経済産業省のweb3推進室は、国内のweb3政策の拠点となっています。 浅野さんはそのトップで、このプロジェクトに最適の人物であるように思います。そんな浅野さんからお話を伺えた今回のインタビューは、とてもエキサイティングでした。また、今回web3推進室含め、浅野さん周りの動きについては初めて聞くことが多く、私自身も刺激的な回となりました。
浅野さんの話はweb3の事業アイデアが詰まってる!
はい、こんにちは。シナダです。 今回の浅野さんのお話、とっても面白かったですね。浅野さんのインタビューを聞いてからというものなんだか、「あ、こんなこともできるかも」「あんなこともできるかも」と普通の生活をしていてもどんどんとアイデアが浮かんでくるようになりました。さすが経産省のお仕事! 今は、すごいチームが揃ってるということなので、みなさんが別の部署に異動してしまう前に是非法整備などを進めていただき、我々はコツコツとアイデアを形にしていきたいですね。そう、それが冬の時代の過ごし方なんでしょうね。
変革の道への基礎知識
さて、今週も基礎知識を深めてまいりましょう。
GIGAスクール構想
一人一台端末と高速ネットを整備し、ICT環境を実現すべく広まったプロジェクト。経産省と文部科学省の協業で進められました。はい、うちの小学校に通う娘もタブレットが配られています。今回出演いただいた浅野大介さんは、このGIGAスクール構想のキーパーソンと言われています。
経産省のWeb3レポート
昨年末に経産省から発表されたレポートで、「Web3.0事業環境整備の考え方」というタイトルが付けられています。これが、すごく内容たっぷりで、とっても勉強になります!是非一ページ一ページ熟読することをおすすめします!
NBA Topshot
バスケの注目シーンをNFTにして売買できるweb3系サービス。バスケはトレーディングカードとか昔からあるし、ファンを巻き込むコレクティブル系が上手ですよね。うまいんだなあ。きっと。ちなみにNBA Top Shotは、National Basketball Association(NBA)とDapper Labsのジョイントベンチャーなんだそう。
トラステッドウェブ
内閣官房 デジタル市場競争本部が2021年3月に発表したホワイトペーパー内で提唱された「Webで流通される情報やデータの信頼性を保証する仕組み」のこと。
Society 5.0
狩猟社会(Society 1.0)、農耕社会(Society 2.0)、工業社会(Society 3.0)、情報社会(Society 4.0)に続く、新たな社会のことで、サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の社会(超スマート社会)」を指すそうです。 Gamify ゲームにDefi要素を掛け合わせた、いわゆるweb3系ゲームのこと。NFTゲームと呼ばれることもあり。ゲームをプレイして仮想通貨を稼ぐPlay to Earnもこのジャンル。
STEPN
はい、昨年末すんごいブレイクしたゲームですね。歩くだけで仮想通貨を稼ぐことができるというSolanaのブロックチェーン上で動くNFTゲームになります。NFTのスニーカーを購入すると、歩いた距離に応じてトークンを稼ぐことができるそう。最初にNFTを購入することでゲームに参加することができます。一時はこのスニーカーが8万円ぐらいまで高騰、トークンの価格自体もぐーんと上がりました。当時はみんなスニーカー買うか買わないかで大騒ぎしていたのを覚えています。しかし、5月に大暴落。日本では投資トラブルなども発生し社会現象化しました。現在は、STEPNの話をする人はあまり見かけませんね。
新古典派の経済学の限界
はい、私ミクロ経済を履修したのはウン10年前のこと。今その記憶を手繰り寄せています。新古典派の経済学とは、19世紀後半にジェボンズ、メンガー、ウォラスなどがケインズ先生の教えをアレンジして打ち出したもの。 財やサービスの生産、価格設定、消費の原動力として需要と供給に焦点を当てています。ここで登場するのが「限界=marginals」です。限界とは簡単に言えば、一杯目のカレーは美味しいけど、二杯目、三杯目となると飽きてくるし、なんかもういらないかも...となること。右肩上がりに伸びてた線が急に緩やかになることを指すそうです。消費とか生産とかコストとかいろんな要素が、ある時点で限界を迎えるっぽい!という前提のもとまとめられています。しかし、この検証が難しい。。。だって、経済って実際理論だけで片付かない要素がめちゃめちゃありますからね。しかしweb3時代は、そんな事例がめちゃめちゃ存在していて、研究対象としてはうってつけなんでしょうね。そしていわゆる「限界突破」の要素みたいなものも検証できるのかもしれません。いやー面白い世界ですね。web3。
