番組では、ニューロダイバーシティのシンポジウムについてお話ししました。また、今月のおたよりテーマである「気づき」についても皆さんからメッセージをいただきました。今週も番組を配信できることにとてもワクワクしています。
- Joi
静かにそーっと世界は変わろうとしているのかもしれない
ここからは制作スタッフのシナダがお届けします。
今週のポッドキャストは気候変動に始まり、お茶の話にweb3にニューロダイバーシティに太極拳にジャズダンスと変革テーマてんこ盛りみたいな内容になりました。お腹いっぱいで、胃腸薬必要な方いらっしゃったりしませんか。
ニューロダイバーシティのイベントが無事終わり、Joiさんはすでにどんどん新しいプロジェクトに取り掛かり始めているようです。シナダも遅れないようについていかなくっちゃ...。
最近思うんですが、世界って確実に変わろうとしてますよね。アメリカは混沌としているし、金融も着々とブロックチェーン技術が入ろうとしている。粛々とBuildが進んでいるのがニュースを見てもわかりますね。
数年前には単語としてほとんどしられていなかったニューロダイバーシティという言葉も、ずいぶんと見かけるようになったように思います。
世界は着実に変わってきています。その中で、「私」は何をすべきなのか...。それを毎日考えながら生きています。ビジネスを始める?何か研究を始める?NPOを立ち上げる?うーん、何か違う気がする...。
この変わりゆく世界で「自分」の進むべき道、何がよいのかそろそろ決めないと...と思っています。このブログを読んでるみなさんはどうでしょうか。
ダイジェスト版 Weekly News Roundup
さて今週ご紹介したニュースは以下の通りとなります。
変革の道への基礎知識
Neurodiversityとテクノロジーのイベント
千葉工業大学とConnected Learning Allianceが共同で開催したシンポジウム。9月21日から23日まで開催され、21日は一般公開も行われました。私シナダもスタッフとして参加しましたが、とっても濃厚な3日間でした。
Hands-on Tokyo
2006年に日本に駐在していたディーバ・ハーシュさんが、国籍を超えて地域社会へ貢献したいという思いで設立したNPO団体。障がい者やスペシャルニーズの人を支援する団体や教育・医療機関と連携し、地域のニーズに応じたボランティア活動を提供しています。英語と日本語の両方の言葉でボランティアを行っています。Neurodiversityとテクノロジーのシンポジウムでも通訳ボランティアの方々にご協力いただきました。
Peter Seligman
アメリカの自然保護活動家として知られていて、1987年に設立されたコンサベーション・インターナショナルの理事長兼創設者。Nia Tero非営利団体創設者としても知られています。
Nia Tero
米国を拠点とした世界中の先住民とその運動に連帯する非営利団体。植民地化や破壊から人々の故郷を守るために、先住民を永続的に支援し、先住民の土地に対するケアの方法を非先住民のコミュニティと共有しているそうです。ちなみに、Nia Teroはエスペラント語で「私たちの地球」を意味する言葉でもあるんですって。エスペラント語!!!あれですよね。宮沢賢治が研究してた言葉!!
山極先生
霊長類学者で総合地球環境学研究所の所長・山極壽一先生のこと。ゴリラの生息する森でゴリラと共に暮らし、研究をされています。また、京都大学の総長を務められたことでも知られています。過去に番組に出演いただいたエピソードはこちら↓
FRBのペーパー
トークナイゼーションついて、潜在的なメリットと金融安定性への影響について述べられているFRBの論文。トークン化はデジタル資産のエコシステムと伝統的な金融システム(TradFi)との相互接続を生み出す一方、価格変動が伝播しやすいといった側面もある等が述べられている論文になります。
JCBAの制度改革案
日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)が自主規制団体の日本暗号資産取引業協会(JVCEA)に提出した制度内容。 実はこれまで行われたIEOのうち、4案件中3件で公募割れが発生、という事態が起きているため、よりよい市場作りのための環境整備や、ルールづくりを検討しているものになります。
ICOとIEO
ICOはInitial Coin Offering、新規暗号資産公開で、民間企業が行うトークン公開のこと。IEOとはInitial Exchange Offeringで、取引所が行うトークン公開を指します。ま、トークンなんざ誰でも発行できるんですが、これを公開して売るよ!!買ってね!!という手法についてはなんというか大売り出し的なマーケティング的な手法やそれを評価してもらうための積み上げが必要なわけでして。そしてトークンをずーっと流通させて続けるというのもなかなか難しいわけです。なので、公開については誰かが損したりとかあーだこーだと色々問題も発生します。難しいですね。
ICOに関するJoiさんのコメンタリー
Joiさんが番組中に話しているICOに関する記事というのはこちらのこと。ちなみにこれは2018年のもので、当時のJoiさんは今よりクリプトには懐疑的な姿勢を示していたそうです。
東京ドームシティ NFTトレジャーハントラリー
9月25日から10月25日までに行われるNFTを使ったスタンプラリーのこと。ちなみにJoiさんがやったというスタンプラリーはこちら。
