「24/7:自作ビデオサミット」に参加するため、ロサンゼルスに向けて発つ予定だ。
妹のMimiのブログから抜粋すると:
私たちは今、動画の作成・共有・閲覧方法の根本的な変革の端緒にある。この変革によって、広くアマチュア層による動画作成とピアツーピアまたは多対多方式での、広狭を問わない視聴者層に対する配布が可能というメディア環境が整いつつある。ユーザー発のボトムアップのデジタル動画に対する需要が非常に大きいことは明白だが、これらの活動や創作プロジェクトをどのように支援するのが最良か、記録的・芸術的活動に対する影響がどのようなものであるのか、また、新旧のメディア間の橋渡しをどのように行うべきかといったことについては、いまだその見通しは立っていない。インターネットや自作の動画コミュニティ内の特定集団を対象としたイベントは数多く存在するものの、この部分で、様々な創作コミュニティ、技術開発者、学者、および政策決定者などの多岐に渡る人々を一同に介させようとするイベントは今までなかった。僕はいろいろなパネルディスカッションとワークショップに参加する予定だ。スケジュールはここで確認できる。僕がぜひ参加したいと思っているパネルディスカッションの一つがこれ。本イベントの目標は、連携や対話の円滑化によりインターネットという動画空間に対する大衆の関心を高め、アマチュアと草の根系の創作コミュニティから生み出されつつある新しい形態の作品をお披露目する場を設けることである。企画としては、学術的なパネルディスカッション、ワークショップ、および各ジャンルの自作動画上映(自作ミュージックビデオの制作実演、活動家系メディア、マシニマ、動画ブログ、政治系リミックス、アニメミュージックビデオ、若者系オススメ動画、独立系アート動画などを含む)を予定している。講話者にはYochai Benkler、John Seely Brown、Joi Ito、Henry Jenkins、Lawrence Lessig、Howard Rheingoldらが名を連ねる。目指すところは、互いに共有できる場所を見出すことで、進化し続けるメディアの恩恵を、草の根とメインストリーム、アマとプロ、アーチストと視聴者層の皆が受けられる、そんな未来に向けた道筋作りである。詳しくはこちらから。
全体会議:自作動画の未来を思うセッションの大半はウェブ上でそのまま放映されるみたいだけど、これについては技術的な理由でいったん録画されたものがアップロードされる予定だ。
議長:Howard Rheingold.
パネリスト:Joi Ito、Yochai Benkler、Henry Jenkins、John Seely Brown、Lawrence Lessig
とにかく、大勢の友人と再会し、皆さんと意見交換ができるのを楽しみにしている。