今回は再び茶道の世界へとみなさまを誘います。お話を伺うのは、私の師匠の一人であり、近年親しくさせていただいている戸田貴士さん。今回は茶道を少し違った角度からーーー茶道具商としての視点から、そして茶道具が茶の湯の歴史や文化に果たしてきた役割という観点からーーー掘り下げてみました。戸田さんは茶道界では著名な方でありながら、普段は表舞台に立つことを控えめにされる方です。そのため、今回の対談を皆様と共有できることを、私としても大変光栄に思います。
- Joi
番組は各種ポッドキャストプラットフォームからお聞きいただけます
茶道界を支えるスーパーパワー
ここからはシナダがお届けしてまいります。 Joiさんが茶道にハマってからというもの、新しい単語や知識をどんどん吸収しています。今回は「お道具屋さん」をフィーチャー。お道具屋さんって普通に茶杓とかお茶碗とかを置いているお店のことだと思っていたんですが、全然違うんですね。色々と資料を読み込むうちに、いろいろな面でお茶会をサポートしている人々だということがわかってきました。 中でも谷松屋さんは取引したくても取引できない人も多いそうで。アートイベントなんかで一緒に写真を撮って!なんて言われることもあるそうです。そんな、茶道界の秘中の秘ともいわれる谷松屋戸田商店の戸田貴士さんのインタビュー、ぜひお楽しみいただければと思います。
今回のエピソードを理解するための6つのキーワード
水屋
茶道において、茶道具の洗浄や準備を行うための作業空間を指すそうです。同時に、その場所で行われる茶道具の管理や準備などの作業自体、またはそれらの作業を担当する人を指す言葉としても使われます。
松平不昧
出雲国松江藩の第10代藩主で、不昧公なんて呼ばれています。先日出雲に取材に行った時、とっても深いお茶文化が根付いてることを感じました。なにって和菓子屋さんの多いこと!それ以外にもお抹茶を飲む文化が根付いていたり。お手前ができる人もたくさんいる、なんて聞きました。そんな不昧公ですが、一説によると、朝鮮人参の密貿易をしていたそうで。それが幕府にバレないように、「お茶頑張ってまっせ!」と謀反の気持ちがないことを示すためにもお茶三昧の日々を送ったのでは、なんて言われています。
藤田伝三郎
以前、番組に出ていただいた藤田美術館館長のひいひいおじいさんに当たる方で、近代数寄者の一人。詳しくはこちらのエピソードをお聞きあれ。
茶箱
茶葉や茶道具を収納・運搬するために使用される箱のこと。谷松屋戸田商店の戸田さんと、藤田美術館の藤田さんが手がけた茶箱はこちら。とっても素敵です。ですが、ほ、ほしい...でも、うっ。価格が可愛くない...。
宗屋さん
茶道・武者小路千家の家元後嗣。三千家のひとつ、武者小路千家の次期家元で、千利休の末裔でもある人物です。
守破離
伝統芸道における修行者の成長段階を表す概念で、基本から応用、そして創造へと至る3つの過程をさすそうです。 「守」とは基本の段階。師の教えを忠実に学び、基礎となる技や型を正確に習得すること。「破」は応用の段階。習得した基礎を土台に、自分なりの工夫や解釈を加えて発展させること。「離」は創造の段階。基礎と応用を完全に体得した上で、新たな境地を切り開き、独自の表現を確立することをさすそう。
今週のおさらいクイズの申請先
「おさらいクイズ」の申請先は以下の通りとなります。
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