今日は妹のMimi(および danah boyd など、同僚の皆さん)をとても誇らしく思っている。MacArthur Foundation(マッカーサー基金)の資金援助により彼女が実施した研究が本日発表され、メディアで幅広く報じられている。若者世代がデジタル技術やメディアをどのように使っているのかを3年間かけて研究したものだ。しばしば見当違いだったりエピソードの寄せ集めになってしまいそうな、子供たちがどういうことをしていてまた何の役に立っているのかというテーマについて、確固たる知見を示したものだ。
The New York Times心配されている親御さんに朗報です。マッカーサー基金による新しい研究報告によると、ティーン世代の子供たちがネット上での社交に長時間を費やしていることは、悪いことではないようです。
「Living and Learning With New Media(新しいメディアを使った生きかたと学びかた)」と題されたこの報告の主任研究者である伊藤瑞子は、「MySpace にせよインスタントメッセンジャーにせよ、子供たちが新しいメディアを使った交流に多くの時間を浪費しているように見えるかもしれません。しかし彼らはそれらの場に参加することで、現在の世界で成功を収めるのに必要な技術的スキルとリテラシーを身につけていきます。他人との付き合いかた、公的なアイデンティティーの管理のしかた、ホームページの作りかたを学ぶのです。」
報告はプロジェクトのウェブサイトからダウンロードできる。そしてもちろん、クリエイティブ・コモンズのライセンス下にある。 ;-)
子を持つ親として少し安堵しました。特に携帯でのネット上の交流は不安になるニュースを多く聞く分心配になってしまうところです。