Ordinals
ソフトウェアプログラマーのCasey Rodarmorが1月21日に発表したプロトコルで、ビットコイン上でNFTを発行するもの。Joiさんはエクセルシートで絵を描く、みたいな話をしてましたが、一応、データは全てオンチェーンらしいです。一番人気のNFTは、Ordinal Punksらしいです。あれ、これあのPunksにそっくりだわあ。
あと、初登場したOrdinalsのマーケットプレイスはこちらになります。
Bright Moments
世界中でデジタルアートとNFTの収集体験ができる巡回型NFTギャラリー。運営元はBright Moments DAOと呼ばれる分散型自立組織。独自のPFPプロジェクトであるCrypto Citizensと、オンチェーン・ジェネレーティブ・アーティストの新人アーティストを支援しています。DAOはCrypto Citizen NFTの保有者によって統治されているそう。これまで展示が行われた場所はメタバース、ベニス、NY、ベルリン、ロンドンなど。これからDAOに参加したい人は、二次流通されてるCrypto Citizenを購入することでDAOに参加するか、将来の開催地のために用意されたゴールデントークンを購入することで参加できるとか。
Golden Ticket Tokyo
ブライトモーメンツ東京の期間中、CryptoTokyoiteを1つmintする権利がついてくるチケットのこと。 東京コレクションとAIコレクションの両方でミントパスを購入可能なほか、アーティストによるスペシャルディナーに参加することが可能。販売価格はなななんと、2.5Eth、およそ50万円相当です。いやー、みなさん気合い入れてSurvey書いてくださいね。しかしあれですよ。応募は一人一回だけです。私、Survey全部読んでますからね。(特にメッセージの部分書いてあると嬉しくて何度も読んでしまいます。)
アンケートを実施しています
番組でもお伝えしましたが、JOI ITO'S PODCASTに関するアンケートを実施しています。 お答えいただいた方の中から抽選で1名様にBright MomentsのGolden Ticket Tokyoをプレゼント!是非奮ってご応募してください。しかし、アンケートは一人1回までのご応募とさせてください。お一人で複数の申し込みをされた場合は無効となります。
イケてる求人リストをつくりました
番組にご出演いただいた方々と聞いている方々を結ぶプラットフォームとして、ジョブマーケットを作ってみました。今、実は仕事を探している、なんてあなた!ぜひこちらを確認してみてください。ぴったりの仕事がみつかるかもしれませんよ。
NFT会員証が新しくなりました。
番組に貢献してくださったリスナーの方々や、出演者、そしてコミュニティメンバーにお渡ししているNFT会員証が新しくなりました。番組コンテンツを「ちゃんと聞いた人」にHENKAKUトークンをプレゼントしています。どうやって「ちゃんと聞いた」かどうかを判断するのかって?詳しくは番組をお聴きください。
今週のシークレットキーワードの申請先
もう今週のシークレットキーワードはゲットしましたでしょうか?申請先は、HENKAKU COMMUNITYのこちらのQuestサイトになります。新バージョンのNFT会員証をゲットした皆さん、頑張って聴いて、HENKAKUを稼ぎましょう。ちなみに!シークレットキーワードを申請できるのは新バージョンを持っている人のみとなります。まだお持ちでない方は、頑張ってコミュニティに入るか、おたよりを採用されるまで送り続けましょう。
おたよりを募集しています
番組では、リスナーの皆様からお便りを募集しています。番組に対する意見はもちろん、Joiさんへの質問があればぜひ投函ください。来週の番組から、採用されたお便りをお寄せいただいた方にはオリジナルのNFTの会員証の取得方法をお送りしています。メッセージはこちらよりお寄せください。また、お便りが採用されると500HENKAKUがもらえます。ぜひお便りをどんどんお寄せくださいね。 会員証発行にはイーサリアムアドレスが必要になります。会員証をご希望の方はお便りをお寄せになる際に明記するようにしてくださいね。
