私とクリエイティブコモンズの関係を少しはっきりしたいと思います。 わたしは米国NPOのクリエイティブコモンズの理事であって、グローバルの経営と戦略について、他の理事とともにメーリングリストに参加し、クリエイティブコモンズ全体の判断に加わり、また、年二回の理事会に参加することがわたしの仕事です。 クリエイティブコモンズの世界戦略については、インターナショナル・コモンズ(iCommons)があります。直接は関与していません。そのメンバーの一人である土屋さんが iCommons の日本担当で、日本語化や宣伝はグローコム(国際大学グローバルコミュニケーショんセンター)が担当しています。土屋さんには、まだ会ったことはありませんが、近々お会いしたいと思います。それと、できることがあればお手伝いするつもりです。 クリエイティブコモンズのライセンスの種類や啓蒙の方法については、理事の中でも日々議論をしています。新しいライセンス形態についての議論も行われています。世界中からのフィードバックも受けており、いま以上により多くの人々に使っていただけるようなものを目指しているので、今後もプロジェクトを応援していただけるとうれしいです。 ちなみに、現在のクリエイティブコモンズ・ライセンスを提示することでのライアビリティの違いは大きなものではありません。できるだけクリエイティブコモンズ・ライセンスを利用してほしいと思います。また、クリエイティブコモンズ・ライセンスを信じて利用した人の責任は、ライセンスを行った人にあることがライセンスには明記されています。