震災と福島第一原発の事故から11年が経過しました。オミクロン株による猛威は弱まりましたが、ウクライナの悲劇は続いています...。世界は毎日より複雑化し続けています。過去から何を学び、これから何をより良くしていけばよいのか、私の心は日々問いで埋め尽くされています。
今週のエピソードは、過去、現在、未来の出来事が同時に描かれた歴史の1ページのような配信となりました。
- Joi
震災から11年目の福島
さて、ここからは制作スタッフのシナダがお届けして参ります。
震災から11年が過ぎました。あの日から、もうそんなに月日が経っていたのですね。今だに物事を語るときに、「あれは震災前だった」「いや、あれは震災後のことだ」と今だに話として出るくらい、私にとってもそして日本中の多くの人にとっても震災はその後の人生を変えてしまうぐらいの大きな衝撃だったように思います。
今回Joiさんが訪れた大熊町では除染も進み、一部地域で規制が解除され人々が戻りつつあるといいます。あの日の前の状態に戻るにはもう少し時間がかかるかもしれませんが、穏やかな日々が戻るようにと願うばかりです。
変革の道への基礎知識
さて今週も難しい単語や人物名など解説して参ります。
Safecast
福島第一原発の事故発生直後にJoiさんと、今回出演いただいたショーン・ボナーさん、ピーテル・フランケンさんが創設した団体。エンジニアや有志が集結し、ガイガーカウンターを自作したりして、福島を中心に全国各地の放射線量をモニタリングしてマップを作成しました。市民が科学的なモニタリングや分析に貢献することをシチズン・サイエンスと呼ぶそうです。 ちなみにJoiさんのこのスピーチ、とってもわかりやすかったです。
大熊町
今回Joiさんが訪れた町で、福島第一原子力発電所の1号機から4号機が建っている町でもあります。事故後は、全町民である11,505人が避難。震災の翌年には人口が最も多い地域が「帰還困難区域」として指定され、町としても5年間は帰町しないことを決めたそうです。 現在は、除染も進み、一部地域では帰還困難地域も解除。復興が進んでいるということです。
帰還困難地域
放射線量が非常に高いレベルにある地域のこと。基本的にこの周辺にはバリケードなどが貼られ、許可がなければ立ち入りができません。これ以外に、放射線量のレベルによって居住制限地域、避難指示解除準備地域と分かれています。
Reid Hoffman
世界最大級のビジネス型SNSであるLinkedInの創業者の一人でJoiさんのお友達だそうです。ちなみに、LinkedInは2016年、マイクロソフトへの事業売却を完了しています。
Masters of Scale
Reif Hoffman氏がナビゲーターを務めるビジネス系ポッドキャスト。ちなみにJoiさんも出演しています。Joiさん出演回はこちら。書き起こしはこちら。
暗号資産に関する大統領令
Joiさんに曰く「ややポジティブぐらい」と評価するこの大統領令はこちらからご覧になります。実はこの大統領令が出される1日前に、米財務省からプレスリリースが出されています。イエレン財務長官が大統領令を支持するという内容の声明を発表していますが、現在は削除されています。これを受けて、ビットコインの価格は急上昇。しかし、その後削除されたままということは、どうも財務省が誤爆した可能性が濃厚...。とう言われています。
LimeWire
2000年代に一斉を風靡したP2Pファイル交換サービスのこと。サブスクがなく、CDが高価だった時代。多くの若者がこぞってアクセスし違法ダウンロードを繰り広げていました。逮捕者もたくさん出ましたね。さて、新しく生まれ変わったLimeWireは、こちらでご覧になれるようです。名前を登録しておけば、公開となったタイミングで連絡をくれるようですよ。
NFTに否定的な人に出逢った時のための参考書
Joiさんもかなり、悩んでるようですが、そんな時には、このあたりの議論を理解するといいかも。といくつか参考となるサイトやツイートを教えてくれました。ここに貼っておきますね。 暗号資産の電力問題について1 暗号資産の電力問題について2 右クリックについては、現在探しています。いい参考書的なサイトが見つかったらここに順次追加していきますね。
Henkaku Bar
番組でもお伝えしましたが、Joiさんの会社デジタルガレージの一室をリノベしてHenkaku Barを作ってしまいました。新型コロナウィルスの感染拡大防止の観点から小規模な開催ではありましたが、リスナーの方にもお越しいただきいろいろなお話をしました。そして、スタッフ的に注目すべきは、web3技術を詰め込んだ入場システムにあります。実際に私もやってみたんですが、超近未来的でした。また次回も開催する予定ですので、楽しみにしていてください。
せきぐちあいみ
日本を代表するVR・NFTアーティスト。アーティストとして多種多様なアート作品を制作しながら、国内にとどまらず、海外(アメリカ、ドイツ、フランス、ロシア、UAE、タイ、マレーシア、シンガポールetc)でもパフォーマンスをおこなっています。昨年3月には、NFTアート作品『Alternate dimension 幻想絢爛』を出品し、約1,300万円(69.697ETH)で即日落札されました。Henkaku Barにお越しいただきありがとうございます!
