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今回のPodcastの理解度をより深めるための11のキーワード

ティモシー・リアリー

Timothy Leary(1920-1996)。ハーバードの心理学者ながらLSD研究にのめり込み、1963年に大学を追われた人物です。「Turn on, tune in, drop out」の生みの親。晩年は「PCは90年代のLSDだ」と、コンピュータに傾倒していったそうです。

ビートニク

1950年代アメリカの文学運動「ビート・ジェネレーション」の担い手たちのこと。ケルアックやギンズバーグが代表格ですね。ちなみに「ビートニク」という呼び名は、1958年にサンフランシスコのコラムニスト、ハーブ・ケインがスプートニクをもじって作った言葉だそうです。

アレン・ギンズバーグ

Allen Ginsberg(1926-1997)。ビート・ジェネレーションを代表するアメリカの詩人です。代表作「吠える(Howl and Other Poems)」は1956年、シティ・ライツ社の「ポケット・ポエッツ」叢書の4冊目として刊行されました。文字どおり、ポケットに入るサイズの詩集でした。

唐十郎

1940-2024。劇作家・演出家・俳優。1963年に「状況劇場」を旗揚げし、1967年からは新宿・花園神社の境内に紅テントを立てて公演を行いました。アングラ演劇の代表格です。1983年には『佐川君からの手紙』で芥川賞も受賞しています。

長次郎

樂家の初代(生年不詳-1589)。もとは瓦を焼いていたとも言われ、ろくろを使わず手で捏ねて成形する独自のやり方が利休の目に留まりました。装飾も造形の面白さもぎりぎりまで削ぎ落とした黒い茶碗は、ここから生まれています。

待庵

京都・大山崎の妙喜庵にある茶室で、国宝。利休の作と伝わる茶室で現存するのは、これ一つだけだそうです。それまで四畳半が基本だったところを二畳にまで切り詰めた空間で、にじり口の最初の例とも言われています。

本来無一物

禅語で、六祖慧能の偈にある一句。「もともと何もない」と訳されがちですが、有る無しの区別そのものを超えた根源を指す言葉なのだそうです。何もない、というより、そこから何もかもが出てくる場所、という感じでしょうか。

花は野にあるように

利休の教えとして伝わる「利休七則」の四番目。茶室の花は、野に咲いているときのように生けなさい、という意味です。ただし利休本人の言葉かどうかは確かめようがなく、そう伝えられてきた言葉、という位置づけになります。

大和大納言

豊臣秀吉の弟、秀長(1540-1591)のこと。1587年に権大納言となり、大和を治めたことから「大和大納言」と呼ばれました。大友宗麟が「公儀のことは宰相(秀長)に、内々のことは宗易(利休)に」と書き残した逸話が知られています。

オープンエンディッドネス

Open-endedness。人工生命の研究から出てきた概念です。答えにたどり着いて止まるのではなく、新しさと複雑さを果てしなく生み出し続ける性質のこと。自然の進化がその代表例で、近年はAI研究の大きなテーマにもなっています。

アウフヘーベン

日本語では「止揚」。ヘーゲルの弁証法の中心にある考え方です。ドイツ語のaufhebenには「否定する」「保存する」「高める」という意味が同居していて、対立する二つを否定しつつ抱えたまま、より高い段階へ統合することを指します。