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ちょっと先走った話しになるけど、皆さんに先にお伝えして支持を呼びかけたいと思ったのでこのエントリを書くことにしたんだ。

我々は去年の暮れから、僕がここ一年くらいで撮ったポートレートを元にした「Freesouls」と題した本の制作を進めている。これについては近々ブログで詳しく書くことを約束する。

以前からその本に載せるエッセイを寄稿してもらおうと、何人かの人たちにお願いしている。最近になって、Isaac Mao が「yeeyan」と呼ばれるすばらしいプロジェクトを紹介してくれた。yeeyan は翻訳コミュニティサイトで、Freesoulsに載せるエッセイを中国語に翻訳し始めてくれている。すごいよこれは。いま翻訳の進捗は30%くらいで、先方では翻訳の校正を手伝ってくれる人を募集している。中国語が堪能な方に手を貸してもらえれば、とてもうれしい。

Loic and Geraldine listening to talks at Le Web

フランスで開催しているLe Web 3 の2日目。あいにく僕は今週後半に開かれるCreative Commons の理事会とCreative Commons設立5周年を記念するパーティに出席するため、数時間後にはサンフランシスコに向けて出発しなければいけない。

Le Web 3 は今年僕が出席したこの種のカンファレンスの中では一番よかった。会場もスタッフもすばらしく、講演者の面々がまた最高だった。Loic と Geraldine とスタッフの皆さん、よい手際でした。ありがとう! 面白いことに僕が最も気に入った講演は、ウェブ業界に身を置かないお二人、Hans Rosling 氏と Philippe Starck 氏によるものだったが、他の皆さんの講演も素晴らしかった。

Twitterを創業したEvan Williams が、実装機能を絞ることの重要さについて話しをしたのだが、これが色々と考えさせられる内容だった(これについては最近僕もかなり考えている)。「Kevin Rose: DIGG と作家 Sarah Lacy との対話」も面白かった。確信はないけれども、これらはいずれオンラインにアップロードされるだろうと思う。そうなれば一聴の価値はあるよ。

僕は World of Warcraft と Creative Commons について話した。その通り。この二つを関連づけてみたんだ。 ;-)

僕にとって唯一不運だったのは、ファイルシステムが壊れてしまい、あれやこれやデータを消失してしまったことだった。カンファレンスのスタッフが調達してくれた Leopard をインストールすることで、プレゼンができるくらいの状態にはなったけど。

ところが、僕ときたら、今朝もまたいじっていたときに、旅行中に撮った RAW 画像を5GB分も削除してしまった。 :-\ 一部のデータを救出できたので、Flickr にセットで投稿しておいた

Märt Saarepera
システムのアーキテクチャを説明するMart

エストニアの首都タリンへの旅から戻ってきた。暗号化されたタイムスタンプを使って電子文書やログの認証を行うシステムGuardTimeに投資するための事務手続きが目的だった。

このシステムのアイデアは、Mart Saareperaとエストニアの彼の仲間によって、Martが日本にいるときに考えられた。はじめ学生だったMartは、卒業して研究員をやっていたんだけど、その後、僕の会社Neotenyに籍を置き、起業家になった。僕らがまだビジネスをインキュベートしていたときの話しだ。そのときは、僕らのチームはMartのそのビジネスは時期尚早と考え、彼らへの投資を見送ったんだ。そこでMartは、友達や家族からの支援や、僕個人のわずかな支援を受けて、彼自身でビジネスを立ち上げた。

それから数年がたって、市場がようやくMartのアイデアや彼の製品に追いついた。また彼のアイデアも、どちらかといえば理論的なアイデアだったものが、実際に形にしてリリースできるところまで発展していた。

それでMartは、今回、Skypeを立ち上げた技術者によって設立・運営されている投資会社、Ambient Sound Investments(ASI)などの投資家達から資金を集めたんだ

エストニアの証券取引法の規定により、僕がエストニアで口座を開くには僕自身がエストニアに行く必要がある。エストニアの銀行システムは、インターネットが生まれた後にゼロから作られたものなので,本当に進んでいるよ。エストニアのオンラインバンキングではハードウエアのパスワードジェネレータが使われていて、僕が今まで見てきたのよりもっとたくさんのサービスをインターネットで提供しているんだ。それに、日本の銀行のように負の遺産がないから、エストニアの銀行はとても収益が高くて無駄がない。

タリンはとてもいい都市だ。タリンはエストニアの首都で、人口は約40万人。ちょっと小さくて、中核となるITグローバルブランドがNokiaじゃなくてSkypeであることを除けば、いろんな点でヘルシンキを思い起こさせる。

僕が滞在した古い街は、昔からの建物が保存された美しい所だ。また、かつてソ連の領土だった場所に共通してるんだけど、旧ロシア政府の建物があっちこっちに散在している。そんな古い街並みに、僕が愛してやまない北欧のクールな超ミニマリズム様式で建造されたとても洒落たレストランや商店、ホテルが組み込まれている。僕は、Three Sistersというホテルに泊まったんだけど、僕が最近泊まった小さなホテルの中で一番良かったよ。

タリンでもうひとつクールなのは、無線LANがどこでも使い放題であること。ホテル、駅、オフィス、空港のすべてに、無料の無線LANアクセスポイントがあった。インターネットは、フランクフルト空港やシェラトンフランクフルトホテルより高速だった。それどころか、東京の僕のオフィスを除けばだけど、最近行ったどの場所より速かったよ。

それがエストニアの文化なのかMartのコミュニティー特有のものなのかはわからないけど、GuardTimeやSkypeで会った人たちは皆幸せで賢そうに見えた。そこには、強い文化の匂いと、いい仕事が行われている空気があった。僕は最近、「純粋」な感じの味わいを渇望している。

今回の旅で撮った写真をFlickrにアップしておいた。

Folding Fixie

Bike Fridayから、fixieの折り畳み自転車が届いた。フレームはPocket Rocket Proをベースにしているんだけど、普通のギアじゃなくてシンプルな固定ギア(fixie)になっている。fixieにはいろんな種類がある。ブレーキがついているものもあるし、後輪を外すための切り替えギアがついているうえに後輪をフリップできるように反対側もギアがついている(ギアが2つある)ものもある。