コミュニティ醸成実験の概要
番組という枠を飛び出して、リスナーの方々同士が交流できるコミュニティを醸成する実験を行っています。私シナダももちろん参加しております。詳しくは、こちらをご覧ください。
結構いろんな方が参加されていて、あんな方やこんな方もコミュニティにいらっしゃって、濃ーーい会話が展開されています。
この実験に参加をご希望の方はこちらから参加メンバーの登録をお願いします。メンバーのダイバーシティを考慮しながら、徐々にメンバーを拡大していく予定です。参加時期がきましたら、スタッフから個別に連絡をさせていただきます。興味のある方、まずは登録だけでもしてみてはいかがでしょうか。
ETHアドレスの取得方法
ETH取得には、ウォレット(お財布)をインストールする必要があります。このウォレットはブラウザに拡張機能として導入したり、スマホにインストールすることで、仮想通貨やNFTの管理や送金、受け取りなどが可能になります。
代表的なウォレットはmetamaskと呼ばれるもので、使用料は無料です。もちろんこれ以外のウォレットを使用する場合も、もちろんOKです。
ここではmetamaskを例に登録方法を説明します。
1)まずは、metamaskにアクセスしてみましょう。
https://metamask.io/
2)サイト内に記載してあるdownloadをクリックし、インストールします。
downloadボタンをクリックした後は、インストール先を選択します。ios、andoroidへのインストールのほか、google chromeに拡張機能として導入することも可能です。
任意のInstallボタンを押して、必要事項を記入しインストールを進めてください。
また、登録の段階でパスワードとシークレットリカバリーフレーズをきちんとメモするのをお忘れなく!!
3)パブリックアドレスを確認
インストールが無事済むと、アカウントのホーム画面が表示されます。
赤枠で囲まれた暗号のような数字とアルファベットをクリックしてください。この暗号みたいなものが、あなたのパブリックアドレスとなります。銀行預金でいうところの、預金番号のようなものですね。
4)パブリックアドレスをコピーし、メールフォームにペーストしてください
ウォレットを登録したら、ETH アドレスをコピーし、メールフォームにペーストしたら完了です。
イーサリアムアドレスを扱う際の注意点
詐欺には気をつけましょう。怪しいリンクや、知らない人からのリンクはクリックしないでください。セキュリティの観点から、詐欺のリンクをクリックしたり、ウォレットを悪意のあるサイトに同期させたりすると、悪意のある人にトークンやNFT、またはアカウントそのものを盗まれる可能性があります。
お送りした番組オリジナルNFTの確認方法
walletは、日本語にするとお財布なので、送られてきたNFTが見れる...、と思いきやそうではありません。NFTを見るには、OpenSeaなどのプラットフォームをwalletと連携させる必要があります。
ここではOpenSeaでwalletをリンクさせ、送られてきたNFTを確認する方法をお伝えいたします。
1)OpenSeaとWalletをリンクさせる
OpenSeaにアクセスいただき、一番右のお財布マークをクリック。 お使いのウォレットを選択し、同期させます。
2)コレクションを表示させる
お財布の隣にある丸いマークを押すことで、現在お持ちのNFTを確認することができます。
3)Hidden に入っているNFTをコレクションに移す
「Hidden」と記載された欄をクリックいただくと、送られてきたNFTが表示されます。ここで、3つ点が表示されているエリアをクリック。すると、Unhideという項目がでてくるので、これを選択してください。
デジタルガレージ/次世代戦略事業とweb3のコア人材を探しています
Joiさんが取締役を務めるデジタルガレージでは、web3時代を牽引する新しい人材を募集しています。ここ最近ではChief ArchitectにJoiさんが就任するなど、web3周りでなにやら動きがある様子。新しいことに挑戦したい方、こちらから問い合わせしてみてはいかがでしょうか。