おたよりを募集しています
番組では、リスナーの皆様からお便りを募集しています。番組に対する意見はもちろん、Joiさんへの質問があればぜひ投函ください。来週の番組から、採用されたお便りをお寄せいただいた方にはオリジナルのNFTの会員証をお送りする予定です!メッセージはこちらよりお寄せください。また、お便りが採用されればされるほどポイントが上がるようになっています。ぜひお便りをどんどんお寄せくださいね。 会員証発行にはイーサリアムアドレスとプロフィール画像のURLが必要になります。会員証をご希望の方はお便りをお寄せになる際に明記するようにしてくださいね。
コミュニティ醸成実験の概要
これまで番組やこのブログなどで小出しにお伝えしてきたコミュニティ醸成実験。ようやくその中身をお伝えできるようになりました。番組という枠を飛び出して、リスナーの方々同士が交流できる場となっています。私シナダももちろん参加しております。詳しくは、こちらをご覧ください。
結構いろんな方が参加されていて、あんな方やこんな方もコミュニティにいらっしゃって、濃ーーい会話が展開されています。
この実験に参加をご希望の方はこちらから参加メンバーの登録をお願いします。メンバーのダイバーシティを考慮しながら、徐々にメンバーを拡大していく予定です。参加時期がきましたら、スタッフから個別に連絡をさせていただきます。興味のある方、まずは登録だけでもしてみてはいかがでしょうか。
ETHアドレスの取得方法
ETH取得には、ウォレット(お財布)をインストールする必要があります。このウォレットはブラウザに拡張機能として導入したり、スマホにインストールすることで、仮想通貨やNFTの管理や送金、受け取りなどが可能になります。
代表的なウォレットはmetamaskと呼ばれるもので、使用料は無料です。もちろんこれ以外のウォレットを使用する場合も、もちろんOKです。
ここではmetamaskを例に登録方法を説明します。
1)まずは、metamaskにアクセスしてみましょう。
https://metamask.io/
2)サイト内に記載してあるdownloadをクリックし、インストールします。
downloadボタンをクリックした後は、インストール先を選択します。ios、andoroidへのインストールのほか、google chromeに拡張機能として導入することも可能です。
任意のInstallボタンを押して、必要事項を記入しインストールを進めてください。
また、登録の段階でパスワードとシークレットリカバリーフレーズをきちんとメモするのをお忘れなく!!
3)パブリックアドレスを確認
インストールが無事済むと、アカウントのホーム画面が表示されます。
赤枠で囲まれた暗号のような数字とアルファベットをクリックしてください。この暗号みたいなものが、あなたのパブリックアドレスとなります。銀行預金でいうところの、預金番号のようなものですね。
4)パブリックアドレスをコピーし、メールフォームにペーストしてください
ウォレットを登録したら、ETH アドレスをコピーし、メールフォームにペーストしたら完了です。
イーサリアムアドレスを扱う際の注意点
詐欺には気をつけましょう。怪しいリンクや、知らない人からのリンクはクリックしないでください。セキュリティの観点から、詐欺のリンクをクリックしたり、ウォレットを悪意のあるサイトに同期させたりすると、悪意のある人にトークンやNFT、またはアカウントそのものを盗まれる可能性があります。
お送りした番組オリジナルNFTの確認方法
walletは、日本語にするとお財布なので、送られてきたNFTが見れる...、と思いきやそうではありません。NFTを見るには、OpenSeaなどのプラットフォームをwalletと連携させる必要があります。
ここではOpenSeaでwalletをリンクさせ、送られてきたNFTを確認する方法をお伝えいたします。
1)OpenSeaとWalletをリンクさせる
OpenSeaにアクセスいただき、一番右のお財布マークをクリック。 お使いのウォレットを選択し、同期させます。
2)コレクションを表示させる
お財布の隣にある丸いマークを押すことで、現在お持ちのNFTを確認することができます。
3)Hidden に入っているNFTをコレクションに移す
「Hidden」と記載された欄をクリックいただくと、送られてきたNFTが表示されます。ここで、3つ点が表示されているエリアをクリック。すると、Unhideという項目がでてくるので、これを選択してください。
デジタルガレージ/次世代戦略事業とweb3のコア人材を探しています
Joiさんが取締役を務めるデジタルガレージでは、web3時代を牽引する新しい人材を募集しています。ここ最近ではChief ArchitectにJoiさんが就任するなど、web3周りでなにやら動きがある様子。新しいことに挑戦したい方、こちらから問い合わせしてみてはいかがでしょうか。