折り畳み自転車の構造上、後輪をフレームにマウントするドロップアウトの部分が普通のfixieとちょっと違うけど、基本的には普通のfixieと同じだ。僕は、ツワモノになろうと思ってブレーキ無し(その場合は足でブレーキをかける)のを買おうと思ったんだけど、Bike FridayのセールスマンのStephenが、せめて前ブレーキだけはつけてくれと言ってきた・・・必要なければいつでも外せるから、だって。

ちょっとその辺を乗り回しただけで、これを買って良かったと思った。僕はまだ、急な下り坂で足を使ってコントロールするのは無理みたいだ。

最近、fixieがますます人気になってきている。ちょっとカルトなイメージがあるようだけど、これまでよりは「普通の」人が乗るようになってきていると思うし、有名ブランドでさえfixieを売り出し始めている。僕がこいつを買ったのは、ペダルをこぐことで、速いテンポでいろんなウェイトをつけてトレーニングしたことになると思ったから。それに部品が少ない分壊れにくく、長持ちするっていうのもある。Wikipediaに、固定ギアの自転車に関するとってもいい解説があるよ。

この自転車、折り畳めるわけだから、これを持って電車に乗ったり、車に積んだりできるんだ。それに簡単に分解できるから、飛行機の機内持ち込み用スーツケースに収納することもできる。

Bike Fridayで自転車を買ったのはこれで2度目だ。ここの品は手作りで質が高い。それにこれまでのところサービスやサポートもいい。旅行で持ち運べるハイクオリティーな自転車が欲しい人みんなにBike Fridayの自転車をおすすめするよ。

僕にfixieを勧めてくれたSeanと、僕にBike Fridayを勧めてくれたMarkoffに感謝したい。

追加:折り畳むとこんな感じになる
Folded Bike Friday Pocket Rocket Pro Fixie

Shibuya Center gai
渋谷センター街

僕は、高校時代を日本で過ごした。その当時は渋谷に住んでいて、調布にあるアメリカンスクールに通っていたんだ。

僕は渋谷で育った。その当時は80年代初め、渋谷は東京のホットスポットだった。Van JacketやDomon、Junといったブランドや、「渋谷カジュアル」、いわゆる「渋カジ」は、多くの人の注目を集めていた。渋谷にはバーやクラブ、レストランや洋服店がいっぱいあって、ただストリートをぶらぶらするだけの場所がたくさんあった。

10代の頃、僕は自販機で酒を買ったり、ネズミを追いかけたり、ゲームセンターやクラブに行ったりして、長いこと「ストリート」で過ごした。当時、未成年かどうかはまったくどうでもよくて、ディスコには中学生くらいの子供がたくさんいた。アメリカンスクールの9年生のとき、僕は初めてナイトクラブへ行った。その頃はサントリー・ホワイトのボトルを自販機で買えたんだ。

夏の間、僕はファッションビルに出入りしていた。たまにお店の手伝いをして、仕事が終わると、いつもファッションデザイナーや店員や美容師と一緒に店を出た。そのとき、まさに日本のバブルの最中で、何もかもが終わりのない宴会のように見え、消費ブランドや過剰消費にあふれている感じだった。

その後、最初の大学を中退した僕はまた渋谷に戻ってきて、渋谷センター街の外れでアフターアワーのクラブを経営していた。僕はそこで、ハイパーデリック・ビデオや僕の「仲間」に出会ったんだ。そのときに出会った多くの仲間とは今でも一緒に仕事をしている。また、当時タワーレコードを経営していたKeithともそこで出会った。Keithの店には僕のクラブのチラシをよく貼らせてもらった。たぶん、彼にとって僕は、威勢のいいガキんちょみたいなものだったんじゃないかな。

僕の家族が最初に渋谷に引っ越してきたとき、僕たちは母の雇い主が家賃を出してくれた高級な家に住んでいた。でもその後、ラブホテルを改造したみすぼらしい二間のアパートに引っ越さなくちゃならなくなった。僕がコーネリアスの小山田圭吾と一番多く過ごしたのはそのときだった。彼は母親と一緒に、僕と同じアパートに住んでいた。

朝の7時に渋谷を歩いていると、徹夜して馬鹿騒ぎしていた東京時代の10代の頃の記憶がよみがえる。何枚か写真を撮って、Flickrにアップロードしておいた

Joi with Timothy Leary terminus
Timothy Learyの遺灰で作った端末と僕

かつてTimothyが言ったように、「それに値する者は誰もがTimothy Learyに触れることができる(everyone out there gets the Timothy Leary they deserve)」.WAV ファイル

僕は今日、etoyのエージェントであるetoy.Monoromとetoy.Silvanに、Mission Eternityプロジェクトについてインタビューした。そこで僕は、このプロジェクトのテストパイロットの一人だったTimothy Learyとチャネリングをした。このプロジェクトの一環としてTimothyの遺灰で作った端末というのがあって、この端末は、石棺のインスタレーションに接続されている。この端末は、エンジェルと呼ばれるボランティアのネットワーク活動を、オンラインで追跡したり管理したりするんだ。エンジェルというのは、Timothyのアイデンティティーを表現するデータの維持を行う人たちのことだ。多くの点で、このプロジェクトはまだ成長段階なんだけど、僕は僕なりにこのプロジェクトに貢献している。

僕は以前、僕らのうちの何人かはTimからチャネリングしてほしいと呼びかけられた経験があることをetoyに話したことがある。Timが忙しいときか、彼が何かほかの事をしなければならないときには、僕が彼の代わりに彼への質問に答えたり考えを伝えたりしてくれないかとTimに頼まれたことがあるんだ。そのとき僕は、彼と一緒に「新人類(New Breed)」という本を書いていて、よくその本の話をアイデアを話していたものだよ。馬鹿げた質問に答えなくちゃならないときは、たいていの場合、「自分で考えろ!」って答えたよ。僕は以前、こういった類のインタビューを、ちょくちょく隣の部屋に来るTimとチャットルームでやっていた。だから僕には、Timが何を言うのかを想像することはそんなに難しいことじゃないんだ。彼が逝ってしまって10年経つけど、僕は、Timがいたら今の情勢をどう考えるだろうかと深く考えないではいられないし、彼の役割を果たすように努力しなきゃならないと思っている。

