サムが来日し、新しいLLMツールが次々に出てきたGPTのBig Weekを振り返りました。

以前もお伝えしましたが、現在AI倫理に関するメモを見直し始めています。AIがもたらすであろう新しいリスクが出てきましたので、こちらもアップデートが必要になってきてきました。

AIの進化を目撃できていることにワクワクしながらも、新しいリスクに対する意識が高まりつつありますね。

- Joi

日本の教育現場でAIはどう使うべき?

ここからは制作スタッフのシナダがお届けします

GPT、便利ですよね。私も欠かさず利用しています。 そんな中、GPTの利用について文科省や大学が規制をする動きを見せています。

MITのメディアラボ元所長のJoiさんは、教育者としてそしてテクノロジーの使い手としてどんな意見があるのか、気になる方も多いと思います。

気になる方は、是非番組を聞いてみてください。

それと関連して、Joiさんの妹さんであるMimiさんの過去の映像も合わせてご覧いただくと学びを深められるかと。

16:48ごろからです。

どんだけ規制したって、便利なものは使っちゃう運命にある。めちゃめちゃ使ってる親世代が言ったって、信頼関係を崩すだけ。だったらそのツールを使って「正しく」使う。興味を引き出し、学びに繋がる方法に導く必要がある。

親は親でアップデートが必要な時代なんですよね。きっと。

それでは、今日もこちらのコーナーに参りましょう。

変革の道への基礎知識

サム・アルトマン電撃来日

ChatGPTやGPT-4などを開発するOpenAIのCEOサム・アルトマン氏が4月10日に来日しました。ChatGPT開発以来、初めて訪問した国が日本だったらしいですよ。西海岸から一番近い国が日本だったからなのか、はたまた日本がAI利用において重要な国だからなのか...。詳しくは今後分かりそうですね。

7つの提言

自民党の塩崎あきひさ議員によりますとアルトマン氏は7つ提言をしたと言われています。

また当日のプレゼン資料なども塩崎議員のNoteにアップされています。

Digital Free Flow and Trust

日本政府が2019年1月のダボス会議と同じ年の6月のG20大阪サミットで提唱したコンセプトで、「プライバシーやセキュリティ・知的財産権に関する信頼を確保しながら,ビジネスや社会課題の解決に有益なデータが国境を意識することなく自由に行き来する国際的に自由なデータ流通の促進を目指す」というものだそうです。データの流通に関する国際的な枠組みを日本発で作っていく、という構想を指すようです。先日も河野デジタル相が国際会議でその重要性を訴えています。

Autonomus AI Agent

人間の監視を受けずに自律的に行動するプログラムまたはプログラムされた装置のこと。Joiさんもこちらでツイートしているように自律型エージェントの代表格といわれているのがBabyAGIといわれています。

VCであり、習慣的にコーダーや実験を行っている中島洋平氏によって作られました。彼はBabyAGIを "AIタスクマネージャーを含む自律型AIエージェント "と表現しています。

ベンチャーキャピタル「アンタップドキャピタル」のパートナーである中島さんは、VCの調査で新技術や企業などの作業を自動化したい!という思いから作り上げたそうです。

ティモシー・リアリー

Joiさんのゴッドファーザーで、坂本龍一さんをJoiさんに紹介した人物だそう。意識の解放と、サイバネティックスを提唱した人物として知られています。それ以外にも脱獄を企てたり、ハーバード大学を追い出されたりしてるそう。

おたよりを募集しています

Joi Ito's Podcastではシーズン2からマンスリーテーマを掲げ、お便りをたくさん紹介していくことにしました。 4月のテーマは「GPT4は日本変革のツールとなるか?」です。 GPTやAIに関するご意見や感想などなんでも構いません。気軽にお送りください。

もちろんJoiさん、奥井さんへの質問も引き続き募集中です。

おたよりを採用した方にはHENKAKU COMMUNITYへご招待いたします。是非あなたのメッセージをお寄せください。おまちしています!

