先週に引き続き、陶芸家・樂直入(らく じきにゅう)さんのアトリエからお届けします。 今回のテーマは、「表現」と「エゴ」、そして「自然(じねん)」という根源的な問いについて。
私たちは日々、無意識のうちに何かを表現して生きています。 しかし、「よく見せたい」「驚かせたい」という欲求は、単なるエゴの出力に過ぎないのでしょうか? 「かっこいい」を狙った途端に、なぜかダサくなってしまう……。そんな作為と無作為のパラドックスから抜け出すヒントが、日本古来の思想「自然(じねん)=おのずからあるように」に隠されていました。
さらに話題は、直入さんの青年時代へ。 伝統社会の重圧やノイズから逃れるようにして向かったローマで、直入さんを待ち受けていた衝撃の出会いとは?
・なぜバチカンの神父は、茶の湯に人生を懸けたのか? ・ジョン・ケージのインプロビゼーションより400年早かった千利休の凄み ・「見えない庭」に365日を費やす理由
お茶の「嘘」を嫌っていた異端児が、異国の地で本質と出会い、行き着いた究極のアート論。 クリエイティブな活動をするすべての人に刺さる、エゴを手放すための哲学がここにあります。
本編はぜひ、音声でお楽しみください。
編集ノート
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