インタビューはとても面白かった。

このインタビューの準備をしているとき、僕に関するWikipediaの記事に寄せられたあるコメントについて考えてみた。そのコメントには、「ItoはTimothy Learyのゴッド・サン(God Son)」だとか「ItoはTimothy Learyのいわゆるゴッド・サンの一人だと言われている」だとか書いてあった。最終的には、善意のある誰かが修正コメントを書いてくれていた。かと思うと、Timothyに関する記事から僕の名前が消されていたりもした。僕は、僕とTimothyの関係を、重要だとも面白いものだとも思わず、もしかすると不快に思っている人たちがいることに気が付いた。僕はこのことに食ってかかろうとは全然思わない。けど、僕がブログで書いた記事から重要な名前が抜け落ちてしまっているように思えて、ちょっと悲しい。

このことについてもう少し考えたとき、僕はTimの引用を思い出した。僕はTimが、人々の心を強く動かし、彼らを特別な気持ちにさせたことを覚えている。僕は、彼によって直接的に、あるいは彼の作品を通じて心を動かされた「すべての」人たちは、それぞれ自分のTimを持っているのだと思う。僕には彼らのTimを奪う権利はない。だけど、Timの存在というものを、僕たちが心のうちに持っているすべてのTimの集合体と考え、何らかの形で皆が集まって、僕たちの記憶を通して彼をよみがえらせることが理解できたら素晴らしいと思う。僕は、これこそetoyがMisson Eternityを通して実現したいことであり、また僕をハッピーにしていることなんだと思う。

今僕が驚いているのは、ますますたくさんの情報がオンラインで手に入れられるようになり、僕たちが自分の記憶について互いに話し合えるようになっていることなんだ。Timは、その影がうすれるどころか、僕たちの活動を通して、ますます生き生きしてきている。もし彼が今、ひとつの存在になって戻ってきたら、たぶん彼は今以上に大きな存在になると思う。僕は、断片的なことや過去の細かなことで口論するのはやめて、みんなで一緒に行動してTimの精神をよみがえらせることができたらいいなと考えている。

追加:Timothyが僕のことを彼の「godson」と呼んでいるビデオをChrisが見つけてくれた。ありがとう,Chris!

Tom Coates
Tom Coates

Fiona and danah
Fiona and danah

1年の間で最も好きなイベントの1つ「 the Microsoft Social Computing Symposium」に来ている。会場の様子はストリーミング中継されている。VLCプレーヤーでMMSとして再生できる。

IRCのバックチャネル「irc.freenode.net/#scs2007」も用意した。

いつも通り 「#joiito」も使っている。

会場で撮った写真はFlickrに上げておくよ

Gerfried Stocker
Gerfried Stocker

気温が7℃で雨続きだったことを除けば、今年のArs Electronicaはとても楽しかった。今週は、5つの会議と10件のメディアインタビューがあって大変だったけど、SandraとElizabeth、それにFumiのおかげですべてうまくいき、どうにか切り抜けることができた。残念ながら、全部のインスタレーションを見て回る時間も、話をしたかったいろんなアーティストとそうする時間もなかったけれど、十分すぎるほど面白い話ができたので、今回はとても良かった。

今年は、MOGAというユニット(稲蔭教授の研究室、FumiがメインのJoi's lab、中野裕之氏のPeacedelicチームのコラボユニット)と一緒にArs Electronicaへ行った。 MOGAは、Linzに『Jump』というインスタレーションを立ち上げていた。 また、稲蔭研の勝本雄一朗氏が雨刀(あまがたな)を紹介していた。 Ars Electronicaのコンテクストでは、今まで一緒にやってきた学生達と会えて楽しかった。

ほとんどの会議の内容がオンラインのどこかで公開されることになるんだろうと思うけど、それがどこかなのかよく知らない。;-) 以前、あるビデオインタビューをArtivi.comで見たことがあるけどね。

Ars Electronicaの今年のテーマはプライバシーだ。

僕が最初に参加したセッションは、Austrian Associationとその審査員、それにArs Electronicaコミュニティーのメンバーによるセッションだった。 そこで僕は、まずジェネレーションギャップについてざっくりと話をし、それから、インターネットの新規ユーザ間で、その技術のもたらす影響や技術の使われ方がいかに違うか、また、新しいメディアを若い世代がどのように利用するかを年配の世代が理解することがいかに難しく、しかしまたいかに重要かについて話した。僕は、何人かの審査員との対談で、彼らがとても前向きであることに非常に感銘を受けた。僕はまた、将来の地球規模での民主化にはGlobal Voiceが重要であることも話した。僕は、政治家たちよりも連邦判事たちのほうが、民主主義やプライバシーの犠牲といったことについて、もっと長期的な視点で考えられるんじゃないかと思っている。 アメリカの10th Circuit Courtによる最近の判決が示すように、すぐれた判事がいることは素晴らしいことだ。

Summer Watson
Summer Watson

次に参加したセッションは、将来のトレンドに関する、企業の役員達とのディスカッションだ。興味深いプレゼンがたくさん行われた良いセッションだった。僕が一番面白いと思ったのは、イギリスのソプラノオペラ歌手、Summer Watsonによるプレゼンだった。彼女は、北極点へのlast degree(北緯89度から90度まで)をスキーで滑り、環境問題への行動を呼びかける目的で、北極点でアリアを歌うと宣言した。

僕はこの後、彼女と一緒にコーヒーを飲み、Creative CommonsやオンラインIDについてたくさん話をした。そして、僕は Summer WatsonのWikipedia記事を書こうと思い立った。

僕はまた、WoW(World of Warcraft)のセッションも行った。これについては詳しく説明するまでもないよね。

Volker Grassmuck
Volker Grassmuck

それから、Leonard Dobuschとセッションを行い、Free NetworkやFree Knowledgeの重要性について話をした。 重ねて言うけど、僕は、このブログを読んでいる皆さんが、僕のポジションがどういうものであったか想像できると確信している。LeonardはLinz市長の息子でもあるんだけど、彼は、公共アクセスのサポートに関して市政が果たすべき役割について面白い考えを持っている。彼は最近、ある本を共同編集で出版したんだけど、その本では、公共アクセスに関する様々な議論が行われているんだ。彼はVolker Grassmuckの論文を引用したのだけど、Volkerはその論文の中で、コンテンツを提供する公共スペースをWeb上に設けることが重要であると主張しているんだ。

最後に僕は、パネリストとして授賞式とFair Musicの発足会に参加した。 Fair Musicの背景となったアイデアは、音楽にもFair Trade markに相当する何かを作ろうというものだったんだ。Fair Trade markが、Fair Tradeの要求基準を満たしている製品を特定しようとするものであるのに対し、Fair Music markは、アーティストや消費者を公正に扱っている企業やプロジェクトに与えられたものなんだ。ここで言う「公正」とは、報酬を公正に配分してもらっているアーティストのことや、音楽ビジネスの「Northern dominance」への偏向に抵抗して多様性を促進するプロジェクトなど、いろいろなことを意味している。

