Joi Ito's Podcast - 変革への道

テクノロジーに精通しているだけでなく、サブカルチャーやネットカルチャーにも詳しい伊藤穰一。 かつて、マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究所メディア・ラボの所長も務めた伊藤穰一がさまざまな人物を巻き込み、「これからのニッポン」を考え、どう変革していくべきなのかを議論する新しいポッドキャストがスタートします。 番組には、伊藤穰一のネットワークを通じて、世界中から様々なゲストが出演。 また、解説者として、メディア美学者である武邑光裕氏が登場し、デジタル社会の大局的な指針を伊藤穰一と共に掘り下げていきます。 議題となるテーマは毎回その時に注目されている話題や、伊藤穰一が気になっているテーマをピックアップ。 伊藤穰一の頭の中をそっくり丸ごとお届けしていきます。是非、お楽しみください。

デジタルアーキテクトで千葉工業大学学長の伊藤穰一(Joi)が、今最も関心を寄せる分野のフロントランナーと語り合うポッドキャスト。 先週に引き続き、京都の老舗料亭「和久傳(わくでん)」の女将・桑村祐子さんをお迎えします。

今回のテーマは「美意識のデータベース」と「内省のプロトコル」。

「品のあるもの同士を足し合わせても、2にしかならない」 「作為のあるデザインは、なぜ飽きられてしまうのか?」

AIが既存のデータをいくら学習・最適化しても生み出せない、千利休の竹花入のような“ありえない組み合わせのスパーク”とは何なのか。過剰な緊張やおもてなしを強いる現代の美食シーンに覚える違和感から、一杯のお粥が贅沢を超える瞬間まで、研ぎ澄まされた美学の核心に迫ります。

さらに後半では、桑村さんからの逆質問をきっかけに、JoiがMITメディアラボ時代から11年以上教え続けている伝説の授業「気づきの原則(Principles of Awareness)」の裏側が明かされます。 理屈と不安(Anxiety)に追われるMITの天才エンジニアたちがなぜ瞑想の授業に熱狂したのか? そして、瞑想による「ノンデュアリティ(非二元)」の気づきから、ある学生が全く新しいAIの数学法則を生み出した驚きのエピソードとは——?

料理、茶の湯、瞑想、そしてAI。 一見かけ離れた世界が「内省」と「気づき」で一本につながる、不思議な対談をお楽しみください。

今回のハイライト

・品のあるもの+品のあるもの=2にしかならない? 美の“非線形アルゴリズム” (1:18) ・「作為」が見えた瞬間に飽きる——本当のラグジュアリーと引き算の美学 (2:21) ・客に緊張を強いる現代の人気シェフたちへの違和感と、食事の本質 (3:55) ・言語化できない所作と空気感:次の時代に必要なサービススタッフの育成 (6:48) ・直感派の母と左脳派の父を持つJoiが、瞑想とスピリチュアルに行き着くまで (9:40) ・MITメディアラボで一番人気だった授業「勉強するのは自分だけ」 (12:43) ・「執着を手放すこと」に執着してはいけない? 悟りをゴールにしない理由 (14:12) ・「ノンデュアリティ」の体感から生まれた、全く新しいAIの数学法則 (15:03) ・入門も師弟関係もいらない、日常を整える「心の掃除」としてのお茶 (16:18)

出演

・伊藤穰一(千葉工業大学 学長) ・桑村祐子(株式会社和久傳 代表取締役・女将)

編集ノート

テキストでもメッセージをお伝えしています。