エンクロス
東京ドームが企画するweb3プロジェクト。その中心となるイベントが、今回紹介されているenXross アワードで、ビジネスプランをプレゼンするピッチコンテストが開催されるそうです。
許状
裏千家では、お稽古のそれぞれの段階でそれを学ぶことを許可する許し状が必要なんだそう。ちなみに今回Joiさんが取得した「入門」は一番最初の許状のようです。
今週のおさらいクイズの申請先
今週から始まりました新コーナー。「おさらいクイズ」の申請先は以下の通りとなります。
KAMONホルダーはHENKAKU COMMUNITYのこちらのQuestサイトから申請してください。正解した方には100HENKAKUをプレゼントします。こちらのサイトは新バージョンのポッドキャスト会員証を持っている人のみが対象となります。Kamonをゲットしたい方は、頑張ってコミュニティに入るか、おたよりを採用されるまで送り続けましょう。
KAMONをまだお持ちでない方は、こちらのMintRallyのJoi Ito's Podcast特設イベントページでゲットしてください。正解された方には、NFTをプレゼントします。NFTは無料です。
NFT受け取りのひみつの「あいことば」と書かれた部分に今日の問題に対する答えを記入してください。
ヒント:半角英数字で大文字です。
コミュニティ醸成実験の概要
番組という枠を飛び出して、リスナーの方々同士が交流できるコミュニティを醸成する実験を行っています。私シナダももちろん参加しております。詳しくは、こちらをご覧ください。
結構いろんな方が参加されていて、あんな方やこんな方もコミュニティにいらっしゃって、濃ーーい会話が展開されています。
この実験に参加をご希望の方はこちらから参加メンバーの登録をお願いします。メンバーのダイバーシティを考慮しながら、徐々にメンバーを拡大していく予定です。参加時期がきましたら、スタッフから個別に連絡をさせていただきます。興味のある方、まずは登録だけでもしてみてはいかがでしょうか。
ETHアドレスの取得方法
ETH取得には、ウォレット(お財布)をインストールする必要があります。このウォレットはブラウザに拡張機能として導入したり、スマホにインストールすることで、仮想通貨やNFTの管理や送金、受け取りなどが可能になります。
代表的なウォレットはmetamaskと呼ばれるもので、使用料は無料です。もちろんこれ以外のウォレットを使用する場合も、もちろんOKです。
ここではmetamaskを例に登録方法を説明します。
1)まずは、metamaskにアクセスしてみましょう。
https://metamask.io/
2)サイト内に記載してあるdownloadをクリックし、インストールします。
downloadボタンをクリックした後は、インストール先を選択します。ios、andoroidへのインストールのほか、google chromeに拡張機能として導入することも可能です。
任意のInstallボタンを押して、必要事項を記入しインストールを進めてください。
また、登録の段階でパスワードとシークレットリカバリーフレーズをきちんとメモするのをお忘れなく!!
3)パブリックアドレスを確認
インストールが無事済むと、アカウントのホーム画面が表示されます。
赤枠で囲まれた暗号のような数字とアルファベットをクリックしてください。この暗号みたいなものが、あなたのパブリックアドレスとなります。銀行預金でいうところの、預金番号のようなものですね。
4)パブリックアドレスをコピーし、メールフォームにペーストしてください
ウォレットを登録したら、ETH アドレスをコピーし、メールフォームにペーストしたら完了です。
イーサリアムアドレスを扱う際の注意点
詐欺には気をつけましょう。怪しいリンクや、知らない人からのリンクはクリックしないでください。セキュリティの観点から、詐欺のリンクをクリックしたり、ウォレットを悪意のあるサイトに同期させたりすると、悪意のある人にトークンやNFT、またはアカウントそのものを盗まれる可能性があります。
お送りした番組オリジナルNFTの確認方法
walletは、日本語にするとお財布なので、送られてきたNFTが見れる...、と思いきやそうではありません。NFTを見るには、OpenSeaなどのプラットフォームをwalletと連携させる必要があります。
ここではOpenSeaでwalletをリンクさせ、送られてきたNFTを確認する方法をお伝えいたします。
1)OpenSeaとWalletをリンクさせる
OpenSeaにアクセスいただき、一番右のお財布マークをクリック。 お使いのウォレットを選択し、同期させます。
2)コレクションを表示させる
お財布の隣にある丸いマークを押すことで、現在お持ちのNFTを確認することができます。
3)Hidden に入っているNFTをコレクションに移す
「Hidden」と記載された欄をクリックいただくと、送られてきたNFTが表示されます。ここで、3つ点が表示されているエリアをクリック。すると、Unhideという項目がでてくるので、これを選択してください。
デジタルガレージ/次世代戦略事業とweb3のコア人材を探しています
Joiさんが取締役を務めるデジタルガレージでは、web3時代を牽引する新しい人材を募集しています。ここ最近ではChief ArchitectにJoiさんが就任するなど、web3周りでなにやら動きがある様子。新しいことに挑戦したい方、こちらから問い合わせしてみてはいかがでしょうか。