Fair Musicに関して、僕は、新しいビジネスモデルの必要性や、Creative Commonsの果たす役割を中心に話をしてきた。

Ars Electronicaで僕が撮影した写真をFlickrにアップしておく。

Front yard on hazy morning
時差ぼけで朝の3時に起きちゃったから、LyndaでAdobe Lightroomのトレーニングを見た。僕はいろんなコントロールを習ったから使ってみたくて、庭の霧が出てて霞がかかってる写真を撮ったんだ。そしてLightroomを使ってみた。まだ僕は習うことがたくさんあるけれど、曇り状態の光をうまく処理できるようになったよ。日本は梅雨の時期だからこれを習っておくとかなり使えるね。

それから僕は色収差(chromatic aberration)を直す方法をひとつのイメージに使ってみたよ。

僕のブログはもっと日記みたいに使って、もっとFlickrにいろいろ載せてみようと思っているよ。最近、このブログよりもFlickrでのコメントを返す時間の方が長くなっているからね。 僕のプレゼンスを少し修正する必要がありそうだね。

2007/7/6 Joiの英語版ブログより
訳:Taiichi Fox
コメント:Joiの写真は驚くべきスピードで上達していることがわかる。 2年前のブログと比較してみると良くわかる。

マケドニアの新聞の取材に答えるためにたくさんの質問の答えを用意してるよ。 僕はもしこの答えた内容を自分のブログに載せれるならもっとモチベーションが高まるのにっていうことに気づいて、記者の人にそうしていいか効いたんだ。そしたら載せていいって回答だったよ。ありがとうVlado。

それで、僕の答えを載せることにするよ。インターネット、CC、Mozillaに関する質問と回答だよ。もしあなたがこのエリアに関して新しくなくても、基本的な質問が知りたければここではじめるといいよ。

こういう内容をWikiに載せていくといいんだけどね。

質問と回答の内容(英語)

2007/6/23 Joiの英語版ブログより
訳:Taiichi Fox

僕は菜食になる決意を2006年12月13日にしたんだけど、それから約6ヶ月がたった。 僕の決断が正しかったと思うし、僕はもっと健康にそしてハッピーになることができた。
そして僕はこれからも菜食でいようと思う。

少しアレルギーがある以外は、ほとんどの問題は解決に向かっているんだ。肥満、脂肪肝、尿酸、胃酸過多、神経、睡眠の問題、コレステロール、みんな改善に向かっているよ。そして僕は前よりもエネルギーがみなぎっている。

菜食になってから18キロの体重が減って、過去2ヶ月はこの体重で安定してる。最初の数ヶ月に体重が減って、その後の減少はゆっくりになって安定したみたいだ。
そして僕は前より健康に見えるみたいだね。

この実験は特に科学的にやってるわけじゃないんだけど、エクササイズを毎日したり、タバコを吸うのをやめて、たくさんお酒を飲むのを辞めたんだ。
こういうことは僕の体をヘルシーにするのに寄与してるんだけど、ただのダイエットしてるとは思ってないよ。

このダイエットを始めたときはきっといい健康になるためには楽しみをあきらめなきゃいけないって思ってたんだ。でも本当は違った。今までよりも食べることを楽しんでいるよ。菜食になってからは僕の庭とか菜園をやることが楽しくなったし、家にいるときは何時間も菜園にいることもあるよ。 それに僕は堆肥が、ごみから堆肥になって、植物がそだって、食べ物になるっていうサイクルがうまくできることを望んでるんだ。

飛行機でフレッシュなトマトが出てきたときだって、今までにないほどにトマトを楽しむことができるし、どんな風にトマトが育てられてたのだろうってイメージすることもある。 旅行にいって現地の野菜を食べるときも現地の農園とか丘で野菜を作ってることに興味があるし、僕が食べる前に野菜がどんな経過を経ているのだろうっていうことに興味がある。 僕は野菜の味を楽しむとともに、この自然のサイクルに参加できることに喜びを感じているよ。
朝食のグリルされた野菜に、フレッシュなフルーツを食べれることは本当に喜ぶべきことだよ。

菜食じゃない人に無理やり菜食を薦めようっていってるわけじゃないんだ。でももしあなたが菜食になることに少しでも興味があるなら、やってみることをお勧めするよ。そんなに難しいことじゃないからね。

そして菜食のVegan Wikiaに参加してくれる人も募ってるよ。

2007/6/18 Joiの英語版ブログより
訳:Taiichi Fox
コメント:チョコレートケーキの誘惑からどうやったら逃れられるのか。。。

まだ家に帰ってきたばかりなのに、また長旅にでなければいけないんだ。

僕はスイス、ドイツ、クロアチア、マケドニア、アメリカ、プエルトリコに行く予定だよ。ヨーロッパには数ヶ月間も行ってなかったから、楽しみだよ。でも家を長期間留守にするのはあまり楽しくないな。

僕はNativeEnergyのサイトで300,000マイルの飛行機での飛行を60トンの風力エネルギーのクレジットに交換したところだよ。

地球の裏側で会おう!

2007/6/6 Joiの英語版ブログより
訳:Taiichi Fox
コメント:Joiは経済活動をする上で、環境のことも考えているのが素晴らしいと思った。

僕はまたAll Things Digitalに来てるよ。今年はBill GatesとSteve Jobsが同時にステージに上がってインタビューされるから楽しみだよ。ビデオがリリースされるかどうかはわからないんだけど、もしできたら僕のブログに載せるよ。他に誰かここに来てる?

2007/5/29 Joiの英語版ブログより
訳:Taiichi Fox
コメント:Joiもインタビューに加わって欲しいと思うのは僕だけでしょうか。

今、ちょうど東京からサンフランシスコに来たところだよ。僕のホテルの部屋はまだ用意できてないって言われたんだけど、それでも僕は怒らないでハッピーで静かだったよ。僕がいつも瞑想してるみたいな状態だった。絵を描いてるのが良いのかもしれないし、KriyaYogaの本を読んでるのが良いのかもしれないし、それとも天気が良いせいなのかはわからないんだけど、僕は今ストレスがたまるって事が考えられないよ。

でもそんな事もないかもしれないな。きっと今僕がストレスがたまる事がきっとあるはずだ!

