーーい会話が展開されています。

この実験に参加をご希望の方はこちらから参加メンバーの登録をお願いします。メンバーのダイバーシティを考慮しながら、徐々にメンバーを拡大していく予定です。参加時期がきましたら、スタッフから個別に連絡をさせていただきます。興味のある方、まずは登録だけでもしてみてはいかがでしょうか。

ETHアドレスの取得方法

ETH取得には、ウォレット(お財布)をインストールする必要があります。このウォレットはブラウザに拡張機能として導入したり、スマホにインストールすることで、仮想通貨やNFTの管理や送金、受け取りなどが可能になります。

代表的なウォレットはmetamaskと呼ばれるもので、使用料は無料です。もちろんこれ以外のウォレットを使用する場合も、もちろんOKです。

ここではmetamaskを例に登録方法を説明します。

1)まずは、metamaskにアクセスしてみましょう。

https://metamask.io/

2)サイト内に記載してあるdownloadをクリックし、インストールします。

downloadボタンをクリックした後は、インストール先を選択します。ios、andoroidへのインストールのほか、google chromeに拡張機能として導入することも可能です。

任意のInstallボタンを押して、必要事項を記入しインストールを進めてください。

また、登録の段階でパスワードとシークレットリカバリーフレーズをきちんとメモするのをお忘れなく!!

3)パブリックアドレスを確認

インストールが無事済むと、アカウントのホーム画面が表示されます。

Chrome拡張機能版の表示内容

スマートフォン版アプリの表示内容

赤枠で囲まれた暗号のような数字とアルファベットをクリックしてください。この暗号みたいなものが、あなたのパブリックアドレスとなります。銀行預金でいうところの、預金番号のようなものですね。

4)パブリックアドレスをコピーし、メールフォームにペーストしてください

ウォレットを登録したら、ETH アドレスをコピーし、メールフォームにペーストしたら完了です。

イーサリアムアドレスを扱う際の注意点

詐欺には気をつけましょう。怪しいリンクや、知らない人からのリンクはクリックしないでください。セキュリティの観点から、詐欺のリンクをクリックしたり、ウォレットを悪意のあるサイトに同期させたりすると、悪意のある人にトークンやNFT、またはアカウントそのものを盗まれる可能性があります。

お送りした番組オリジナルNFTの確認方法

walletは、日本語にするとお財布なので、送られてきたNFTが見れる...、と思いきやそうではありません。NFTを見るには、OpenSeaなどのプラットフォームをwalletと連携させる必要があります。

ここではOpenSeaでwalletをリンクさせ、送られてきたNFTを確認する方法をお伝えいたします。

1)OpenSeaとWalletをリンクさせる

OpenSeaにアクセスいただき、一番右のお財布マークをクリック。 お使いのウォレットを選択し、同期させます。

2)コレクションを表示させる

お財布の隣にある丸いマークを押すことで、現在お持ちのNFTを確認することができます。

3)Hidden に入っているNFTをコレクションに移す

「Hidden」と記載された欄をクリックいただくと、送られてきたNFTが表示されます。ここで、3つ点が表示されているエリアをクリック。すると、Unhideという項目がでてくるので、これを選択してください。

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デジタルガレージ/次世代戦略事業とweb3のコア人材を探しています

Joiさんが取締役を務めるデジタルガレージでは、web3時代を牽引する新しい人材を募集しています。ここ最近ではChief ArchitectにJoiさんが就任するなど、web3周りでなにやら動きがある様子。新しいことに挑戦したい方、こちらから問い合わせしてみてはいかがでしょうか。