今週のKAMONもおやすみです

「またぁ?」という気持ち、私が受け止めましょう。しかし、そろそろクレームものですよね。なんとかします。

コミュニティ醸成実験の概要

番組という枠を飛び出して、リスナーの方々同士が交流できるコミュニティを醸成する実験を行っています。私シナダももちろん参加しております。詳しくは、こちらをご覧ください。

結構いろんな方が参加されていて、あんな方やこんな方もコミュニティにいらっしゃって、濃ーーい会話が展開されています。

この実験に参加をご希望の方はこちらから参加メンバーの登録をお願いします。メンバーのダイバーシティを考慮しながら、徐々にメンバーを拡大していく予定です。参加時期がきましたら、スタッフから個別に連絡をさせていただきます。興味のある方、まずは登録だけでもしてみてはいかがでしょうか。

ETHアドレスの取得方法

ETH取得には、ウォレット(お財布)をインストールする必要があります。このウォレットはブラウザに拡張機能として導入したり、スマホにインストールすることで、仮想通貨やNFTの管理や送金、受け取りなどが可能になります。

代表的なウォレットはmetamaskと呼ばれるもので、使用料は無料です。もちろんこれ以外のウォレットを使用する場合も、もちろんOKです。

ここではmetamaskを例に登録方法を説明します。

1)まずは、metamaskにアクセスしてみましょう。

https://metamask.io/

2)サイト内に記載してあるdownloadをクリックし、インストールします。

downloadボタンをクリックした後は、インストール先を選択します。ios、andoroidへのインストールのほか、google chromeに拡張機能として導入することも可能です。

任意のInstallボタンを押して、必要事項を記入しインストールを進めてください。

また、登録の段階でパスワードとシークレットリカバリーフレーズをきちんとメモするのをお忘れなく!!

3)パブリックアドレスを確認

インストールが無事済むと、アカウントのホーム画面が表示されます。

Chrome拡張機能版の表示内容

スマートフォン版アプリの表示内容

赤枠で囲まれた暗号のような数字とアルファベットをクリックしてください。この暗号みたいなものが、あなたのパブリックアドレスとなります。銀行預金でいうところの、預金番号のようなものですね。

4)パブリックアドレスをコピーし、メールフォームにペーストしてください

ウォレットを登録したら、ETH アドレスをコピーし、メールフォームにペーストしたら完了です。

イーサリアムアドレスを扱う際の注意点

詐欺には気をつけましょう。怪しいリンクや、知らない人からのリンクはクリックしないでください。セキュリティの観点から、詐欺のリンクをクリックしたり、ウォレットを悪意のあるサイトに同期させたりすると、悪意のある人にトークンやNFT、またはアカウントそのものを盗まれる可能性があります。

お送りした番組オリジナルNFTの確認方法

walletは、日本語にするとお財布なので、送られてきたNFTが見れる...、と思いきやそうではありません。NFTを見るには、OpenSeaなどのプラットフォームをwalletと連携させる必要があります。

ここではOpenSeaでwalletをリンクさせ、送られてきたNFTを確認する方法をお伝えいたします。

1)OpenSeaとWalletをリンクさせる

OpenSeaにアクセスいただき、一番右のお財布マークをクリック。 お使いのウォレットを選択し、同期させます。

2)コレクションを表示させる

お財布の隣にある丸いマークを押すことで、現在お持ちのNFTを確認することができます。

3)Hidden に入っているNFTをコレクションに移す

「Hidden」と記載された欄をクリックいただくと、送られてきたNFTが表示されます。ここで、3つ点が表示されているエリアをクリック。すると、Unhideという項目がでてくるので、これを選択してください。

imagenft.jpg

デジタルガレージ/次世代戦略事業とweb3のコア人材を探しています

Joiさんが取締役を務めるデジタルガレージでは、web3時代を牽引する新しい人材を募集しています。ここ最近ではChief ArchitectにJoiさんが就任するなど、web3周りでなにやら動きがある様子。新しいことに挑戦したい方、こちらから問い合わせしてみてはいかがでしょうか。