僕のサンフランシスコの友達達には謝っておくけど、明日の朝に東京に帰らなければいけないからあんまり皆と過ごすことができないんだ。

2007/4/26 Joiの英語版ブログより
訳:Taiichi Fox
コメント:きっと僕なら2秒でキレるでしょう。

Running
10%ルールを超えてる。。。
Chart from Nike
サイクリング、スイミング、ランニングを始めることにしたよ。ミニトライアスロンがやりたかったっていうのと、毎日エクササイズしてて僕の体に少しだけほころびが出てきてるっていうのが理由だよ。これなら10%ルールを簡単に続けることができそうだからね。(週に10%以上のエクササイズの向上はしちゃいけないんだ。)

僕の3つのエクササイズの時に使うメディアの現状は:

ランニング - PodrunnerとNike+とiPod nano。
スイミング - SwiMP3で静かな音楽を聴くこと。(僕の肩が治るまでお休み中)
サイクリング(固定式)- Lostと24、それから他のテレビのエピソードとiPod Videoでのビデオ鑑賞。

2007/4/15 Joiの英語版ブログより
訳:Taiichi Fox

僕はもう夏時間とか時差の調節とかするのが嫌になってきてるよ。 前にもやった事があったんだけど、もう一度やってみる試みなんだけど、僕のコンピューターの時間をUTC(協定世界時)に合わせて周りの皆にUTC時間を使ってもらうんだ。たとえば電話をかけてもらう時間を合わせる時とかね。

周りのみんなが僕の為にUTCに合わせてくれた方が簡単なんだ。そうじゃないと、僕とみんなの間には変更しなきゃいけない時間があまりにあるからね。どういう事かっていうと、南半球では夏時間にするのは北半球とは逆方向にしなきゃいけないし、国によって夏時間の始まる日時が違うからね。日本みたいに夏時間使っていない国もあるわけだから。だから誰かが僕にある国で何かをやってほしいとすると、時間を2回調節しなきゃいけないんだ。UTCを使うことによってエラーを減らすこともできるし、時間の調節もUTCに合わせるだけで済むんだよ。少なくともこれがセオリーなんだ。

Time and Date.comThe World Time Serverは時間を調べるのに良いサイトだよ。それにAionはOS Xのメニューバーとしてタイムゾーンを表示させるに役に立つ。それに僕の見たところでは夏時間への変更も問題なくできてるみたいだ。

2007/4/15 Joiの英語版ブログより
訳:Taiichi Fox
コメント:僕は時計とメールのない生活に憧れる。

Playing Wataridori
Mizukaと僕は僕のはとこの圭吾と彼のバンド(彼はコーネリアスとして知られてるんだ。)が渋谷で演奏するのを見に行った。この東京のショーはちょうど家族がみんな集まるから、小さかったMiloがどれぐらい成長してるかとか、おばが元気にしてるかなってのが解るいい機会だよ。

ショーはいつも通り素晴らしかった。彼の演奏した「Wataridori」の曲は僕が大好きな曲で、WiredのCDではCreative Commonsのライセンスで提供したものだよ。

ショーでは光を絞った写真とか写真を使ったアニメーションを使ったクールなビデオがたくさん使われていたよ。

彼がたくさん使ったのは古いエルビスのハワイでの映像なんだけど、エルビスの顔の部分がイソギンチャクの映像になってるたんだよね。これにはかなりウケた。
この映像の後にはテルミンを使った「My Way」の演奏が始まった。

このショーでは観客も一緒に参加できるような仕掛けがあって、彼が観客と一緒にグループ写真を撮ったりしたよ。観客がビデオに登場したりとかの仕掛けもあった。

僕は二階席から見てたんだけど、90ミリレンズを使ってたからステージの画像はあんまり良く写らなかったんだ。写真はFlickerに載せておいた。

2007/4/7 Joiの英語版ブログより
訳:Taiichi Fox

Eventfulのサイトにパフォーマーとして登録したよ。もし僕にイベントに参加してほしかったら、"Demand Me"の機能を使ってほしいな。Eventfulのサイトの中を探検してるんだけど、なかなか面白いね。僕の参加するイベントもこのページに載せておくよ。

2007/2/20 Joiの英語版ブログより
訳:Taiichi Fox

僕はこの厳しい菜食ダイエットをやっている最中に、インドに行くことに何を期待したらいいのかわからなかった。僕がインドに行くのは3回目で、菜食になってからは初めての訪問だよ。

僕は結構、旅行先の水に対して敏感で、いつもお腹を壊すんだ。他の人が平気な時でも僕だけお腹を壊したりする。東南アジアを訪れたときは必ずと言っていいほど腹痛になる。インドに行った時も、タイに行った時もバリに行った時もそうだった。
こんな経験があったから、ボトルに入っている飲料水以外の水を飲むことと、その水で洗ってある物に対して敏感になってるんだよね。

でもそう考えるとサラダとか、むいてない果物を食べることはかなり難しいと言わざるを得ないね。

インドに行った結果としては全粒粉じゃない麦や米を食べたり、少しのバターとかクリームとかを食べちゃったりしたんだ。それに他の料理も油っぽかったしね。そんな事を言っておいた上ではなんだけど、僕のダイエットに合っている料理も見つけることができたし、フルーツも良いものを見つけることができたよ。僕が思うにはダイエットの路線からはそんなに脱線していないと思うんだ。

僕が一番びっくりしたのは何を食べても素晴らしい味がしたことなんだ。なぜかっていうと、普段は限られた種類の野菜とかしか食べていないのと、普段忙しい時はまったく調味料を使わないで食事を食べていたのが影響しているのだと思う。僕が食べた料理はすべてがまるでフレーバーが爆発したみたいに口の中に広がっていくんだ。これほどにインドのスパイスを楽しんだことは今までなかったな。

インドで食べたほとんどのメニューは肉食のものよりも菜食のものが多かった。一緒に食事した人達も半分がベジタリアンっていう事もあったよ。インドでは飛行機によっては菜食だけの食事を出したり、菜食の人にしか貸さないアパートがあったりするんだって。すごい!

今僕が真剣に考えてるのは何か水に対する抗体を菌によって作ることができないかっていうことなんだ。インドで食事をするにはこれが必要だからね。

Venkateshは僕に瞑想を教えてくれたんだ。さっそく瞑想を試してみようと思う。

それから買わなきゃいけないのはタイダイ染めのTシャツ(ヒッピーが着ている絞り染めのシャツ)とBirkenstockのサンダルだね。;-P

2007/1/28 Joiの英語版ブログより
訳:Taiichi Fox

菜食を始めてから得た大きなボーナスとしてはキッチンがきれいだって事。
だって、もう死んだ動物とかがゴミにでないし、ゴミに出るものと言えば植物のいらない部分のみ。もうお皿に油脂がつくこともないし、皿洗いだって簡単だよ。

それに最近は食べ物を持ち歩くことをはじめたよ。僕のナップサックの中は生野菜とかフルーツのバッグがいっぱいで、どこでも食事を食べれるよ。ちょっとワイルドな感じがするけど、これがなかなか効率がいい。それにポケットナイフを持ち歩く本当の理由を見つけたよ。;-)

2007/1/16 Joiの英語版ブログより
訳:Taiichi Fox

僕がこの菜食のETLダイエットをしてから、できるだけ運動をするように心がけてるよ。
僕が旅行をしてない時はできるだけ毎日泳ぐようにしてる。最初に水泳を始めた頃は100メートルを泳ぐのがやっとで、とても疲れた。でも少しづつ時間と距離を長くしていったんだ。今日は2.5キロを1時間で泳ぐことができた。 いつもたくさん泳いでる人がこれを聞いてもあまり驚かないかもしれないけど、僕が数週間でここまで達成できたのは良いことだと思ってるよ。(30年前の中学の時には泳いでいたけどね。)

野菜やフルーツだけ食べてても十分なエネルギーをとれないんじゃないかって皆に言われるんだけど、僕のスタミナは毎日増加してるように感じる。これは決して幻覚ではないと思うな。それに今までに2.5キロも泳いだことなかったしね。

今日は6週間のダイエットのうちの3週目の最後の日で、ちょうどこのダイエットの半分にさしかかったところ。たくさんの人から僕のダイエットについて心配するメールをもらうから、このダイエットが終わったらまた結果を報告するよ。 まだこのダイエットについて全体が理解できた訳ではないんだけど、今のところ調子がいいよ。

2007/1/3 Joiの英語版ブログより
訳:Taiichi Fox

Eat to Liveの本の中にTrue Hunger(本当の空腹感)について説明している部分がある。

あなたがダイエットをある程度のレベルまですすめていくと、本当の空腹とただ食欲で食べたいだけとの違いがわかるようになる。このレベルになると体が健康になって、通常空腹の状態で経験する虚弱になったり頭痛がしたりする事がなくなる。

僕はTrue(本当)っていう言葉がどうしても僕を不安にさせるから僕の考えを発表するのはもう少し後にするよ。

今日がダイエットの三週目の初日なんだけど、僕のダイエットの習慣は身についてきて安定してきたよ。

はじめに僕の体に起きた変化は、舌で感じる味が変わったこと。これは一週目から変化がみられるようになった。目で食べ物を見て頭で考えてるときは「この魚は美味しそうだな」とか「あのレタスは味気がなさそうだ」とか「あのリンゴは酸っぱそうだ」とかって感じる。でも実際に魚の入ったスープを飲んでみると魚は油っぽい感じがして変な感じがしたり、レタスを食べても甘くて濃かったり、リンゴにしてみればマジックフルーツを食べてるような感じがするよ。今は野菜とかフルーツの味が素晴らしく感じるようになって楽しめるようになったよ。

味が変化したのと同時に食欲とかお腹がへる感覚も変わった。今までの生活で感じていたような空腹感がなくなった。今では僕が空腹を感じるのはエネルギーがなくなってきた時だけ。運動をすると空腹を感じるのが加速されるんだ。空腹になるっていうのは電池が切れてきたみたいな感覚になる。この空腹の感覚は心地いい。僕の中身を浄化してるみたいな感じで、水の入ってないグラスみないなイメージかな。あくまでもこれは僕の空想だけど、空腹になった後に食事をすると食事の途中でエネルギーがみなぎってくるのがわかるんだ。

この経験は今まで僕が感じていた空腹とは明らかに対照的なものだね。今までは食事と食事の間に(血糖値で)空腹を感じていたり、油っぽいものとか甘いものを見るとお腹が空いていたんだ。今までの生活では血糖値が一日中上がったり下がったりしてて、お腹が空くと簡単にカロリーが取れるものを食べたりしてたよ。夕方の5時ごろになるとお腹を満たすためにお酒飲んだりとか。まだ今でも美味しそうなものをみると「美味しそうな臭いがするな!」っていう感覚はあるんだけど、でも今までみたいに欲しくなったりはしなくなった。

僕は今、食事に含まれるカロリー、たんぱく質、炭水化物、脂肪とかの比率と栄養価がどれぐらいなのか記録をつけてるよ。 面白いことに毎食お腹いっぱいに食べてるんだけど、それでも毎日必要なカロリーにはちょっとだけ届かなくてバランスの取れた食事をとれてる。食事をしてると炭水化物ですぐに満腹になるのがわかったり、もっとたんぱく質を取らなきゃって感じる時がある。僕の幻覚かもしれないけれど、ブロッコリや豆の中に含まれている少量のたんぱく質がわかるような感じがする。

僕のダイエットでは完全な実験とはいえないんだけど、僕は実験してみたいものがある。何かっていうと人間は食べ物に対する意識を無にした状態で、本能によって必要な栄養素とかエネルギーとかを摂取できるのかってこと。僕と同じETLのダイエットをやってる人達が言うのは体が必要としているものを食べればいいから心配するなって言うんだ。ただこの実験をするには自分がダイエットしてるのを忘れる事が必要だね。その状態になったら体が本当に必要なものを計算して摂取できる可能性があるのかがわかるようになるから。

僕が思うには、自分の体が自動的に考えてビタミンB12を必要としてるからってB12を生成するバクテリアを集めたりとか、オメガ3が必要だからってアマニ油をとったりすることはないだろうなってこと。でもね、体が必要としてるものを体が自動的に考えて採るっていう考え方はとっても良い考え方だと思うから僕はもっと実験してみたいと思うよ。

2006/12/28 Joiの英語版ブログより
訳:Taiichi Fox

Joiのダイエットパート2

僕のやっているダイエットのまとめを書いたんだ。
かなり長いまとめなんだけど、もし興味があったら読んで欲しい。

Eat to Live(ETL)のダイエットをやってから8日間が経過した時のまとめ。6週間のスタートアッププランの途中経過。


Eat to Live 6週間プラン

無制限に食べていいもの:

* すべての生野菜、生のニンジンを含む。(ゴール:1日約450グラム)
* 調理済み緑色野菜  (ゴール:1日約450グラム)
* 豆、さや付の豆、もやし または 豆腐 (最低1日1カップ)
* フレッシュフルーツ (最低でも1日4個).
* ナス、キノコ、ピーマン、オニオン、トマト、その他のでんぷんを含まない野菜(無制限)

*豆は毎日食べなければならないが、豆腐はあまり頻繁に取らない。

制限されなければならないもの:

* 調理済みのでんぷんを含んだ野菜 または 穀物 1日1カップ(シログルミ または かぼちゃ、コーン、さつまいも、玄米、調理したニンジン、全粒粉のパン、全粒粉のシリアル)
* 生のナッツ、種 (1日28.5グラム) または アボカド 約60グラム
* 粉末アマニ (1日1スプーン)
* 豆乳(甘くないものが良い 1日1カップ)

*できるだけパンとシリアルをとらないようにする。

食べてはいけないもの:

* 乳製品
* 動物製品
* おやつ
* フルーツジュース、ドライフルーツ
* 塩、砂糖

このダイエットをするにあたって僕はお酒を辞めた(再度)、そしてエクササイズの量を増やして1日おきに1時間の運動をすることにした。僕の食生活などのいろんな部分が変わったから、運動の習慣を変えたことはコントロールされた実験とはいえないけどね。
僕はあるものに興味を持つと注目しすぎる傾向があるけど、他の人から聞いた話しとかを総合したものをまとめるよ。

まずはじめに僕はアルコールを飲みたくなることが全くなくなったよ。今まで飲みたい時は毎日アルコールを飲んでいたんだけどね。たぶん僕の習慣が変わって、ピュアになる事に集中したのと、食生活が変わったショックによるものが原因で辞めれたんじゃないかな。グッドニュースだね。

このダイエットを始めた後、最初の何日かはあまり良く習慣が身につかなかった。

最初の夜は寝るのが大変だった。でも、最終的にはいつもより深く寝ることができていつもよりリフレッシュした朝を迎えた。これはアルコールを飲まなくなったのと食生活が変わったのが影響してることは間違いなさそうだね。全体的に見ると僕は自然に寝る事ができるようになって、自然と起きるようになった。夜中に3回の国際電話に起きてもすぐ合間に眠れるんだ。

それから物事が明るく感じるようになったよ。
(ただ天気がいいだけかも知れないけどね。)
それか、「新しいプロジェクトだ!」って興奮してるのも少しはあるかも。
全然エネルギーの消耗を感じる事はないし、今までよりも安定したハッピーなエネルギーを得ることができているようだ。

最初の何日かは、「少しだけお腹が空く感覚」が何回かあった。でもこの感覚は「本当のお腹が空く感覚」に変わっていった。これは本に説明されてたものと同じだ。

最初の何日かはうまく消化できないものがあった。1週間たった後は体が慣れて消化できるようになった。

僕の舌は初めて2日ぐらいで塩と油のない食べ物に慣れた。小魚とか、ダシに使われてる肉とかに気づくようになって野菜の味をおかしく変えたんだ。他の人が肉とか魚とか甘いものとか食べてるのを見てても特に欲しくなくなった。1週間が過ぎた後に肉を食べてるイメージを思い浮かべたけど欲しくなかったよ。

その代わり今までの生活では楽しんでいなかったフルーツを食べることが快感になった。いつも僕は野菜を食べることが好きだったけど、今はもっと好きになった。多くの時間を野菜を買うのに費やしたり、オンラインで野菜を比べたり生産地を気にするようになった。これは本当に楽しいことだね。

豆は。。。今まで僕は豆が本当に嫌いだった。でも今は豆は僕の食生活にとって肉の代わりになる物だから味わって食べてるよ。

僕の肌は乾燥してて、(たぶん油分をとってないからかな)そして僕の髪質が変わった。これは最初の何日かに比べてバランスが取れてきたと思う。

全体的にみて、涼しく感じるようになったのと汗が今までほどでなくなった。今まで暑がりだったからこれは良いことだね。摂取カロリーが低くなったのと関係があるのかな。定かではないけどね。

エクササイズをしてると、体がエネルギーを燃やしてるのが解るようになって、もっと体がエネルギーを欲しがるサインの「本当のお腹が空く感覚」を感じるようになった。僕のメタボリズムは食事を取るまではゆっくりになって、食事をとると早くなるようになった感じがする。僕がハイスクールでレスリングをやって以来、こんな感覚を感じたことはなかったな。最近まで僕が空腹だと感じていたものは「食の欲求」であって、今感じている体がエネルギーを欲しがる欲求とは違うものだと感じたよ。

今のところ僕の体重の6.5%にあたる5.3キロが落ちた。でもそんなに空腹を意識せずにやせられたよ。僕のカロリー摂取量は少なくなったけど、特にカロリー制限をしてるわけじゃないよ。
それより本当に大変なのは毎日1キロの新鮮な野菜を買ってきて洗うことだよ。

このダイエットは楽しくで効率がいい。 Eat to Liveの本の中で触れられている The China Studyっていう本を読んでるんだけど、この本はEat to Liveとはちょっと違って、このダイエット法についてもっとリサーチを重視してある本だよ。それから僕はサプリメントとしてDHA オメガ-3 とマルチビタミンを採っているよ。僕の採っている栄養素を記録してみてもし足りているようならマルチビタミンはいらないかもしれないな。

僕が栄養の計算に使っているのがNutriBase7っていうソフトなんだけど、これがすごい。何がすごいって栄養の記録ができたり、チャートにしたり、比べたり、比率を出したりできるんだ。でも僕はまだ意味のわかっていない項目もあるけど、一応、全部の記録をとってるよ。もっと勉強すればこのデータの意味がわかるようになってくるはずだよ。
僕は今、タンパク質-炭水化物-脂肪分の良い比率を探しているんだけど、アメリカの標準値(US RDA=Recommended Daily Allowance)を使っていいものなのか迷っているよ。これよりももっといい指標があるんじゃないかってね。

他の人から見たら僕がこのダイエットにすごく興味があることがすぐにわかるね。
あとはどれぐらい続くかだな。

2006/12/24 Joiの英語版ブログより
訳:Taiichi Fox

40歳になるということは自分の健康をもっと考えなくてはならない歳にきたということだ。僕が最近受けた血液検査では注意しなければいけない項目がいくつかあって、このままでは今後も太りすぎになるのは目に見えている。以前はよく炭水化物の少ない食事をするダイエットをやっていたんだけど、今となってみてはそのダイエットは私の心臓や他の機能に決して良い影響を与えてはいなかったようだ。

僕は友達と一緒に運動プランと太りすぎについて議論したんだけど、友達は僕にファーマン博士Dr.FuhrmanEat to Liveを調べるように勧めた。早速Googleで検索すると、Wikipediaにはあまり内容のない中立的な意見しか書いていなかった。ある人はファーマン博士について批判的な意見を述べていたし、その批判的な意見は他の人の書いた肯定的な意見によって破壊されていた。結果、ファーマン博士についてネガティブな内容はほとんど発見する事ができなかったんだ。(調べるのが足りなかったのかもしれないけれど。)

ファーマン博士のウェブサイトと本はちょっとセールスっぽい要素があったんだけど、これはあくまでもアメリカの大衆向けに書かれている本だからね。僕はこの本を読み始めた。

彼の理論は基本的にわかりやすい。多くの繊維をとって、肉、魚、油、炭水化物を控えるようにっていう考えなんだ。 これは健康=栄養/カロリーっていう考え方で、健康を維持することは摂取するカロリーに対して高い栄養素を必要とするっていう考えなんだ。もちろんフルーツはOKだね。

とにかくこの方法でダイエットをやってみようと思っている。はじめに6週間の急激なデトックスをして、それが終わったあとは少し緩めて多種の食物を摂取する。その時にはやっぱり多くの野菜とフルーツを取る必要がある。


2006/12/13 Joiの英語版ブログより

Dialogcover
昨日僕と村上龍さんとの対談本「個」を見つめるダイアローグが出ました。Amazon.co.jp売ってます。

朝日新聞レビュー

Epilogue

 日本生まれで、アメリカで育ち。その後の人生も、二つの国を行き来しながらすごしているわたしには、それぞれの国を「外側」から見る習性がいつのまにかついたような気がします。アメリカはよく「巨大な民族の坩堝」といわれますが、わたしからすると、たしかに民族の坩堝ではあっても、けっして文化の癒合した国には見えない。一方、日本という国は、よく「均一国家」ととらえられがちですが、わたしのイメージは、シルクロードの東端に位置する、多様な文化の融合した国、それが日本です。
 豊かで、懐の深い、多様な文化をもつ日本ですが、しかしその多様さゆえに、「複雑な国」として映るのもたしかです。わたしが複雑な思いにかられるのは、日本人自身が自らの国の多様な文化のよさに気づいていないのではないか、という点です。

 一つは歴史的な背景があるでしょう。太平洋戦争での敗戦以来、日本は非常に奇妙な状況に置かれてきました。反共をかかげるアメリカの戦後政策のなかで、日本は東アジアの盾として、厚く保護されてきました。その間、日本人は独自の勤勉さと意欲で、他国が脅威を感じるほどまでに経済を成長させてきました。しかし、経済的な豊かさを背景にした優越感をもつ一方で、自立した精神性をもてず、歪んだままの劣等感を内在させてきた日本人も多くいたのではないでしょうか。それが英語でコミュニケーションがとれないことと相まって、国際社会との非常に奇妙な関係を生み出した――。わたしには、そんなふうに思えます。
 それと、バブル崩壊の問題。これも日本人にとって大きな痛手でした。高齢化社会への対応が急がれる中で、日本人は「失われた10年」をさまよい続けました。小泉首相をはじめとする改革主義者たちは、行財政改革を御旗に改革を推し進め、いま回復の兆しがほのかに見えてきているかのようにいわれます。しかし、この景気回復は主に中国の急激な経済成長に支えられたもので、それによって潤ったのは、建設や機械、原材料といった旧来型の産業構造の中の企業群です。にもかかわらず、多くの日本人は「復活のきざしが見えてきた」と安堵の息をついています。
しかし、ここでわたしがまた心配するのは、日本という国を「外側」から見据えるチャンスを日本人は失いかねない、ということです。バブル崩壊はある意味で、そのチャンスでした。経済だけに頼らぬ、多様な文化をもつ国のあり方について、あるいは経済的な豊かさに頼らぬ「個」のあり方について、みんなで対話を重ねるチャンスでもあったのです。そのチャンスが、見せかけの景気回復の兆しが見えてきたことで、また遠くにかすんでいくのではないか。そして、日本人はまた、心地よい「内側」の世界に安住することになりはしないか。わたしには、それが心配なのです。

ちょっと視点を「外側」に置けば、日本の文化は世界の人から注目を集めていることはよくわかります。日本の製品やブランドには相変わらず高い評価があるし、坂本龍一さんのように、世界各国で厚い支持を集めている日本人アーティストもたくさんいます。しかしその一方で、「内側」にこもりつづける日本人が相変わらず多いのもたしかです。
一つは、先にも述べたコミュニケーション力の問題があるでしょう。そしてもう一つ、あえて言うとすれば、自ら考え、ときには権力に異を唱える覚悟。それが、いまの日本人には欠けてしまっているような気がしてならないのです。自らの視座をもって「外側」の人間とも対話を重ねることは、自立した国をめざすうえでも、自立した「個」を確立していくうえでも、欠かせないことはいうまでもありません。
世界的な視点で物事を考える習慣を多くの日本人がもたないまま、一方では日本の文化や製品は高い評価を受けている。このゆがんだ構造を修正していくことが、これからの日本にとっては、とても重要なのではないかと思います。

そんな日本という国へのさまざまな心配事を胸に抱えながら、忌憚なく、そしてフランクに、村上龍さんと対話を重ねたのが本書です。わたしは、むかしから村上龍さんの大ファンでしたが、坂本龍一さんに紹介されたのがきっかけで、以来、親しくおつき合いさせていただいています。龍さんは、日本にいながら、日本という国を「外側」から見据えることのできる数少ない作家の一人だと、わたしは思っています。そして、誰よりも、世界における日本の状況を理解し、日本の将来の姿を見つめてきた作家ではないでしょうか。
そんな龍さんと、日本という国を改めて「外側」から見つめることができたのは、わたしにとってとても貴重な体験でした。なによりも、対話を心から楽しむことができました。
こんなフランクな対話が日本のあちこちではじまることを、わたしは願っています。「忘れられ